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第4363号   11月 22日発行




実施「手引き」まとまる/第三者委託やPFI導入
 厚労省水道課はこのほど「第三者委託実施の手引き」をまとめた。第三者委託の実施例や導入の手順、手続きなどの考え方を示した、その名通りの“指南書”。11月8日付で大臣認可の水道事業者(551カ所)に宛てて冊子と連絡文書を送付。都道府県の水道行政主管部局にも送り、都道府県認可の事業者に周知するよう求めた。また、PFI事業に関する「水道におけるPFI事業の導入のための手引き」もまとめ同様に送付。水道事業者にとってこれらは、最適な運営形態を探る上で大いに参考になるだろう。
20年度予算の確保を/下水道議連が要望
 下水道事業促進議員連盟(会長=額賀福志郎・財務大臣)は20日、財務省に平成20年度予算に対する要望活動を行った。要望内容は、1.内水対策の強化2.下水道施設の耐震化3.高度処理の推進4.下水道の資源利用5.老朽施設の延命化6.未普及地域の整備推進など。これらの項目は、同連盟が今年7回にわたり開いた勉強会の成果をまとめたもの。これらの施策を推進するには「所要の事業費は欠かせない」と力強く要望した。
 要望に参加したのは金子一義・衆議院議員を先頭に衆議院の田村憲久議員、竹本直一議員、岡下信子議員、髙木毅議員、広津素子議員、渡辺具能議員、三ツ林隆志議員、後藤田正純議員の9名。代理参加は12名だった。
管理者の責務果たせ!/水道技術管理者研修
 厚生労働省は10月31日、同省講堂で水道技術管理者研修を開催し、全国の事業体から450人が参集した。研修では、「最近の水道行政」(吉口進朗・課長補佐)、「水道水質管理を巡る最近の状況」(滝村朗・水道水質管理官)や「昨年度の立入検査結果」(宮崎正信・水道計画指導室長)を紹介。また「水道事業ガイドラインとその活用」と題して水道技術研究センターの安藤茂・常務理事が講演を行ったほか、各事業体から危機管理等事例報告発表が行われた。
「水道大学」でみっちり/簡水協
 全国簡易水道協議会は14~15日、「第31回水道大学基礎講座」(後援・厚労省水道課、協賛・水道技術研究センター)を開催した。全国の市町村職員や賛助会員企業から約180人が参加、講義や最新の水道資機材の説明会で、2日間みっちり学んだ。
 講習会は厚労省水道課の吉口進朗・課長補佐の講演からスタート。吉口補佐は19年度の簡易水道事業に対する国庫補助見直しについて説明し、国が進めている小規模水道の運転管理や新たな水道広域化調査の検討内容などについて話した。
来年4月証明書発行方法を変更/日水協
 日本水道協会は13~14日の2日間、第74回検査事業委員会(委員長=長岡敏和・東京都水道局浄水部長)を開き、来年4月1日より証明書発行方法を変更することを承認した。また新たな抜取検査方法についても審議し、ロットの拡大や検査工場のランク付けなどについて、中間報告を取りまとめた。
◆参加者募集
 全国給水衛生検査協会は12月6~7日に「簡易専用水道検査全国技術研究発表会」を都内で開催。簡易専用水道の担当検査員が日々の研鑽の成果を披露する。詳細・申し込み方法は給衛協HPに。
報告書まとめる/政策研流域管理小委
 国土交通省下水道部と日本下水道協会が設置した、下水道政策研究委員会流域管理小委員会は、浸水対策について雨水を排除する下水道から、貯留浸透型の下水道へと転換を求める報告書をまとめた。
