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■2018年(平成30年) 4月 19日(第5239号)
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 下水道法制定から60年
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日本の下水道事業を規定する下水道法が昭和33年4月に制定されてから、今年で60年の大きな節目を迎えた。下水道事業の「持続」と「進化」を見据え、平成27年の改正が記憶に新しいところだが、60周年という大きな節目を機に、改めて下水道法の理念と目指すべき方向性について理解を深めることも重要だ。この認識を踏まえて、本紙では特集号を発行、森岡国交省下水道部長にメッセージをいただいたのをはじめ、旧下水道法も含めた法整備の歴史的経過を改めて振り返った。 (この特集に掲載する図表類は国交省下水道部のご提供、また、原稿執筆・年表作成等に際しては、国交省ホームページ及び日本下水道協会の『日本下水道史』『続日本下水道史』を参考文献として使用致しました。この場を借りて御礼申し上げます)
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 いつまでも"おいしい水を蛇口から"を目指す米子市
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鳥取県米子市の水道は大正15年4月に給水開始し、今年で92年を迎えた。同市は2市1町の広域的給水を行う一方、『米子市水道事業基本計画~新・米子市水道ビジョン~』(平成30~39年度)の策定や紫外線処理装置の設置、全国最大規模のステンレス製配水池の運用、新しい水道局庁舎への移転など着々と事業展開している。本紙では細川庸一郎・同市水道事業管理者のインタビューとともに、これらの取り組みを紹介した。
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