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第4369号   12月 13日発行




小規模水道/水道技術研究センター
 水道技術研究センターは7日、平成19年度「第1回小規模水道の運営管理に関する検討委員会」(委員長=浜田康敬・水資源機構理事)を開いた。2年目を迎えた委員会は今年度、小規模水道について行政区域を越えて広域的に施設の共同管理を行う場合の、危機管理対策を中心に調査していく。来年2月にはモデル地域(青森県、新潟県、兵庫県)の現地調査を予定しており設備、水質事故の実態について調査し、現地の状況に応じた施設管理区域の設定方法について検証する。報告書は年度末にまとまる予定。
委員会で挨拶する浜田委員長
3割が点検“未実施”/管路の硫化水素対策で
 国交省下水道部は、地方自治体の管路施設の硫化水素対策と点検状況を調査し、結果を公表した。これによると、圧送管の吐出口など硫化水素が発生しやすい場所について約3割の施設で点検が行われていないことが分かった。
 調査対象施設は「圧送管の延長500メートル以上の吐出先マンホールとその下流1スパンの管渠・マンホール」。対象施設数は1,980カ所だった。
 国交省では今回の調査結果を受け、点検を実施していない管路施設については早急に点検するよう求める方針。また、対策が必要と判定された施設についても、早期の対策実施を自治体に求めていく。
新潟市で開催/水道週間中央行事
 日本水道協会は4日、協会会議室で平成19年度第3回水道週間中央行事実行委員会(委員長=御園良彦・日本水道協会専務理事)を開いた。委員会では来年の第30回水道週間中央行事の開催地となっている新潟市から内容が発表された。
給装の異常監視6研究が大詰め/給水財団
 給水工事技術振興財団は7日、「給水装置の異常監視および管理に関する研究委員会」の今年度2回目の会合を開き、6テーマの担当者が研究の進み具合を報告した。今年は3カ年の研究期間の最終年度。
土木技術の将来を語る/大規模ダム竣工50周年式典
 大規模ダム竣工50周年記念式典が11月28日、東京・築地の浜離宮朝日ホールで開催され、300名が参集した。同式典は日本の復興と高度経済成長を支えた佐久間ダム、小河内ダムが竣工50年を迎えたことから、その役割を学ぶことで今後の土木技術のあり方について考えるのが目的。
情報発信の重要性を説明
創立40周年式典を開催/浅麓水道企業団
 浅麓水道企業団は11月29日、長野県佐久市の佐久セントラルホテルで創立40周年記念式典を開催し、来賓や関係者が多数駆けつけた。
 同企業団は佐久水道企業団、小諸市、御代田町、軽井沢町、(株)プリンスホテルに水道用水を供給する長野県初の水道用水供給事業体として昭和42年に設立。その供給量は、佐久平地方全体の30%となる日量2万5千立方メートル。これまで、少ない職員で技術的、経営的課題に立ち向かうとともに先進的に水道広域化に取り組んできた。

来賓や関係者が盛大に祝う
“60年目”の水質研発開く/日水協関東地方支部
 平成19年度日本水道協会関東地方支部水質研究発表会が11月28日、東京都新宿区の新宿明治安田生命ホールで開かれた。同支部主催としては23回目だが、第二次世界大戦後に設立された「関東水質技術者協議会」から数えると今年で60年という節目を迎えた。今回は最新の知見14編の発表と滝村朗・厚生労働省水道課水道水質管理官の講演が行われ、250人の参加者は熱心に耳を傾けていた。
次代担う水道人が集結/国立保健医療科学院水道工学コース
 国立保健医療科学院の水道工学コースが今年も9月18日~10月26日にかけて開講され、全国から集まった32人の受講生は、水道工学に関する最新の専門知識と技術を学んだ。9月27~28日にかけては、実地見学として千葉県水道局、東京都水道局、(株)クボタの施設を巡った。本紙では、昨年に引き続きこの実地見学への同行取材を行った。
精力的に現場を視察/東京都水道局の東岡局長
 トップのフットワークが現場の職員の士気を高める―!
 東京都の東岡創示・水道局長は今年6月の局長就任以来、局事業の現場を精力的に視察している。東岡局長は事務系の水道プロパーだが、施設整備・更新や維持管理などの技術動向への関心は非常に強いということで、新しい製品や工法を積極的に導入している同局の現場はまさに最新技術の宝庫といえ、水道界が注目する知見を局長自らがこの目で確認している。
ダイエットレシピ表彰式/東京都下水道局
 東京都下水道局は11月11日、東京・駒込の香川栄養専門学校でダイエットレシピコンテストの表彰式を開催した。
 応募総数112点の中から最優秀賞に輝いたのは、野沢静穂さんの「油あげのコロッケ」。パン粉の代わりにヘルシーな油あげを使う新たな発想が評価された。また香川栄養専門学校賞も受賞し、ダブル受賞となった。
 ダイエットレシピは、使用する油を減らした料理のレシピを紹介することで、水辺環境悪化の一因となる油を下水道に流さないように普及啓発するもの。なお、平成19年度国土交通大臣賞「いきいき下水道賞」も受賞している。

表彰状を手渡す前田局長
ちば野菊の里浄水場など視察/水道顧問技師会関東支部
 水道顧問技師会関東支部は11月19日、見学会を実施し45名が参加した。
 同支部は毎年見学会を開いており、今回は今年10月に稼働した千葉県水道局の最新鋭浄水場「ちば野菊の里浄水場」と葛西臨海水族園の造水システムなどを視察した。
 ちば野菊の里浄水場では、高度浄水処理施設(オゾン+BAC処理)を視察したほか、同浄水場の特徴について説明を受けた。

