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第4094号    9月  9日発行




予算確保へ水道界一丸/日水協理事会
 日本水道協会は2日、東京・市ヶ谷の日本水道会館で理事会を開いた。平成17年度水道関係予算の概算要求について主務省から説明を受けたほか、10月に熊本市で開かれる総会のシンポジウムの内容や『水道GLP』案の完成を報告。理事会終了後は財務省・関係国会議員に対して要望活動も行った。水道ビジョン具体化の第1歩となる17年度水道関係予算の確保について、水道界をあげて取り組む姿勢を明確にした形だ。
紀伊半島沖でM7.3/近畿各地で漏水等被害
 紀伊半島・潮岬沖を震源に5日午後7時7分にM6.9の地震が発生、続いて午後11時57分にもM7.3の地震があった。近畿地方の水道施設に被害はあったが、復旧は完了している。
 水道施設では、和歌山県本宮町・請川簡易水道の配水管の接合部が外れ、20分間の断水、約35戸に被害が出た。大阪市水道局で空気弁の漏水8ヶ所、配水管(100ミリ)の破損、ポンプ場1時停止など。大阪府水道部では工業用水道で水管橋の空気弁1ヶ所、送水管(口径300ミリ)が漏水し、直ちに修繕された。奈良県内では斑鳩町で口径50ミリの石綿管が破損、断水したが、2時間後に復旧した。
横浜で八都県市が合同実施/防災の日
 関東大震災を教訓に―『防災の日』に指定されている9月1日、全国各地で地震を想定した防災訓練が行われ、延べ99万7千人が参加した。
 横浜の南本牧ふ頭では、第25回八都県市(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、川崎市、千葉市、さいたま市)合同防災訓練が行われ、約6千人が集まった。
 市民による自主防災訓練をはじめとする各種訓練が大規模に展開され、ライフライン復旧訓練では横浜市水道局や下水道局などがデモンストレーションを行い、参加者の注目を集めた。
 政府視察団の団長として会場を訪れた小泉純一郎・首相は、中田宏・横浜市長と共に訓練を視察。
体系見直しで料金改定/東京都水道局
 東京都水道局は7日、平成16~18年度の新経営計画『東京水道経営プラン2004』の内容を明らかにした。プランでは、逓増度の緩和を念頭に置いた料金体系の見直しに踏み切ることが明記されており、同局は新体系による料金改定案を9月の第三回定例議会に上程する方針だ。
 今回の料金改定に際して同局はさらなる企業努力により、口座割引制度の導入と併せて平均2.2%の料金引き下げを行なう。
 このほか、プランでは水源から蛇口までの総合的な施策を推進していくことや、質の高いサービス展開を図っていくことが示されている。
サービスのメニュー拡充/東京都水道局の新経営プラン
 東京都水道局が7日に明らかにした『東京水道経営プラン2004(案)』は、平成16~18年度の財政計画や主要施策に加え、新しい料金体系の内容についても明記されている。これまで同様にハード・ソフト両面でのダイナミックで積極的な施策展開を図っていくことは勿論、時代の変化に対応した新たな料金体系を値上げを伴うことなく構築しようとする同局のスタンスは基本水量の見直しや逓増度の緩和を中心とする料金体系の改善に向けた強い意欲を窺わせるものになっている点でも注目度が高い。
各地で活発に防災訓練
東京都
 東京都は1日、台頭、墨田、荒川の3区と合同で総合防災訓練を行った。八都県市合同防災訓練の一環で、荒川区・白鬚西地区周辺を主会場とした東京都会場ではおよそ3万人が参加。水道局、下水道局がライフライン施設復旧活動の訓練を実施した。

名古屋市上下水道局
 名古屋市上下水道局は1日、同市西区の比良西応急給水センターで、地域住民ら約60人が集まるなか合同防災訓練を実施した。住民自らが地下式給水栓や下水道直結式仮設トイレの組立てを体験するなど、地震災害時における地域防災力を高めた。
岐阜でフォーラム/下水協中部支部
 日本下水道協会中部地方支部はさきごろ、「平成16年度下水道環境フォーラム」を岐阜市の長良川国際会議場で開催した。岐阜県在住の小学生および保護者370人が参加した今回のフォーラムでは、林家ライス・カレー子の講演と施設見学が行われた。
NPO法人化で積極活動/PSI協会
 特定非営利活動法人・ポリシリカ鉄凝集剤普及協会(会長=重松雅嘉・オルガノ環境事業部長。略称=PSI協会)はこのほど、来る10月8日に同協会のNPO法人設立記念イベントとして『PSI環境フォーラム』を開催することを明らかにした。去る6月10日に同協会が正式にNPO法人として登記がなされたことを踏まえて開催されるフォーラムでは、基調講演を丹保憲仁・放送大学長が行なうのをはじめ、渡辺義公・北大教授らをパネラーとするパネルディスカッションも行なわれる予定だ。
全浄水場に膜処理施設を/水団連講演会
 日本水道工業団体連合会は31日、東京千代田区の日本水道会館で講演会「水道ビジョンと産業界(講師=北海道大学創成科学研究機構・眞柄泰基特任教授)」を開いた。会場には会員職員ら約110名が詰めかけた。
 続いて講演に入り、眞柄教授は安全な水を供給することに関しては「全ての浄水場に膜処理施設を導入することを常識化するべきではないか」と述べ、つい先日海外から新しい水系病原性生物の浸入を水際で防いだ例を紹介した。
塩ビ管類12%値上げ/クボタ
 クボタはこのほど、10月1日出荷分より塩ビ管類を8%~12%以上値上げすることを明らかにした。改訂幅はパイプ類で12%以上、継手類で8%以上、その他塩ビ関連製品は8%以上となる。
高機能ダク鉄管普及へ/ダク協中部支部
 日本ダクタイル鉄管協会中部支部は8月31日、名古屋市中村区の安保ホールで「高機能ダクタイル管に関する技術説明会」を開催した。同説明会は、7月29日に津市で三重県内事業体の技術者を対象に行われた説明会に続くもので、今回はコンサルタント関係者を対象に開催された。
夏期大学開く/関水コン
 全国上下水道コンサルタント協会関西支部(関水コン)は27日、大阪市中央区の建築健保会館に会員ら約50人を集め、「平成16年度関水コン夏期大学」を開催した。基調講演では、講師に松岡譲・京都大学大学院工学研究科都市環境工学専攻地球環境学堂地球益学廊教授を招き、『気候変動の見通しと脱温暖化社会への挑戦』をテーマに講演が行われた。
28,29日に講習会/下水道光ファイバー協
 日本下水道光ファイバー技術協会は自治体及び協会会員を対象として、下水道本管部分を中心とした光ファイバーの布設技術などに関する技術講習会を9月28日(火)・29日(水)の両日、東京都千代田区大手町の日本ビル3階会議室で開催する。