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2009年(平成21年)  4月 20日(第4482号)






貯水槽の切り札となるか/早川委員会 ランキング研究成果まとまる
 安全でおいしい水が蛇口からきちんと出るように―。集合住宅などの貯水槽水道が適切に管理されていない現状にスポットを当てて、その管理水準を向上させようとランキング表示制度を検討してきた厚生労働科学研究・早川委員会(主任研究者=早川哲夫・麻布大学教授)は3年間の研究を終え、報告書としてランキング表示制度の具体案をまとめた。27項目にわたる評価項目や、制度を運営するにあたり運営委員会を組織することなどを盛り込んだ。科研費を使った研究は終了したが委員会では今後も検討を続ける方針。テスト実施などを重ね、本格導入の可能性を探ることにしている。

下水再生水利用で報告書/国交省の懇談会
 国土交通省が設置した「下水処理水の再利用のあり方を考える懇談会」(座長=黒川和美・法政大学大学院教授)は、再生水利用に関する社会的意義・効果、利用促進のための課題・対応、今後の施策の方向性などを報告書にまとめた。再生水の利用促進が世界的潮流となる中、水・物質循環系の健全化やまちづくりと一体となった再生水利用を着実に進めるためのモデル事業について積極的に支援することを求めている。

国際シンポの準備着々/6月10日~神戸市で
 6月10日から3日間、神戸市で開催される「第8回水道技術国際シンポジウム」の準備が着々と進んでいる。水道技術研究センターは15日、シンポ前最後の開催となる実行委員会を開き、シンポの計画や今後のスケジュールを確認した。

関係団体から意見聴取/下水道議連長寿命化小委
 下水道事業促進議員連盟の下水道施設長寿命化対策検討小委員会(委員長=佐田玄一郎・衆院議員)は16日、第3回会合を自民党本部で開き、関係団体からのヒアリングを行い、日本下水道施設業協会の小林一朗・専務理事と日本下水道処理施設管理業協会の江田陳隆・会長が出席した。

水を恋人に…/出版記念会盛大に
 前の厚労省水道課長・山村尊房さんの著書「水を恋人に」(本紙刊)の出版を記念したパーティーが15日、都内で開かれた。尊房さんの水道界での功績とその人柄を表すように、150人を超える多くの出席者が集まり晴れの日を祝った。

アドホックグループが文書を整理/ISO/TC224
 上下水道サービスの国際規格を検討しているISO/TC224ワーキンググループ6(アセット・マネジメント)が作成する文書の草稿をつくるためのアドホックグループは2~3日、ドイツ・ベルリンで第3回会議を開いた。英国が提出した文書を中心に文章を構成することなどを決め、全体的な内容を確認した。ドイツ、英国、ポルトガル、オランダ、スイス、オーストリア、カナダ、米国、日本の9カ国が参加。日本からは仙台市建設局の水谷哲也氏が出席した。

花木東大大学院教授が講演/下水道機構技術サロン
 下水道新技術推進機構は9日、技術サロンを同機構会議室で開き、花木啓祐・東大大学院工学系研究科教授が「下水道における地球温暖化防止対策について」と題して講演した。

ポンプやスクリーン増加/19年度下水道資材実績まとめる 国交省
 国土交通省は平成19年度下水道工事主要資材・機器・工法の発注実績をまとめた。使用された主要管材は総延長約9261.9キロ(前年度比90.1%)で、管種別では、塩化ビニル管(リブ付管含む)が全体の8割を占める。ポンプ場や処理場用の主要機器は、ポンプ・スクリーンが増加に転じた一方で、沈砂池かき揚げ機や天井クレーンは減少した。また電気計装関係では、非常用の発電機や監視用のテレビカメラ、流量計などが増加した。

新社屋、新工場が完成/タブチ
 タブチ(本社・大阪市平野区、田渕宏政社長)は3月18日、新社屋、新工場が完成したのを記念し、全国の主要代理店を招待して『感謝の会』を開催した。新たな社屋、工場は本社機能の充実や生産体制の整備を目指して建設したもので、田渕社長は「単なる製造メーカーではなく、新社屋を拠点に代理店の皆様とグッドパートナーの関係を構築したい」と抱負を語った。

発電性能、経済性「高い」/新型太陽光発電の共同研究で確認 東京都下水道局
 東京都下水道局は9日、「薄膜太陽電池」と太陽方位にパネルが連動する「一軸追尾型架台」を組み合せた「新型太陽光発電システム」の研究結果を公表した。発電性能は、従来の結晶型太陽電池と同等以上の太陽電池容量1kW当り1千kWh/年の発電電力量が見込まれたほか、15%のコスト縮減などが認められた。また、同局では研究成果を基に葛西水再生センターに490kWの大規模太陽光発電システムを整備し、実用化に向けた実証実験を行う予定。なお、同システムを下水道施設で活用するのは日本初。

