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第3961号    2月  17日発行




水質管理の不備で指導/厚労省
 厚生労働省はこのほど、平成14年度の立入り検査の結果を明らかにした。大臣所管の470事業者のうち、今年度は104事業者を対象に検査を実施したが、このうち45%にあたる47事業者で、水質検査の「毎日検査の未実施」、水道技術管理者の責務規程違反などの問題点が見つかり文書指導を行った。水道課では、残塩濃度の保持など、最低限実施しなければならない水質検査を怠っている事業者が多く見られたことを重視。「比較的規模の大きい水道事業でもこのような状況だった。規模の小さい水道の管理レベルが危惧される」(谷津龍太郎・水道課長)とし、管理監督にあたる水道技術管理者の役割の重要性を再認識するよう求めている。
民間委託で登録制度/水道技術研究センター
 水道技術研究センターは水道事業者が水道の管理に関する技術上の業務を民間企業に委託する際に、民間企業の技術的基礎を判断する指標となる水道施設管理技士登録制度について検討を始めた。平成15年度からのスタートを目指している。
 この制度は水道の管理に関する技術上の業務を水道事業体より受託する意志のある民間企業について、業務に従事する従業員の技術レベル、受託民間企業の全般的な技術力(どの技術レベルの技術者が何人いるか)の情報を明らかにするためのもの。
国際水都首長会議を開催/水フォーラムの大阪セッション
 大阪市は第3回世界水フォーラムの大阪会場セッションとして19日午後2時から大阪市北区のグランキューブ大阪で第4回国際水都首長会議(ICAP03)を開催する。内外の8都市が集合し、水に関わる問題点とその解決に向けてシンポジュウムなどを行い、『大阪宣言』(仮称)を採択する。
閣僚宣言で意見交換/第3回世界水フォーラム
 第3回世界水フォーラム・国際閣僚級会議に関する第2回非公式諮問会議が30・31日の両日、東京都港区の三田共用会議所で開かれた。同会議には95ヶ国、21国際機関から約300人が参加し、『閣僚宣言』に盛り込む内容などについて検討した。
 国際閣僚会議は世界水フォーラムの主要イベントの一つで、3月22日、23日の両日に開催され、世界の水担当大臣が集まって水問題解決に向けて議論し、その成果を『閣僚宣言』として集約し採択するもの。
「8万立方メートル/日の膜ろ過」を市長に答申/鳥取市水道事業審議会
 クリプトスポリジウム対策を含む浄水施設のあり方を検討してきた鳥取市水道事業審議会(会長=野田英明・鳥取環境大学副学長)は7日、竹内功・鳥取市長に答申書を提出した。答申書では浄水施設のあり方について、▽浄水施設は膜ろ過とする▽建設規模は当面1日最大配水量の8万立方メートルとする▽建設地は現計画地の江山浄水場予定地とする―ことなどが明記され、総体的に膜ろ過法が一番安く、建設コストの低下および処理能力の向上が期待できると結論づけた。今後、同市は市民説明会などを経て、3月市議会で議論後、6月市議会をめどに最終結論を出す見通しを示した。なお、一部運転開始は平成20年度を予定している。
平成15年度予算案概要/横浜市水道局
 横浜市水道局の平成15年度予算案の詳細がこのほど明らかになった。来年度は資本的支出に395億2,600万円、建設改良費に226億9,200万円(対前年度比0.3%減)を計上しているが、その内訳は、▽基幹施設整備事業費106億円(同1%増)▽配水管整備事業費103億円(同3.7%減)▽受託建設費4億2,000万円(同65.4%増)▽その他建設改良費13億7,200万円(同4.9%増)―となっている。
3,200立方メートル/日の膜ろ過導入/神奈川県営水道
 神奈川県企業庁水道局はこのほど、来年度予算案の内容を明らかにした。
