難局打開へ水道界連携して/今年度の協会活動を確認/理事会・運営会議/日水協

難局打開へ水道界連携して/今年度の協会活動を確認/理事会・運営会議/日水協

 日本水道協会は3日、今年度初めてとなる理事会と運営会議を開いた。理事会では、今月24日に開催する第98回総会に提出する令和2年度決算案などを了承。運営会議では協会活動に関する各種報告がなされ、来年度の水道関係予算獲得に向けた運動方針とそれに基づいた国などへの要望を決めた。ウェブとの併用だった会議が表すように、コロナ禍への対応を迫られる状況が続くが、日水協の活動が、今年度も全国の水道事業をサポートする。

DXやGXを事業化へ/今年度の事業計画を審議/技術委員会/下水協

DXやGXを事業化へ/今年度の事業計画を審議/技術委員会/下水協

 日本下水道協会は2日、第93回技術委員会(委員長=渡瀨誠・大阪市建設局長)をウェブ会議方式により開催した。令和2年度の事業報告、3年度のスケジュールについて審議したほか、デジタルトランスフォーメーション(DX)、グリーントランスフォーメーション(GX)に関する今年度の取り組み予定について説明を行った。

理事長に岡澤和好氏/給水財団

 給水工事技術振興財団の理事長に、7日付で元厚生省水道環境部長の岡澤和好氏が就任する。4日に開かれた同財団理事会で理事長交代が決議された。平成29年4月から理事長を務めた眞柄泰基氏は、来年6月開催予定の定時評議委員会まで引き続き理事を務める。

連携見据えた共有の場に/荒井都立大准教授が特別講演/北奥羽地区協第14回総会

連携見据えた共有の場に/荒井都立大准教授が特別講演/北奥羽地区協第14回総会

 青森・岩手両県にまたがる水道事業体等の関係者で構成される北奥羽地区水道事業協議会(会長=小林眞・八戸圏域水道企業団企業長、八戸市長)は5月19日、第14回総会を約40人の関係者を集めて開催した。

 当初は同企業団庁舎内で開催予定も、新型コロナ問題を踏まえて八戸市内のホテルでソーシャルディスタンスを維持して開催された今年の総会では、冒頭、古川勲・同企業団副企業長が会長代理としてあいさつ。「特に水質管理の連携は18事業体で運営するなどの実績も目立っている。昨年の総会は書面審議となったが、下半期には各団体による訓練等の活動を実践することができた。今後も皆さんと連携し、共に発展できれば」とさらなる連携強化の必要性を強調した。