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第4166号    7月 18日発行




下水道の地域格差を解消/全国町村下水道推進大会
 第23回全国町村下水道推進大会・研究会議が7、8日、香川県多度津町の開催担当により琴平町で開催された。下水道は安全、環境、くらしに関わる施設であるが、都市と町村では地域格差が著しい。地域格差を解消するため、大会・研究会議には下水道整備を熱望する全国の町村長や関係者約250名が出席して、前年度を上回る事業費の確保や補助制度の堅持拡充等を決議した。一方、研究会議では処理水の再利用をテーマに意見交換が行われた。
役員会で活動方針を確認/簡水協
 全国簡易水道協議会(会長=佐々木秀康・衣川村長)は1日、平成17年度第1回役員会議を開いた。平成18年度の政府予算編成を前に、概算要求対策や要望活動について意見を交換した。
 6月に山形市で開かれた平成17年度全国簡易水道大会では、重点要望事項が決議されており、今後これを中心に関係各府省に要望活動を行っていく方針を確認した。
第3回開催地を台湾に決定/IWA―ASPIRE
 第1回IWA―ASPIRE(国際水協会・アジア太平洋)地域会議の役員会議が12日、シンガポールのパシフィックホテルで開かれ、第2回開催地(オーストラリア・パース)を確認したほか、第3回開催地を台湾・台北に決定した。
中国水協会積水化学/李会長、大久保社長が会談
 中国水協会の李振東会長と大久保尚武・積水化学工業社長が11日、中国・北京市の中国大飯店で会談し、日中両国の上下水道事業などについて意見交換を行った。この会談は、積水化学工業が今年、中国の上下水道事業向けに中国国内での強化プラスチック複合管の生産体制を整備したことを受け、積水化学工業の申し入れで実現した。対談の詳しい内容は「中日水務信息」(当社発行)に掲載される予定だ。
膜維持管理で研修会/水道技術センター
 水道技術研究センターは9月と10月に、東京、札幌、福岡、名古屋の4会場で膜ろ過浄水施設維持管理研修会を開く。スケジュールは次の通り。
 ▽立川会場9月15・16日(立川フレアホール)▽札幌会場9月21・22日(北海道立道民活動センター)▽福岡会場10月6・7日(アクロス福岡)▽名古屋会場10月13・14日(名古屋国際センター)
下水汚泥から発電/八戸市が研究
 八戸市は地域内のエネルギー源(下水汚泥、太陽、風、木屑)を利用して発電を行い、地域内で消費するマイクログリッドの実証研究を行っている。東部終末処理場で発生するバイオガスから製造した電力と、太陽光や風力発電などで得られる電力を、地元の小中学校や八戸圏域水道企業団旧庁舎に供給する計画だ。
 この研究は八戸市がNEDO技術開発機構の委託事業として進めているもので、東部終末処理場にガスエンジン(170kW×3台)、太陽光発電(50kW)、二次電池(100kW)、木屑ボイラを設置。
 ガスエンジンの燃料となるバイオガスは、現在1日平均3,000立方メートル発生し、メタンガス濃度は60%程度となっている。
御園良彦東京都水道局長に聞く/就任インタビュー
 東京都水道局は7月16日付で管理職の異動を実施、局長には前・同局技監の御園良彦氏が就任した。御園氏は、都庁におけるキャリアの大半を水道局で過ごした“水道プロパー”で、浄水・給水・建設の本庁部長全てを経験するなど技術系幹部として活躍してきた。
5府省に対し積極要望/大都市水道事業管理者会議
 大都市水道事業管理者会議の臨時会が11日、東京都千代田区の東京国際フォーラムで開かれ、5月に開催した会議(横浜市)で承認した平成18年度国家予算に対する要望について確認した後、厚生労働省や国土交通省、環境省などに対して要望活動を行った。
 今回の要望活動先は厚労省、国交省、環境省、総務省、内閣府の5府省で、会議を代表して金近忠彦・横浜市水道事業管理者が要望書を渡した。
職員必携のPRツール/東京都下水道局
 東京都下水道局の施設管理部はこのほど、職員携帯用の「数値で見る維持管理カード」を作成し、約2,300部を局内の関連部署に配布した。
 同カードは、▽概要▽平成16年度基礎データ▽維持管理重点項目に加え、“見学・でまえ授業用データ”まで網羅、両面二つ折りの名刺サイズのカードに44項目の情報が盛り込まれている。
美唄市水道部が導水管工事で採用/ダクタイル製耐震継手管
 北海道美唄市水道部は、NS形ダクタイル管の呼び径500~1千ミリタイプを道内で初めて採用、導水管布設工事に使用している。同部では、管路整備にあたって耐震継手管を積極的に導入しており、今回の工事でも発売されて間もないNS形の中大口径管をいち早く採り入れた。
18年度下水道予算確保を/全業協
 平成18年度下水道事業予算の確保に向けて全国下水道整備事業者団体協議会(略称、全業協)は11~13日の3日間、積極的な要望活動を展開した。11日には、久間章生衆議院議員、12日には、古賀誠衆議院議員、金子一義衆議院議員、綿貫民輔衆議院議員に要望、それぞれ予算確保に尽力していくことを強調した。
技術公開講座開く/推進機構
 下水道新技術推進機構は6日、第15回新技術公開講座を開催した。今回は茨城県つくば市にある建設技術研究所と日本工営中央研究所でそれぞれ行われている京都市と大津市の合流改善の取り組みについて視察。関係者約80名が出席など、合流改善に対する高い関心を示した。
災害用トイレ「エペットさん」が好評/長島鋳物
 昨年の新潟県中越地震の発生など、頻発する地震災害で直面する問題のうち最も深刻なものがトイレの問題だ。こうした問題を解決するため、長島鋳物の災害用トイレ「エペットさん」が注目されている。下水道のマンホール蓋を緊急時に取り替えて使用することができることから全国の自治体の購入が相次いでいる。下水道という公共の施設を利用するため、今後も脚光を浴びそうだ。