水道産業新聞社
検索  


水道産業新聞とは新聞購読のお申し込み会員サービスコーナー


今週の紙面
過去の特集一覧
バックナンバー
水の資料館
水の資料館
出版物案内
水道・下水道年鑑
関連書籍
水の広報PR
水の広報PR
水の写真コンテスト
水の写真コンテスト
上下水道製品技術紹介
水道資機材総合事典
下水道資機材・工法総合事典
リンク集
リンク集
健康のため水を飲もう
健康のため水を飲もう
会員のコーナー
意見の玉手箱
会社案内
会社案内
個人情報保護方針
採用情報



バックナンバー

第4180号    9月 12日発行




設立50周年の節目/全国簡易水道協議会
 全国簡易水道協議会は今年、設立50周年を迎えた。これを記念し、同協議会は7日、東京・霞ヶ関の東海大学校友会館で祝賀会を開催。関係者300名が参集し、節目の年を祝った。簡水協は、小規模水道の事業者等で構成する全国組織として創設され、国民皆水道を目指すべく活発な活動を行ってきた。その結果、現在、約97%の水道普及率を達成している。しかし今なお400万人に及ぶ未普及人口の解消や、災害対策、施設更新など、抱える課題も多い。今後どういった形で簡水協の活動が展開されるのか、大いに注目される。
“見える下水道”をPR/いきいき下水道フェスティバル
 平成17年度「下水道の日・いきいき下水道フェスティバル」が7日、東京国際フォーラムで市民代表など約1,500名が参加して開催され、国土交通大臣賞の表彰式が行われた。また、全国各地でも9月10日の下水道の日を中心に、多彩な行事が展開されている。
 続いて目に見える下水道を目指し、積極的な取り組みを続けている団体に贈られる「いきいき下水道賞」の表彰式が行われた。佐藤信秋・国土交通事務次官から受賞した東京都、横浜市、新見市などに対して表彰状が手渡されると、会場から大きな拍手が送られた。
会長表彰受賞者が決定/日水協
 日本水道協会は9日、平成17年度の会長表彰受賞者を発表した。受賞者は功労賞が6名、特別賞が94名で、水道協会誌に掲載された論文から選ばれる有効賞は2編4名となった。10月26日から札幌市で開かれる第74回総会で表彰が行われる。
【功労賞】▽髙坂恒(前札幌市水道局給水部水質管理担当部長)▽堀寛士(前仙台市水道局技監)▽寺川治(前大阪市水道事業管理者)▽長谷川順(前広島市水道事業管理者)▽藤井利治(前福岡市水道事業管理者)▽土橋芳邦(株式会社クボタ相談役)
萩原、矢野の両氏/衆院比例で当選
 政権選択を争点とした第44回衆院総選挙は11日投票、即日開票され,日本水道協会副会長(前岡山市長)の萩原誠司氏が比例区中国ブロック(自民)で、大成機工副会長の矢野隆司氏が比例区近畿ブロック(自民)で初当選した。
水源確保量を下方修正/大阪府水道部
 大阪府水道部は、このほど新たな水源計画の概要を明らかにした。水源確保量は1日231万立方メートルと従来の計画を下方修正し、丹生ダム、大戸ダムからは撤退。検討を進めてきた新規水源については、安威川ダム、紀の川大堰、府工業用水転用などで確保する方向を示した。
協定に基づき防災訓練/熊本市水道局
 熊本市水道局は8月29日、震度6弱の地震が発生したとの想定で防災訓練を実施し、情報伝達、応急給水活動などを行った。
 訓練は早朝6時30分に地震が発生、健軍・秋田配水系統に過流量を確認し、配水管が破損したとの想定で実施。これを受け、情報伝達・参集訓練、応急給水・管路復旧活動訓練などを行った。さらに同局は熊本市管工事協同組合と「災害時の応急復旧活動に関する協定」を結んでおり、協定に基づいた連携訓練も実施した。
小河内ダムで防災訓練/東京都
 旧・山古志村の教訓を糧に大規模訓練実施―!
 去る1日に行われた東京都の防災訓練は、町田市での総合防災訓練をはじめ複数の会場で行われたが、今年初の試みとして小河内貯水池を舞台とする山間地での訓練も実施された。これは、昨年発生した新潟県中越地震で甚大な被害を受け、孤立化したた旧・山古志村の事例を踏まえて行われたもので、同貯水池の施設管理者である東京都水道局も陸自、警視庁、消防庁、奥多摩町などと連携して孤立地区避難誘導や舟艇を用いた救助訓練に参加した。