 漏水防止対策事業としては配水管改良工事を延長2万4,180メートル布設する。事業費は20億2,350万円と昨年より4億円程の減となっているが、これは新規事業の鉛管解消事業に振り分けたため。その鉛管解消事業は14億1,679万1,000円で、鉛管取替工事4,900件と鉛管使用状況調査業務委託を実施する。鉛管は、公道下部の7メートル未満を10年以内に解消する予定。
入江崎西系建設に着手/川崎市下水道事業
 川崎市建設局はこのほど、下水道事業の来年度予算案を明らかにした。
 資本的支出は474億8,352万6,000円、建設改良事業は169億5,524万5,000円で、新たに着手する入江崎水処理センター西系建設事業などを行う。
 下水幹枝線整備事業費は89億3,532万4,000円で、 整備延長約18キロメートルを予定。
効能には科学性なし/京都市水道局
 京都市水道局は第3回世界水フォーラムの関連イベントとして30日、京都市左京区の国際交流会館で記念講演会を行った。市民ら約160人が集まるなか、講師は京都工芸繊維大学アドミッションセンターの左巻健男教授が務め、科学者の視点で最近流行の機能水・活性水などに言及した。
 「今後とも科学的に根拠のない“水”には異論を唱えていきたい。水道事業者の方々にはより安全な水道水を供給するよう努力していただきたい」と締めくくった。
中小施設向け回転炉床式焼却炉/月島機械
 月島機械は、少容量汚泥焼却用に開発した「回転炉床式焼却炉」の一号機が、納入先の稚内市下水終末処理場で順調に稼働、好評を博している事を契機に、汚泥の処分地確保や有効利用が難しい中小規模下水処理場を対象に本格的な販路拡大に乗り出している。
 約7年ほど以前から少量汚泥焼却に適応でき、シンプルで維持管理の容易な小型焼却炉の開発に取り組んだ結果、「回転炉床式焼却炉」を開発した。開発された焼却炉は2トンから10トン/日までラインアップ、稚内市で稼働中の一号炉は、前段に乾燥機を設置、12トン/日の能力を有している。
大口径下水道管を更生/鹿島
 鹿島(本社・東京、梅田貞夫社長)はこのほど、口径800ミリ以上の大口径の下水道管渠を下水道を使用しながらリニューアルできる「バックス工法」を開発した。
 既設下水道管渠の内面に超薄肉の更生管を構築するもので、更生後は断面縮小量を最小限に抑えることが可能となったことから、既設の下水道管渠の流下能力を補修前と同等に確保することができる。北九州市小倉北区内で既設の下水道管(内径1,650ミリのヒューム管)での実証工事を行い、自立管方式の大口径の下水道管渠リニューアル工法(鞘管工法)で初めて、流下能力を100%確保することに成功した。
江別市で今年も講習会/ポリテック
 水道用ポリエチレンパイプシステム研究会(略称・ポリテック、会長・卜部忠彦クボタ取締役合成管事業部長)はさきごろ、北海道江別市で水道配水用ポリエチレン管の施工講習会を開催した。
江別市で今年も講習会/ポリテック
 水道用ポリエチレンパイプシステム研究会(略称・ポリテック、会長・卜部忠彦クボタ取締役合成管事業部長)はさきごろ、北海道江別市で水道配水用ポリエチレン管の施工講習会を開催した。
点検ロボットを開発/三菱重工業
 三菱重工業は、原子炉建屋など原子力発電所施設の監視および目視点検用として、遠隔操作で自由に移動しながらリアルタイムで監視・点検場所の状況を伝えることのできるプラント内点検ロボット「MARS―i」の開発に成功した。
下水道工事費低減へ/三菱樹脂
 三菱樹脂はバリアフリータイプの砂利舗装材『砂利想いBF』を1月24日から発売を開始した。同商品は透水性に優れ、雨水処理用の下水道工事費用や一時貯水タンク工事の費用削減を可能にした。
紺野美沙子さん招き鼎談/日本銅センター
 日本銅センター(会長・吉野哲夫古川機械金属社長)はこのほど、東京永田町の赤坂エクセル東急ホテルで女優の紺野美沙子さん、明道健一・新光金属社長、佐藤茂男・スーパーダイニングジパング取締役料理長を招いて「食文化と銅」をテーマに鼎談を行った。