浸水対策テーマに意見交換/大都市下水道会議
第113回大都市下水道会議(局長会議)が26日、福岡市内のホテルで開かれた。全国から東京都や政令市の下水道担当部局長ら約50人が参加。国土交通省下水道部が下水道事業に関する最近の動向を紹介したほか、浸水対策の取り組みなどに関する2つの議題について意見交換を行った。雨の降り方のステージが変わる中、局地化、集中化、激甚化する雨に対応すべく、各地で様々な取り組みが進んでいる。
麻生財務相に訴え/九州地方下水道協会
九州地方下水道協会(会長=高島宗一郎・福岡市長)は26日、麻生太郎・財務大臣に対し、下水道事業の国庫補助制度の堅持や平成30年度下水道関係予算の確保に関する提言活動を行った。
高松全国会議が閉幕/日水協
高松市で開催されていた日本水道協会の全国会議が27日に閉幕した。3300人を超える産官学の水道関係者が一堂に集まった。第91回総会にはじまり、水道研究発表会やシンポジウムなど多彩な催しが用意された3日間。併催の水道展も含め、熱心な議論、活発な情報交換が各所で行われた。この盛り上がりは来年の福岡市での開催に引き継がれることになる。
スリランカ関係者が表敬
JICAが進める「スリランカ国下水セクター開発計画策定プロジェクト」におけるスリジャヤワルダナプラコッテ下水道整備事業準備調査の一環として、スリランカの国家上下水道公社、都市計画・上水道省、国家政策・経済省の職員ら10人が招聘された。職員らは24日、国土交通省を表敬訪問。森岡泰裕・下水道部長らと両国の下水道事業について意見交換した。
盛会の全国会議 福岡市にバトンタッチ
日本水道協会の全国会議は来年、福岡市での開催となる。25日夕開催された懇親会では、開催地引き継ぎのセレモニーが行われ、高松市の石垣佳邦・上下水道事業管理者から福岡市の清森俊彦・水道事業管理者に協会旗が渡された。
永目管理者が復興方策示す/熊本地震部門で基調講演
今年の水道研究発表会では、特別企画として熊本地震部門が新設され、永目工嗣・熊本市上下水道事業管理者が基調講演を行った。
工水で自動検針実験/神戸市水道局、NTT西日本、ミライト
神戸市水道局、NTT西日本、ミライト・テクノロジーズは10日、水道スマートメーターと280MHz帯の省電力広域無線通信(LPWA)を利用して工業用水における自動検針のフィールドトライアルを開始すると発表した。工業用水分野で、280MHz帯のLPWAとスマートメーターを設置・活用するのは今回が国内初の事例となる。トライアルによる技術・業務運用検証で得た成果をもとに、工業用水スマートメーターの事業化と本格導入を目指す。実施期間は平成30年3月末までの予定。
経営・事業等評価委員会を開催/大阪広域水道企業団
大阪広域水道企業団は13日、本部会議室で平成29年度第2回経営・事業等評価委員会(委員長=向山敦夫・大阪市立大学大学院経営学研究科教授)を開催し、『用水供給料金の改定』『水道事業統合促進基金(仮称)の設置』の2議題について検討した。
ICT関連技術・アイデア募集/東京都下水道局
東京都下水道局は、下水道事業を円滑に進めていくうえで必要となる技術的課題の解決に向けて、民間企業や大学などが持つ有用な技術を広く募集し、意見交換を行う「下水道テクノ・カンファレンス」を実施するため、ICT関連の技術・アイデアを募集している。
参加希望者は、「下水道テクノ・カンファレンス参加希望票」を使用して、応募者名、連絡先、E―Mailアドレス、技術名、技術概要を記入し、ファイルを事務局までメールで送付する。申し込みは11月17日まで。
大地震想定し防災訓練/東京都下水道局
東京都下水道局は20日、局内で大地震が発生したとの想定で防災訓練を実施した。
下水流出は応急復旧/堺市上下水道局
台風21号の影響で大阪府の大和川下流流域下水道・今池水みらいセンター内で陥没事故が発生し、陥没エリアの地下にあった堺市管理の下水管(φ1200、ヒューム管)が破損した。さらに土砂流入で管が詰まったため、24日午後8時頃から堺市北区常磐町を中心にマンホールなどから下水が道路上に流出する状況となった。
研究・改善事例を報告/横浜市環境創造局
横浜市環境創造局は24、25日、横浜市開港記念会館で平成29年度環境創造局業務研究・改善事例発表会を開いた。同局職員が、下水道、環境保全対策、公園、動物園など様々な分野について、日常業務を通して調査・研究した技術・知識や業務に従事していくなかで行った改善・事業事例などを報告するもの。
外部有識者招き委員会/岩手中部水道企業団
岩手中部水道企業団は19日、花巻市交流会館で「第1回岩手中部水道企業団不正事案再発防止委員会」を開いた。
ルワンダ公社職員を受入/矢巾町上下水道課
矢巾町上下水道課は9月15日、ルワンダ水衛生公社の職員5人を受け入れて研修を行った。
