上下水道の運営基盤の強化へ/広域連携と施設の最適配置を/上下水道政策あり方検討会

 国土交通省上下水道審議官グループは12日、上下水道政策の基本的なあり方検討会(委員長=滝沢智・東京都立大学特任教授)の第8回を開催し、第2次とりまとめ案について意見交換した。第2次とりまとめでは、「強靱で持続可能な上下水道インフラを次世代に守り継ぐ」という将来に対する使命を果たすため、広域連携に伴う事業規模拡大による業務執行体制の強化と集約型・分散型のベストミックスによる施設の最適配置の2つを大きな施策の方向性としている。第2次とりまとめは、来年1月に公表する予定。

下水道展’26東京の出展者募集/「IT・DX」ゾーンなど新設/8月4~7日 東京ビッグサイト西展示棟で/下水協

 日本下水道協会は「下水道展’26東京」の出展者を募集している。8月4日(火)~7日(金)の4日間、東京ビッグサイト西展示棟で開催する。出展申込入力締切は2月16日。下水協賛助会員の価格は1小間38万7000円となっている。出展申込は公式ホームページの出展申込ページから。

松本市で卵型消化槽の増設進む/地域のシンボルの役割も期待/JS

松本市で卵型消化槽の増設進む/地域のシンボルの役割も期待/JS

 日本下水道事業団(JS)が松本市の両島浄化センターで手掛けるPC卵形消化槽の増設工事が折り返しを迎えた。同事業は高いエネルギー効率や運転管理性を有する形状の消化槽に加え、大型型枠を用いる施工性に優れた工法など、様々な特長を有している。

人材育成テーマに情報交換/東京都らアジア5事業体参加/A1―HRD

 アジア水道事業体人材育成ネットワーク(A1―HRD)はこのほど、第18回会議をタイ・バンコクで2日間にわたり開催した。東京都水道局をはじめとする4つの国と地域から5事業体が参加し、人材管理、危機対策における人材育成について各事業体が発表、質疑を行うなどした。

日本初、水管橋更新で採用/安全な自立管形成/工事時間の短縮も/群馬東部(企)でチューブテックス工法/圧力管更生工法協会

日本初、水管橋更新で採用/安全な自立管形成/工事時間の短縮も/群馬東部(企)でチューブテックス工法/圧力管更生工法協会

 全国の事業体が老朽化した水道管の更新を進める中、施工困難箇所が更新工事の支障となっており、更生工法の採用の動きが活発になっている。圧力管更生工法協会はこのほど、群馬東部水道企業団が老朽管更新事業として進める水管橋の更生工事において、自立強度型圧力管更生工法の「チューブテックス工法」で施工した。同工法による水管橋更生工事は日本初の事例となる。

使い捨てに頼らない世界へ/「ステハジ」EXPOを開催/OSGコーポレーション

使い捨てに頼らない世界へ/「ステハジ」EXPOを開催/OSGコーポレーション

 OSGコーポレーション(山田啓輔・社長)は3日、ららアリーナ東京ベイで「ステハジ」EXPOを開いた。

 同EXPOは、使い捨てに頼らない日常・未来に向けて、取り組みを啓発・実践する「ステハジ」プロジェクトで共創する個人・企業・自治体、団体・教育機関・プロスポーツクラブなどが垣根を越えてつながり、新たな交流を生むための共創イノベーションイベント。昨年に続き、2回目の開催で、今回の開催テーマは、「共創から新結合・変革へ~魅せる・拡げる・創り出す」で、サブテーマは「つなぐ」となる。「ステハジ」プロジェクトは、〝使い捨ては恥ずかしい〟という考え方を通して誰でも・毎日・どこでも、少しの意識と行動で、海洋プラスチック問題や使い捨てから生まれる様々な社会課題を一体となって啓発・実践して行動変容に取り組むプロジェクト。同プロジェクトで取り組む2大チャレンジが▽「ペットボトル50億本削減」チャレンジ▽「みんなで拡げる給水スポット」チャレンジ―となる。