“事務委託”解消着々と/多摩地区都営水道
 東京都水道局は「東京都水道事業の事務の委託を廃止することに関する基本協定」を8月31日に東久留米市と、9月2日に府中市・小平市・東大和市と締結した。多摩地区における料金徴収や小規模施設の維持管理等を市町に委託してきた“事務委託”を解消するもので、3市では平成18年3月31日に委託が廃止される。
 元来各市町が経営していた多摩地区の水道事業は昭和40年代から順次、東京都の水道事業に統合されてきたが、これまでは事務委託により実質的には二元的な運営がなされてきた。
 このため、区部と同じ東京都水道局の給水区域でありながら、利用者にとっては料金支払いや水道の使用申し込みを各市町で行わなければならないなど、広域水道としてのメリットを十分には発揮できないでいた。
10事例13団体を表彰/国土交通大臣賞
 7日のいきいき下水道フェスティバルでは、「国土交通大臣賞(いきいき下水道賞)」の授賞式も行われた。“目に見える下水道”として特に優れた10事例13団体が受賞、今里伸一郎・東京都下水道局次長や橋本繁・横浜市環境創造局長らが式に臨んだ。
支援技術を認定/“展開画像”第一号に/管路管理協
 日本下水道管路管理業協会は平成15年度から会員向けサービスの一環として「新技術支援事業」を実施している。このほど、日水コン、管清工業、エマキの3社が共同開発した「管内テレビカメラ映像の展開画像化技術及びこれを応用した調査・分析システム」を新技術支援事業第一号として認定した。同協会では今年度中に会員に対して研修会を開き、今回認定した展開画像化システムの普及を図る。
3管種対応の新継手/シーケー金属
 配管機材メーカーのシーケー金属(本社・富山県高岡市、釣谷宏行社長)は3管種兼用のメカニカル継手「MAジョイント」(写真)を今月中に発売を開始する。
 同ジョイントは、ひとつの継手で鋼管、塩ビ管、ポリエチレン管の3種類の配管に対応できる。鋼管と塩ビ管、鋼管とポリエチレン管など他管種の接続も容易になる。継手のナットをはずさずにパイプを挿入して基準締め付けトルクまでナットを締め付けるだけで施工できるので、作業効率の大幅な向上が期待できる。
紀伊農水で試験施工/インシチュフォーム協会
 日本インシチュフォーム協会(湯浅彰会長)はこのほど、和歌山県の大和紀伊平野土地改良事業における農業用用水路改修工事で「インシチュフォーム工法」による試験施工を実施し、その試験結果を農林水産省近畿農政局に報告したことを明らかにした。
 水路施設の改修計画のうち開削で布設替えができない管水路については更生工法で施工することとなっていた。
 そこで事業を管轄している近畿農政局は、数多くの更生工法から3工法を選定。上下水道分野で既に実績があり各事業体から高い評価を受けているインシチュフォーム工法をそのうちの1工法として選び、試験施工場所の提供を行った。
塩ビ管類を値上げ/クボタシーアイ
 クボタシーアイは10月11日出荷分より塩ビ管類を6~10%以上値上げすることを明らかにした。
 価格改定幅は、パイプ類10%以上、継手類6%以上、その他塩ビ関連製品6%以上。
8%塩ビ管を値上げ/積水化学工業
 積水化学工業は10月3日出荷分より塩ビ管・継手およびバルブ製品を5~10%値上げすることを明らかにした。価格改定幅は、塩ビ管8~10%、継手、マス、他関連製品5%、バルブおよび関連製品5~10%。
10月に札幌市で膜セミナー/膜協会
 膜分離技術振興協会は10月25日、北海道・札幌市の道民活動センタービルで第4回浄水膜セミナーを開催する。
 同セミナーは、浄水膜の基礎や制度などをわかりやすく解説しようというもので「浄水膜の種類と開発の歴史」、「水道用浄水膜の制度と規格」「国内外における水道用浄水膜の実用例」をテーマにした講義が行われる。