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第4048号    2月 23日発行




下水道部11プロジェクト進行中/国交省
 国土交通省下水道部の11プロジェクトが着々と進行している。NO.1からNO.3までの「下水道中長期的ビジョン」「下水道財政・経営論」「水循環・水行政の将来像」は、下水道政策研究委員会の小委員会において議論が進められ、概算要求までに中間報告を取りまとめることにしている。また、「下水道コスト構造改革」、「下水道光ファイバー推進」など他のプロジェクトも委員会が開かれており、具体的な議論が進んでいる。
厚労省、総務省と意見を交換/簡水協・役員会
 全国簡易水道協議会は13日午後、麹町会館で役員会を開き、(1)16年度主要事業計画(2)ブロック会議の開催日程(3)水道施設管理技士資格制度への参画―等について報告を受けるとともに、今後の水道事業の運営をめぐり谷津龍太郎・厚生労働省水道課長、兵谷芳康・総務省公営企業経営企画室長と意見交換を行った。
水道関係担当者会議開く/厚労省
 厚生労働省は16日、東京霞ヶ関の灘尾ホールで全国水道関係担当者会議を開き、今後の水道行政の運営について要請した。
 会議の中で谷津龍太郎・水道課長は、日本の水道の現状と課題を指摘。策定中の水道ビジョンを踏まえ、今後の事業運営のポイントを明らかにした。
 水道の現状では、「全国どこでも蛇口の水を飲むことができ、有効率も世界最高水準。諸外国のように経営破綻に直面している事業体はなく、世界のトップレベルの水道となっている」「しかし、現在のレベルの投資水準では早晩更新需要が賄いきれなくなる恐れがある。また、施設の隅々まで熟知した職員が次第に減っていく中で、様々なノウハウをどのように継承するかも課題だ」と指摘。「37兆円にのぼる水道の総資産を目減りさせることなく、逆に資産価値を高め、次の世代に引き継ぎ、持続可能な水道に体質改善を図っていく必要がある」と延べ、今後の方向を示した。
巨大地震対策で特別委/土木学会
 土木学会は18日、東京・四谷の同学会内で「巨大地震災害への対応特別委員会」(委員長=濱田政則・早稲田大学理工学部教授)の活動方針について記者会見を行った。
 同委員会は、阪神淡路大震災を上回る強烈な地震動が広域にわたって発生することが予想される東海地震や東南海地震、南海地震などの巨大地震に対して同学会が取るべき対応と社会的な役割について検討し、実行すべき取り組みを模索することを目的に設置されたもの。特に喫緊の課題とされる地震動の予測や耐震診断・補強法に関する技術の総合化に向けては、日本建築学会と連携して研鑽に努めることが明らかにされ、土木・建築分野のそれぞれを代表する二大学術団体の共同研究という極めて注目度の高い試みが展開されることになった。
WG2ドラフト完成へ/~ISO/TC224~
 ISO/TC224(水道および下水道のサービスに関する国際規格)ワーキンググループ2(WG2)は、2月12日から14日の3日間、スペインのバレンシア市で第3回ワーキンググループ会議を開いた。
 消費者サービスの分野を担当するWG2では、4月に行われる韓国でのTC総会に提出するドラフトが未完成だった。今回はその作成のための会議で、7カ国から計13人が参加した。日本からの参加者は、吉村和就氏(荏原製作所)、田中直也氏(クボタ)、石井健睿氏(日本水道協会)、片岡正造氏(東京都下水道局)、長谷川健司氏(管清工業)の5名。
浄水場等を包括委託/諫早市水道局
 諫早市水道局は17日、浄水場等施設管理業務統合化事業の一環として市内4浄水場等の運転・管理をジャパンウォーターと有汐設備工業で構成する特定委託業務共同体に包括委託すると発表した。契約期間は今年4月1日から5年間で、水道施設の運転業務や監視、点検、整備、さらに故障・災害時の対応等を業務内容とする。
 同水道局では人件費や監視用の自動車燃料費の節減により、5年間で約1億9,500万円の経費削減を見込んでいる。
川崎市16年度予算案/水道局/下水道事業
水道局
 川崎市水道局はこのほど、来年度予算案を明らかにした。厳しい財政状況を踏まえ緊縮予算となったが、14年度に約21億円あった繰越欠損金は解消する。
 来年度の資本的支出は110億7,754万円(対前年度比8.8%減)で、主要事業は、(1)施設改築等整備事業費26億8,500万円(2)第1導水ずい道改良事業費1億7,400万円(3)川崎縦貫道路関連施設整備費1億8,800万円(4)その他建設改良費33億7,063万円―となっている。

下水道事業
 川崎市は、平成16年度下水道事業会計予算案の資本的支出に498億9,236万5千円を計上した。
 建設改良事業は171億9,622万2千円で、その内訳は、(1)下水幹枝線整備事業費78億8,939万2千円(2)ポンプ場建設事業費15億8,600万円(3)下水処理場建設事業費66億7,700万円(4)下水道施設の改良費4,720万円(5)下水道建設調査費847万1千円(6)その他経費9億8,815万9千円―となっている。