 報告書のタイトルは「水・物質循環系の健全化に向けた流域管理のあり方について」。報告書では▽流域の関係者一体での水質改善▽都市内の水辺再生・水量確保▽都市における雨水管理▽再生水の活用の4つの視点に着目。流域内の課題を解決するために行政機関や関連団体、NPO等が参加する協議会を設置するべきと提言。その上で閉鎖性水域の水質改善として計画的・段階的な高度処理を推進するよう求めている。また、雨に強く雨水を活用しやすいまちづくりには住民、NPO、行政機関の役割分担を明確化するべきとしている。
新球場地下に雨水貯留池/広島市
 広島市の「大州地区雨水貯留池」本体工事がこのほど完成した。JR東広島駅貨物ヤード跡地(面積約11.6ha)に建設している、同市新球場のグラウンド地下にあり、平成18年11月から着工。雨水貯留池は容量15,000立方メートル(直径100メートル、高さ5.35メートル)の円筒形で、雨量53ミリ/時(10年確率)まで対応でき、広島駅周辺地区における浸水被害の軽減を期待されている。供用開始は新球場オープンの平成21年春で、同時期に同市南部で建設中の「新千田ポンプ場」(計画排水量53トン/秒)の稼動も予定している。
16事業体参加し合同防災訓練/日水協広島県支部
 日本水道協会広島県支部は10月18日から2日間、合同防災訓練を呉市内で実施した。安芸灘を震源とするM7.3(震度6強)の地震を想定し、県内16事業体の職員約80名、地元幼稚園児ら約110名が参加し、応急給水訓練などを実施した。
松沢知事に報告書提出/神奈川県内水道のあり方懇話会
 神奈川県、横浜市、川崎市、横須賀市及び神奈川県内広域水道企業団の水道事業及び水道用水供給事業の経営課題を明らかにし、広域化と効率化の将来のあり方について、中長期的な視点から検討を行う「今後の水道事業のあり方を考える懇話会」(座長=松原聡・東洋大学経済学部教授)は、報告書をとりまとめた。14日には、5団体を代表して松沢成文・神奈川県知事が松原座長から答申を受けた。
11部門から48題の発表/日水協関西研発
 日本水道協会関西地方支部は14、15の両日、第51回研究発表会を大阪府豊中市の千里ライフサイエンスセンターで開催し、水道関係者約200人が参加するなか、研究成果を巡って活発な意見交換を行った。
小河内ダム竣工50周年記念式典/東京都水道局
 東京都水道局は13日、小河内ダム竣工50周年記念式典を同ダム左岸側特設会場で盛大に開催した。局関係者や来賓、ダム建設に伴い移転した住民ら約450人の出席者は、わが国最大級の水道専用ダムとして、安全でおいしい水道水の安定供給に大きく貢献してきた同ダムの「50歳」を祝うとともに、ダム建設に協力したすべての関係者へ感謝と敬意の念を捧げ、次の50年に向けて同ダムを今後も大切に維持管理し、次世代に引き継いでいくことを誓った。

記念碑の前でくす玉割り
  
慰霊碑に献花する
菅原副知事と東岡局長
利き水で水道水のおいしさPR/千葉県水道局
 千葉県水道局はさきごろ、松戸駅前で行われた第34回松戸まつりで「まちかど水道相談所」を開設し、「浄水場出来たての水道水の利き水体験」やアンケートを行った。
 利き水に使われたのは、10月1日から通水を開始した「ちば野菊の里浄水場」で高度浄水処理した水道水(残塩濃度0.9ミリグラム/L)。
水道水原料に日本酒/苫小牧市の「美苫」が話題に
 北海道中小企業家同友会苫小牧支部美苫「みのり」会が企画した苫小牧市の水道水を原料水とする日本酒「美苫」(びせん、醸造元:曲イ田中酒造(株))が話題になっている。ラベルには「原料水苫小牧市水道水」と書かれているが、原料水を水道水と明記したのは全国でも初めてのこと。
 今年は12月初旬に販売する予定。問合せは同支部(電話0144―36―9080)まで。
外国人向けの下水道ガイド作成/東京都下水道局
