実証視野に意見交換/下水道スタートアップチャレンジ/国交省

実証視野に意見交換/下水道スタートアップチャレンジ/国交省

 国土交通省下水道部は4日、「第6回下水道スタートアップチャレンジ」を対面・オンライン会議による打合せ形式により開催した。自社技術の下水道分野への活用を検討したい企業と実証のためにフィールドを保有している地方公共団体とのマッチングを目指したイベントで、令和元年から開催している。地方公共団体での新技術の実証、下水道施設への新技術の導入が実現されることをめざす。今回は実証実験を視野に、異業種技術を保有するスタートアップ企業4社と地方自治体21団体が参加し、双方向で活発な意見交換が行われた。

内水浸水対策ガイド類を改訂/改正下水道法施行を受け/国交省

 国土交通省下水道部は、「特定都市河川浸水被害対策法等の一部を改正する法律」による改正下水道法が11月1日に施行されたこと受け、内水浸水対策のガイドライン類を改訂した。

愛知時計とスマートメーター実証実験/通信強度やサービス内容を検証/豊中市上下水道局

 豊中市上下水道局は、無線通信で水使用量などを自動で検針できる水道スマートメーターの導入に向け、初の実証実験を開始した。実施期間は来年3月31日までで、協力会社の愛知時計電機とともに取り組む。

 この実験では、水道スマートメーターの導入に伴う通信強度の確認や、水使用量の見える化など、付加できるサービス内容の検討を行う。さらに、次年度以降も様々な通信端末で実証実験を続け、同市に適したサービス内容を検証する。

11月8日は「水循環に思いをはせる日」/日本記念日協会に登録/東亜グラウト工業

11月8日は「水循環に思いをはせる日」/日本記念日協会に登録/東亜グラウト工業

 東亜グラウト工業は、健全な水循環システムの構築に携わる業界関係者への敬意を込め、11月8日を「水循環に思いをはせる日」として(一社)日本記念日協会に登録した。2日には、山口乃理夫社長のもとを訪れた同協会の加瀬清志代表理事から登録証が授与された。

 主力の管路事業で下水道管路の維持補修を手がけ、業界のイメージアップに貢献する広報活動を展開してきた同社。8の字は、上下に並んだ水道管と下水道管に見え、横向きにすると「∞(無限)」にも似ていることから、水循環を想起させる数字としてもふさわしいと考え、「11・8」で「いい管(かん)」とした。