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2016年(平成28年) 3月 14日(第5062号)
下水道未普及解消を後押し/今年度内にマニュアル策定へ/国交省
GAIAの中間成果を報告/国交省
水道復興へ課題多く…/東日本大震災から5年/第6回連絡協開く/厚労省
「水道事業の基盤強化を」/第6回総会開く/水道議連
中学生とワークショップなど実施/市民科学育成PJ/国交省
10周年迎え新PR手法も/各種ポスターの完成は4月末に/「健康のため水を飲もう」推進委員会
ベトナムの下水道管理など情報共有
「バルブの日」特別インタビュー・日本バルブ工業会会長 中村善典氏
職員提案などの表彰式開く/東京都水道局
バルブフォト五七五コンテストの入賞作公表/日本バルブ工業会
下水道未普及解消を後押し/今年度内にマニュアル策定へ/国交省
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国土交通省下水道部は1日、「第3回未普及解消のための低コスト下水道計画に関する導入マニュアル検討会」と「第2回下水道未普及解消事業における官民連携事業導入に向けたマニュアル検討会」(両検討会委員長=森田弘昭・日本大学生産工学部教授)の合同検討会を都内で開いた。検討を進めてきた「下水道未普及早期解消のための事業推進マニュアル(案)」を委員に示し、活発な意見交換が行われた。平成26年度末時点で、汚水処理施設を利用できない人は約1300万人。汚水処理施設の早期概成に向けて、低コスト型の整備や運営管理手法などの導入が必要不可欠となっている。マニュアルは年度内に公表する予定で、効率的な下水道未普及解消事業が進むことが期待される。
GAIAの中間成果を報告/国交省
国土交通省下水道部は2月26日、「GAIAプロジェクト中間成果報告会」を日本下水道新技術機構で開いた。昨年度からスタートしたGAIAプロジェクトの成果が報告されるのは初めて。1.下水処理における微生物電池活用(2件) 2.都市浸水対策(2件) 3.食と下水道の連携(5件) 4.流域全体における資源・エネルギーの最適管理(5件)―に関する各分野の技術研究開発について成果報告があった。
水道復興へ課題多く…/東日本大震災から5年/第6回連絡協開く/厚労省
厚生労働省水道課は11日、第6回東日本大震災水道復興支援連絡協議会を開催した。災害査定や災害復旧事業の進捗状況と、現地調査部会や人材支援などの同協議会の取り組みが報告された。岩手、宮城、福島の被災3県も水道復興の現状と課題について報告した。この日は大震災からちょうど5年にあたり、地震が発生した午後2時46分には、出席者全員が黙祷をささげた。
「水道事業の基盤強化を」/第6回総会開く/水道議連
自民党水道事業促進議員連盟(会長=川崎二郎・衆院議員)は9日、党本部で第6回総会を開いた。水道事業基盤強化について厚生労働省から検討状況の報告を受け、水道事業基盤強化方策検討会の委員を務めた東洋大学の石井晴夫教授からヒアリングした。
中学生とワークショップなど実施/市民科学育成PJ/国交省
国土交通省下水道部は2月28日、「下水道を核とした市民科学育成プロジェクト」の平成27年度成果報告会を神奈川県立地球市民プラザで開いた。冒頭の加藤裕之・同部流域管理官のあいさつを皮切りに、橋本翼・流域管理官付調整係長が今年度実施中のプロジェクトを説明したほか、横浜市立舞岡中学校の科学部の生徒が「舞岡川のハグロトンボと下水道について」をテーマに発表をした。その後、小堀洋美・東京都市大学特別教授らが講評を行った。
10周年迎え新PR手法も/各種ポスターの完成は4月末に/「健康のため水を飲もう」推進委員会
「健康のため水を飲もう」推進委員会(委員長=武藤芳照・日本体育大学日体大総合研究所所長)の第19回委員会が2月22日、日本水道会館で開かれた。平成27年度下期活動報告のほか、28年度の活動方針や、ポスターデザインについて審議。東京都水道局から提供された「東京水」が配られ、こまめな水分補給を実践しながら、話し合いが進められた。
28年度は、運動が19年に始まってから10年目の節目となる年。その先の10年に向け、この年をキックオフイヤーとし、独立したホームページの作成や水道事業体や他キャンペーンとの連携、シンポジウムの開催、グッズの作成など新たなPR手法について、事務局から提案が行われた。また2020年に東京で開催されるオリンピック・パラリンピックに向け、スポーツ庁や日本財団との連携についての意見も出された。
ベトナムの下水道管理など情報共有
日本下水道協会は2日、第21回「GCUS―JSWAセミナー」を開いた。講師にベトナム建設省技術インフラ局のチャン・ティ・タオ・フォウン次長を招き、ベトナムの下水道管理や排水処理について情報を共有した。チャン次長はハノイをはじめ、フエやダナンなどの都市で頻繁に浸水が発生していることを説明。その原因として、60分で100mm以上の雨量に達するという雨の強さや下水管の小ささのほか、堤防システムや排水路への投資が十分でないことなどを挙げた。
「バルブの日」特別インタビュー・日本バルブ工業会会長 中村善典氏
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日本バルブ工業会(会長=中村善典・金子産業社長)は、バルブの調査・研究開発や標準化、安全性・品質・性能の向上、バルブの普及・啓発などに取り組み、バルブ産業の発展に貢献してきた。また、バルブ産業の地位向上を目的に3月21日を「バルブの日」に制定し、さまざまなイベントを実施することで一般市民にバルブへの理解を深めてもらう取り組みを行っている。ここでは、バルブの日を前に、今後の取り組みや注力していく事業について中村会長に話を伺った。
職員提案などの表彰式開く/東京都水道局
東京都水道局は2月9日、水道局員職員提案と水道局職員表彰の表彰式を行った。水道局職員提案は最優秀賞1件、優秀賞5件、水道局職員表彰は職務精励部門で7人が選ばれ、醍醐勇司局長から賞状が手渡された。水道局職員提案は145件の応募の中から選ばれ、最優秀賞、優秀賞のほか、優良賞として30件が受賞した。
バルブフォト五七五コンテストの入賞作公表/日本バルブ工業会
日本バルブ工業会は、「第5回バルブフォト五七五コンテスト」の入賞者と入賞作品を公表した。同コンテストは、バルブが生活のなかでどのように役立っているかを写真と川柳で表現してもらうもの。応募総数は、136人(266作品)だった。