台風21号での断水 10府県30市町村に
台風21号の影響により断水に至る水道施設の被害があった。厚生労働省の集計では、茨城県神栖市で3400戸、和歌山県紀美野町で2208戸など、10府県30市町村で断水した。最大断水戸数の合計は1万37戸にのぼった。停電や管路の破損によるものがほとんどだった。
断水は27日までにすべて解消している。
災害時対応実効性向上へ訓練/埼玉県下水道局
埼玉県下水道局は26日、大震災に備えた下水道施設の応急対策訓練を行った。
フラッドバスター、3件連続受注/石垣
石垣では、全速全水位型横軸水中ポンプ「フラッドバスター」の受注が相次いでいる。島根県隠岐の島町の港町第一雨水ポンプ場、兵庫県篠山市の京口排水ポンプ場、兵庫県加東市の安取雨水ポンプ場向けとして、3件で連続して採用された。プラントで受注したのは、篠山市・京口排水ポンプ場が初めてとなる。今回は、ゲートに設置するポンプゲートとしてだけではなく、ポンプ井に設置する定置形としても採用されており、多様な設置方法に対応できることも示した。近年、集中豪雨が全国で頻発しているが、浸水に強いまちづくりに貢献するコア技術として今後も採用が拡大しそうだ。
根室市の消化槽新設工事受注/水ing
水ingは24日、根室市建設水道部の根室下水終末処理場消化槽等新設工事(機械・電気)を受注し、同部と請負契約を締結したと発表した。入札方式は、一般競争入札で、受注金額は7億2144万円(税込)。工期は、平成31年3月13日までとなっている。
ダク管の製造、接合を見学/水コン協関東支部
全国上下水道コンサルタント協会関東支部(支部長=菅伸彦・オリジナル設計社長)は9月13日、「第13回水道関係者現場技術研修会」を船橋市のクボタ京葉工場で開いた。
高松水道展が盛況
日本水道工業団体連合会が主催した「高松水道展」(26日、27日)が盛況のうちに幕を閉じた。台風21号の影響で3日間の予定が2日間となったが、その分凝縮された展示会となった。
断層用鋼管がグッドデザイン賞/JFEエンジ
JFEエンジニアリングが開発した「断層用鋼管」が2017年度グッドデザイン賞を受賞した。水道用鋼管でグッドデザイン賞を受賞したのは今回が初めて。
男子テニスが初優勝/橋本総業ホールディングス
橋本総業ホールディングス(橋本政昭社長)の男子テニスチームが第31回全国実業団対抗テニストーナメントに初出場、初優勝し、このほど都内で記者会見を行った。
オリジナルキャラの名前決定/長島鋳物
長島鋳物が初めて制作した2体のオリジナルキャラクターが「ナガピー」「イーモン」と名付けられた。
【特集】シリーズ「課題を追う」
近年、大地震や噴火災害、豪雨・巨大台風による風水害など自然災害が頻発しており、水道事業にも減断水・濁水を伴う大きな被害をもたらしている。自然災害に強い水道システムを構築するためには、過去の災害の教訓を生かし、対応策を検討することが重要になる。厚生労働科学研究費補助金(健康安全・危機管理対策総合研究事業)による「大規模災害および気候変動に伴う利水障害に対応した環境調和型水道システムの構築に関する研究」(研究代表者:秋葉道宏・国立保健医療科学院統括研究官)の研究班は9月22日、同院水管理研究領域との共催で、公開シンポジウムを同院講堂で開催し、基調講演とパネルディスカッションを通じて、講師と参加者が水道における大規模災害への対応を考えた。今回の「シリーズ・課題を追う」では、このシンポジウムの概要を紹介した。
【特集】60周年を迎えた広島県環境保健協会
一般財団法人広島県環境保健協会(以下「環保協」)は、今年12月で創立60周年を迎える。環保協は県と県内18水道事業体の水質検査を担い、地元密着型で水道に貢献している。また、業務提携先の株式会社水みらい広島(以下「水みらい広島」)も、今年9月で設立5周年を迎えた。両者は相互の得意分野を活かし、水質検査と水道施設の運転管理を組み合わせた新しい水道サービスの構築などに取り組んでいる。本紙では環保協評議委員会の議長を務めている放送大学理事・副学長の岡田光正氏をアドバイザーとして、佐藤均・環保協理事長、三島浩二・水みらい広島社長を交え、両者の現状や今後の方向性などを語り合っていただいた。
【特集】下水道事業促進全国大会
日本下水道協会、全国町村下水道推進協議会らによる「下水道事業促進全国大会」が11月2日に東京・平河町の砂防会館別館シェーンバッハ・サボーで開催される。全国の下水道関係者が一堂に会し、来年度の下水道予算確保を求め、一致団結を図る。本特集では、大森下水協会長と森岡国交省下水道部長の寄稿の掲載をはじめ、関係団体の来年度予算に対する声を紹介。また、下水道整備の成果として、今年度の「循環のみち下水道賞」を受賞した取り組みのいくつかを紹介する。