震度6強 上下水道の被害は軽微/八戸(企)取水停止も配水支障なし/青森東方沖地震

 8日23時15分に発生した、青森県東方沖を震源とし最大震度6強を観測した地震では、青森、岩手両県で断水に至る水道施設の被害が発生したものの、9日中には復旧し、被害は局所的な地域にとどまった。下水道施設も大きな被害は報告されていない。

情報職員確保など4題で意見交換/水道事業管理者協議会開く/日水協

情報職員確保など4題で意見交換/水道事業管理者協議会開く/日水協

 日本水道協会は11月27日、第169回水道事業管理者協議会(座長=長澤秀則・盛岡市上下水道事業管理者)を開いた。26都市の水道事業管理者らが参加し、4題の情報交換事項について意見を交わした。冒頭、長澤座長は「情報交換を通じ、各都市における市民サービスや職員の生産性の向上のヒントを見つけてもらえれば」と話し、活発な議論を期待した。

災害時の円滑な応急給水へタンク配置/19大都市覚書に基づく応援幹事都市/川崎市上下水道局・静岡市上下水道局

災害時の円滑な応急給水へタンク配置/19大都市覚書に基づく応援幹事都市/川崎市上下水道局・静岡市上下水道局

 川崎市上下水道局と静岡市上下水道局は、さらに発展した災害時の連携体制を構築するため、「災害時の円滑な応急給水に向けた組立式給水タンクの分散配置に関する覚書」を締結した。このほど、静岡市上下水道局庁舎で調印式を行い、静岡市の遠藤正方・公営企業管理者と川崎市の白鳥滋之・上下水道事業管理者が覚書へ署名した。

飯塚市の水害の教訓を後世に/冊子「未来につなぐ水害の歴史」を寄贈/第一環境

飯塚市の水害の教訓を後世に/冊子「未来につなぐ水害の歴史」を寄贈/第一環境

 第一環境は、飯塚市水道100周年を記念して、冊子「未来につなぐ水害の歴史」を制作し、11月18日に飯塚市教育委員会、企業局に贈呈した。冊子は、2003年に同市を襲った水害の教訓を、将来を担う小学生らに受け継いでもらうために制作したもの。飯塚小学校の4~6年生が当時の水害を知る家族や先生らに話を聞いてまとめた作文や、「写真でふりかえる飯塚市の浸水被害/体験談」、「わたしたちにできる流域治水」(国土交通省九州地方整備局遠賀川河川事務所)を掲載した。また、飯塚市水道給水開始100周年を記念して石田愼二・飯塚市企業管理者のあいさつ、同市水道の歴史や水源などを紹介している。

市長ら下水道管点検を視察/X発信にインプ即日3万4000/重点調査対象は47㎞に/尼崎市

市長ら下水道管点検を視察/X発信にインプ即日3万4000/重点調査対象は47㎞に/尼崎市

 兵庫県尼崎市の松本眞・市長と、中川照文・公営企業管理者らは11月19日、下水道管の現場視察を行った。埼玉県八潮市における下水道管路の破損事故を踏まえ、国の要請で実施している下水道管路の全国特別重点調査について、点検の様子などを管内で確認した。