「浄水技術出前講座」開く/水道技術研究センター 
 水道技術研究センターは1月16日、沖縄県企業局海水淡水化センターで「よりよい水質を目指して」をテーマに、第1回「浄水技術出前講座」を開催した。
 出前講座開催の趣旨は、センター会員を中心として、ACT21等の調査研究の成果を水道事業体が抱えている課題、計画等に即したかたちで、講演やその水道事業体にあわせたケーススタディのディスカッションを行うなど、具体的に役立てると同時に研究成果の普及促進を図るもので、今年度からスタートした新規事業。
最新技術を公開研修/東京都下水道局
 東京都下水道局は3日、公開研修「下水道新技術」を都議会議事堂の都民ホールで開催した。都庁関係各局の技術系職員ら250名が参加し、下水道事業に関する最新技術の動向を中心に6題の講演・発表が行われた。
水質検査講演会を開催/大阪府水道サービス公社
 大阪府水道サービス公社は1月22日、大阪市中央区の大阪府庁新別館で、平成15年度水質共同検査講演会を開催した。今回は「水道水質基準の改正の背景と要点」をテーマとし、大阪府や受水団体などから関係者約110人が参加し、熱心に聴講した。
舞洲スラッジセンター(1期)完成へ/大阪市都市環境局
 大阪市都市環境局が平成9年度から建設中の汚泥集中処理場「舞洲(まいしま)スラッジセンター」の第1期工事がほぼ完成した。老朽化が著しい既存の焼却炉の更新と汚泥の有効利用などを図るため、下水処理場8カ所から送泥して処理し、溶融スラグは全量有効利用する。全体計画年次は平成9年度~21年度、総事業費は約800億円で、施工は日本下水道事業団に委託している。今回完成したのは建物全体および全体能力の半分の設備(450トン/日)で、4月1日より下水処理場4カ所から送泥して本格稼働する。
16年度簡水予算を説明/簡水協事務局長会議
 全国簡易水道協議会は5日、東京千代田区の法曹会館で平成15年度第2回事務局長会議を開いた。
 北富雄・厚生労働省水道課長補佐が平成16年度水道関係政府予算案について、高橋哲郎・総務省公営企業経営企画室理事官が平成16年度地方債計画についてそれぞれ解説した。
監視から管理へ「やくも水神」が好評/小松電機産業
 電機機器メーカーの小松電機産業(本社・島根県松江市、小松昭夫社長)が開発したiモード・インターネットを用いた上下水道制御管理システム「やくも水神」が好評を博している。施設の高性能な遠隔監視、維持管理の広域化などに対応し、低コストかつ効率的な上下水道施設の管理を提供するもので、全国約700カ所で稼働するなど採用実績が伸びている。このネットワークを活用した施設制御管理システム「パッケージ水神」、「水神マンホールポンプ制御盤」、そしてあらゆる他社システムとも混在できる「後付ユニット」など製品群も多彩で、小松社長は「当社の管理システムの導入で、創造を超える飛躍的な管理コストが削減できる」と話している。
当選者発表/社名当てクイズ
 本紙主催の「クイズWATER2004年―社名当て」に多数のご応募ありがとうございました。抽選の結果、次の方々が当選されました。(敬称略)
 【1等】(4万円)
 ▽梅谷友康(大阪市)
 【2等】(2万円)
 ▽中地安孝(相模原市)▽番場義久(黒部市)▽中西亮二(名古屋市)▽倉田元一(岡山市)
 【3等】(4千円)
 ▽永井誠二郎(札幌市)▽野々口宏樹(八戸市)▽有泉修(西八代郡)▽兼児学(世田谷区)▽丸山久行(さいたま市)▽小田ハツ(江東区)▽炭谷信之(高岡市)▽牛窪俊之(横浜市)▽浅岡純太(西尾市)▽杉浦大昌(海部郡)▽榊貞子(四日市市)▽益田望里(枚方市)▽渋野悟(岡山市)▽永山利昭(広島市)▽吉田未来(鳥取市)▽松浦博(徳島市)▽森博文(高知市)▽原重実(糟屋郡)▽増田敏秋(下益城郡)▽坂口妙子(福岡市)
4,000ミリ推進管で公開実験/組立式超大口径推進管研究会
 組立式超大口径推進管研究会(会長・水谷隆日本ゼニスパイプ社長)は16日、千葉県横芝町の日本ゼニスパイプ千葉工場で内径4,000ミリの組立式超大口径推進管の公開実験を行った。公開実験には下水道事業体やコンサルタントなど約100名が出席、関心の高さを示していた。
各界から多数参列/故三野氏のお別れ会
 昨年12月に逝去したクボタ元会長・三野重和氏のお別れ会が18日、大阪市北区のリーガロイヤルホテルで営まれた。三野氏は昭和23年に久保田鉄工所(現・クボタ)に入社。同社の発展に尽力するとともに、大阪工業会会長や関西モノづくり連合会の創設などでも活躍した。お別れ会には故人を偲んで各界から多数が参列した。
JICA研修生が見学/大成機工三田工場
 JICA中東地域「上水道維持管理」コース研修生が1月21日、兵庫県三田市の大成機工三田工場を訪れ、同社の生産設備や製品、品質管理システムなどを見学した。
 一行は、ヨルダン2人、パレスチナ2人、シリア3人、イエメン2人の4カ国9人。今年1月13日から3月21日にかけて各地で水道維持管理技術を学んでおり、その一環として同社三田工場を訪れたもの。