傾斜管沈でん池を視察
滝沢ダム湖の名前を募集/水資源機構
 水資源機構は滝沢ダム湖の名前を募集している。応募締切は12月25日までで、応募方法は郵送、ホームページなど。滝沢ダムは、総貯水容量6,300万立方メートルの重力式コンクリートダムで、現在は試験湛水を行っいる。
マンホールは性能規程へ/下水協
 日本下水道協会は4日、同協会で第2回下水道用資器材規格調査委員会(委員長=渡邉聡・横浜市環境創造局安全都市環境担当政策専任部長)を開いた。規格改正の検討中で成案を得たものについて報告するとともに、今後の調査審議予定などについて方針が明らかになった。
積水群馬工場に授与/新JISマーク表示制度
 日本水道協会は10日、東京都千代田区の日本水道会館で新JISマーク認証書授与式を開き、積水化学工業群馬工場に認証書を授与した。認証製品は硬質ポリ塩化ビニル管(認証番号JW0307015)、水道用硬質ポリ塩化ビニル管(認証番号JW0307016)、水道用ポリエチレン二層管(認証番号W0307017)。
国交省下水道部と意見交換/施設協
 日本下水道施設業協会(幡掛大輔会長)は7日、東京都港区の虎ノ門パストラルで平成19年下水道意見交換会議を開き、国土交通省下水道部の幹部職員らと下水道事業の見通しや技術力を重視した入札契約制度などについて意見を交換した。
甲信商事とPSI契約締結/水道機工
 水道機工は10日、甲信商事(小松登行社長)とポリシリカ鉄凝集剤(PSI)に関する特許ノウハウ実施契約を締結したと発表した。甲信越地区でのPSIパートナー契約はこれが最初となる。全国安定供給に向け、同社では展開を強めていく方針。
問われる企業の実力/管路管理協技術発表会開く
 日本下水道管路管理業協会(長谷川健司会長)はこのほど、東京都千代田区の中央大学駿河台記念館で平成19年度下水道管路管理技術発表会を開き、管路管理における特殊条件下での施工事例や新技術支援事業で認定した技術の特長と施工事例を紹介した。
最先端の膜研究を披露/JDAフォーラム2007
 日本脱塩協会(JDA)と膜分離技術振興協会(AMST)はこのほど、東京・虎ノ門の発明会館でJDAフォーラム2007(日本水道協会、水道産業新聞社など後援)を開いた。「世界最先端の膜研究と実用面での課題」をテーマに国内外の研究者が最新の知見を披露した。
岐阜に開発センター新設/三洋電機
 三洋電機は来年4月、大規模太陽光発電施設「ソーラーアーク」が立地する岐阜事業所内に「先進太陽光発電開発センター」を新設する。
 現在、同社では研究開発本部アドバンストエナジー研究所(神戸市)と、クリーンエナジーカンパニーソーラー事業部(大阪府貝塚市)で、当社独自のHIT太陽電池(結晶シリコン基板とアモルファスシリコン薄膜を用いて形成したハイブリッド型)を中心に技術開発を進めている。新設する先進太陽光発電開発センターでは、家庭用電力料金並みの発電コストの実現を目指し、次世代薄膜シリコン系太陽電池の開発を推進する。
新型瞬低装置を開発/日新電機
 日新電機(本社=京都市、天野嘉一社長)は、電気二重層キャパシタ(EDLC)を採用した瞬低対策装置「ユニセーフ」を開発、10月より販売を開始した。
 今回開発したEDLC形ユニセーフは、直列補償方式の強みを活かし、電圧低下幅40%までの瞬低なら5秒の補償が可能。このため、繰り返し瞬低に強く、多重雷にも安定した補償も可能としている。また、従来シリーズと同様、高効率(98~99%)を達成しており、他社同等製品と比較して、最もコンパクトなサイズを実現した。期待寿命は30年(周囲温度30℃)で、ユニセーフ適用のために最適設計されたEDLCを採用。対策装置の期待寿命15年を大幅に上回る。
コンプライアンスで勉強会/水コン協
 全国上下水道コンサルタント協会は11月22日、東京・港区の虎ノ門パストラルでコンプライアンス(法令遵守)経営勉強会を開いた。同勉強会は協会本部倫理委員会と関東支部倫理委員会の共催で、会員各社の幹部ら約60名が参加。同テーマに対する関心の高さがうかがわれた。
ヴェオリアや荏原の膜認定/膜協会
 膜分離技術振興協会はこのほど水道用膜モジュール性能調査委員会で、ヴェオリア・ウォーター・ソリューション&テクノロジー、荏原製作所の膜モジュールを規格認定した。
ジャストフィッティングを吸収/オーエヌ工業
 オーエヌ工業(本社・岡山県津山市、中村政弘社長)は1日付で、全額出資の子会社、ジャストフィッティング(本社・同市、小前政明社長)を吸収合併し、JF事業部として発足させた。ジャストフィッティングの一般配管用ステンレス鋼管のプレス式管継手「JFジョイント」の販売が好評なため、顧客サービスの向上、さらなる営業基盤の拡大を図るとしている。
 また、オーエヌ工業は昭和54年から一般配管用拡管式管継手「ナイスジョイント」を販売し、約2,100万個の実績がある。近年では蒸気還管・高温水用のナイスジョイントなども注目を集めている。