“私道内給水管”の整理推進/東京都水道局が対象拡大
 東京都水道局は、平成21年度から私道下を通る複数の長距離給水管を整理し、配水管を布設することで、漏水や出水不良などの解消を図る「私道内給水管整備事業」の対象を拡大し、解消をさらに促進する。

新型超音波流量計を開発/東京計器
 東京計器は、新型ポータブル超音波流量計「UFP―20」を開発し、販売を開始した。充実した熱量測定機能を搭載することによって、流量計測のみにとどまらずエネルギー管理にも威力を発揮する。

統合を視野に業務提携/ハネックス 日本ゼニスパイプ
 ハネックスと日本ゼニスパイプは10日、取締役会を開催し、両社の経営統合の検討開始を柱とした包括的業務提携に関する基本契約書を締結した。今後は両社で「統合検討委員会」を発足させ、具体的日程や手法等について検討していく。
 今回の包括的業務提携により、両社は、開発力の強化や生産拠点の効率的な運用、取扱製品の一部相互活用、原材料調達の共同化などを目指す。

水道GLP認証
県内で初の取得/茨城県企業局
 茨城県企業局は2月24日付けで水道GLP(水道水質検査優良試験所規範)の認定を取得した。3月10日に認定証授与式が日水協専務理事室で行われ、渡邊一夫・茨城県公営企業管理者、企業局長、軽部達夫・同水質管理センター長らが出席。御園良彦・日水協専務理事が渡邊局長に認定証を手渡した。

検査精度の更なる向上を/山梨県食品衛生協会
 社団法人山梨県食品衛生協会は2月24日付けで水道GLP(水道水質検査優良試験所規範)の認定を取得した。3月10日に認定証授与式が日水協専務理事室で行われ、保坂広・同協会専務理事兼事務局長、中澤智子・同協会食品衛生検査所所長が出席。御園良彦・日水協専務理事が保坂専務理事に認定証を手渡した。

安全な水を市民にPR/長崎市上下水道局
 3月24日付で水道GLPを取得した長崎市上下水道局の白石裕一・上下水道事業管理者と徳永芳則・水質管理室長が3月30日、日水協を訪れ御園専務理事から認定証を受け取った。白石管理者は「市民の皆さんに安全・安心でおいしい水を供給しているというPRをしていきます」と抱負を話した。全国で47番目、長崎県内の検査機関では初めての取得だった。

ラピキャスが好評/パナソニック電工
 パナソニック電工ロケーションシステムズの遠隔監視・制御用ネットワークサービス『ラピキャス』が好評だ。
 ラピキャスは、設備や機器の異常や状態を、モバイル通信を利用してパソコンや携帯電話にリアルタイムでEメール通知するサービス。データメール変換装置とポンプ設備の制御盤を組み合わせることで、用水路やマンホール内の水位の変化を監視・制御責任者に通知でき、制御用Eメール送信による水門開閉などで水位制御を行うことができる。

環境報告書を全面的に見直し/埼玉県企業局
 埼玉県企業局はさきごろ、環境への取組や環境会計などをまとめた「環境報告書」(平成19年度決算版)を発行した。
 報告書の発行は今回で4回目。内容・構成を全面的に見直し、有識者で構成した「埼玉県企業局経営懇話会」(座長=河野正男・中央大学経済学部教授)の意見を掲載するとともに、4事業(水道用水供給、工業用水、地域整備、電気)全体に関わる物質の流れを表したマテリアル・フロー図を作成するなど分かりやすい内容とした。

ロータリークラブが車1台を寄贈/岡山市水道局
 岡山市水道局は岡山西南ロータリークラブ(前島智征会長)から、軽自動車1台の寄贈を受けた。同クラブ創立40周年記念事業の一環で、同局では安全でおいしい水を供給する一助として、水質試験業務に使用する。

上水道統合整備が完了/宇部市ガス水道局
 宇部市ガス水道局の上水道統合整備事業(上水道統合・簡易水道統合)が3月末で完了した。同市は平成16年11月、旧宇部市と旧楠町が合併。旧町の2浄水場を休・廃止し、旧宇部市の広瀬浄水場(施設能力8万6千立方メートル/日)から配水し、事業の効率化を図る。