 東京都下水道局は、外国人向けの「下水道なんでもガイド~下水道と暮らしの便利帳~」を作成した。通常版の中から家庭内における排水のトラブル防止を中心に抜粋したもので、今回は英語、中国語、韓国語の3ヵ国語を用意した。
多様なテーマから25題/日水協中部研発
 日本水道協会中部地方支部は1、2日の両日、第32回研究発表会を岐阜市のぱるるプラザ岐阜で開催した。会場には会員ら約210人が集まり、実務に即した最新知見など25題が披露されたほか、藪下浩・岐阜市教育文化振興事業団埋蔵文化財調査事務所長の講演が行われた。
証明書発行方法の変更承認/日水協
 日本水道協会第74回検査業務委員会で変更が承認された検査証明書発行方法は、検査の原則を維持しつつ、メーカーの品質管理システムを反映させるなど水道資機材の検査方法の効率化を図ったもの。これにより、日水協は品質適合証明書を、検査した製造工場に対して検査ごとに一括発行、メーカーは納入先に受検証明書を発行する単位に分割して発行しなくてもよいことになる。実施は来年4月1日から。また抜取検査に関してもロットの拡大追加を導入した中間報告を取りまとめた。
環境省・梶原課長が講演/循環のみち研究会
 日本下水道施設業協会下水道循環のみち研究会は7日、東京・新川の馬事畜産会館で第2回セミナーを開き、環境省地球環境局総務課の梶原成元課長が「地球温暖化問題の現状と課題」をテーマに講演した。
19年度受託業務報告会開く/水コン協
 全国上下水道コンサルタント協会は12日、東京・千駄ヶ谷のけんぽプラザで平成19年度受託業務報告会を開き、管更生工法のあり方や上下水道事業における費用効果分析マニュアル、環境に配慮した基礎調査など5件の事例を紹介した。
法人化視野に規約改定/管内カメラ協会臨時総会
 全国水道管内カメラ調査協会の第2回臨時総会が6日、横浜ロイヤルパークホテルで開催され、カメラ認定結果報告、19年度事業報告(中間報告)などが行なわれた。また、総会後には研究発表・講演会が行なわれ首都大学東京大学院の小泉明教授(同協会特別会員)などによる講演が行なわれた。
来年12月の社団化目指す/防食協議会通常総会
 日本防食協議会(五箇博之会長)は8日、東京・銀座の三笠会館で第5回通常総会を開き、19年度事業計画として公益法人制度改革3法を視野に社団法人化の準備を進めることを承認した。また任期満了に伴い役員改選も行われ、五箇会長が再任された。
マニュアル採用に手応え/管診協総会
 管路診断コンサルタント協会は先ごろ、東京都港区の虎ノ門パストラルで第11回総会を開いた。平成19年度事業・決算報告と20年度事業計画・予算案を了承するとともに、役員の変更を行い、小林幸男・東洋コンサルタント社長の副会長就任などが決定した。
補強技術に注目/メンテショー2007
 「メンテナンス・テクノショー2007」が6日から9日までの4日間、東京・有明の東京ビッグサイトで開かれた。社会資本維持管理コーナーでは上下水道施設向け設備維持管理システムのほか、構造物の点検・調査・診断、補修・補強技術、維持管理システムなどが展示され、注目されていた。
 一方、同時開催として「非破壊評価総合展2007」も開かれ、状態監視技術に関する技術が出展され、こちらも賑わいを見せていた。
技士合格者を発表/下水道推進協
 日本下水道管渠推進技術協会は22日、平成19年度推進工事技士試験の合格者を発表した。
 合格者名簿は同協会本部および支部に掲示され、協会ホームページにも掲載される。
ボーリング大会で各社白熱/水コン協関東
 全国上下水道コンサルタント協会関東支部は9日、第15回ボーリング大会を東京・高田馬場で開催した。同大会には会員15社が参加し、白熱した試合が各レーンで繰り広げられた。