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第3937号  11月 7日発行




JSが30周年
日本下水道事業団(JS)は10月31日、東京都港区虎ノ門のニッショーホールで『30周年を迎えたJSの新たな挑戦』をタイトルに第28回業務研究発表会を開催した。政府の特殊法人整理合理化計画においてJSの組織形態の見直しが進んでいるが、地方公共団体は下水道事業団に対して引き続き高い期待を寄せており、下水道事業団もこれらの声に応えるため、今後の課題として地域密着をあげている。JSは30周年を機に、今後とも地方公共団体とともに歩んでいく方針を出している。
名称は「水資源機構」に/水工団の独立行政法人化案
 「特殊法人等整理合理化計画」(平成13年12月閣議決定)に基づく、「独立行政法人水資源機構法案」が18日に閣議決定された。法案では、水資源開発公団事業について、水需要の伸び悩み等の現状を踏まえた結果、新規の開発事業を行わないこととし、公団を独立法人化することを明記している。法人成立日は平成15年10月1日。
下水道の整備手法等で提言/地方分権推進会議
 国と地方の役割分担について検討している地方分権改革推進会議(議長=西室泰三・(株)東芝取締役会長)は30日、「事務・事業の在り方に関する意見」(自主・自立の地域社会をめざして)を明らかにした。地域における行政の合理化と、知恵とアイディアの地域間競争―を視点に、国と地方の役割分担に応じた事務事業の在りかたを提言しているのが特徴。財政措置では、社会保障、公共事業など5分野別に、下水道、河川などを対象に135項目の具体的措置を提言した。水道への具体的な意見はなかった。
栄えの会長表彰決定/簡水協
 全国簡易水道協議会はこのほど、平成14年度の会長表彰受賞者を明らかにした。今年は77名が栄誉に輝いた。
 は、(1)水道事業の普及発展に尽力し、功績が顕著であるもの(2)有益な発明発見、または技術上の改良、進歩、発展に貢献したもの(3)水道の維持管理に力を尽くし、その功績が特に他の規範となるもの―等が対象。
06年北京総会へ調整/IWA
 丹保憲仁IWA会長が10月21日、2006年IWA総会が開催予定の北京市で中国側代表団と準備状況について会合を行った。IWA側は丹保会長のほか、ポール・ライターIWA専務理事や日水協の竹中勝信国際課長が出席した。
 中国側関係者によると、2006年の開催に向けて準備が遅々として進んでいない。丹保会長は11月にベニスで行われるIWA関連の会議や大阪で開催予定の第3回世界水フォーラムへの代表者派遣を要請するなど、意見交換と調整を行った。
浄水施設等の管理を民間に全面委託/広島県三次市
 広島県三次(みよし)市は、今月から水道施設の運転管理と必要な点検整備、法定水質検査などの業務を(株)ジャパンウオーターに全面委託した。今年4月施行の改正水道法で定められた「第三者への委託制度化」に基づく契約で、民間企業が受託水道業務技術管理者を配置する全面委託は全国で初めて。契約期間は平成20年3月31日までの5年5カ月で、新藤信之・同市フレッシュ水道課長は「技術力・経営基盤を兼ね備えた民間企業に業務委託することで、今後は住民サービスのさらなる向上に専念したい」と話している。
検針票に“裏面広告”/名古屋市
 東京都下水道局は21日、森ヶ崎水処理センターで実施するPFI事業について、森ヶ崎エナジーサービス株式会社(東京電力と三菱商事が設立した特別目的会社)と契約した。同事業は、国内の下水道事業で初のPFI事業。
 同社は未利用の汚泥消化ガスを利用した常用発電設備を建設・運営し、センターに電力と温水を供給する。また、低廉な夜間電力をNaS電池に充電して昼間に放電することで、電力負荷の平準化や電力コストの削減を図る。年間の具体的な効果としては、6億円の電力コスト削減、ドラム缶約2万3,000本に相当する重油の削減、東京ドーム約300個分の広さに相当する森林が吸収する量の二酸化炭素削減などが挙げられる。また、複数の電源を確保することで信頼性も向上する。
通水60周年で記念行事/徳山市水道局
 山口県徳山市は今年で通水60周年を迎えた。同市の水道事業は昭和17年10月3日に給水開始以来、拡張を重ね、現在は第5期拡張事業を継続しており、計画事業規模は給水人口10万8000人、施設能力6万1000立方メートル/日などとなっている。同市水道局では通水60周年記念事業「アクアアミューズメント」を10月3日から6日までの4日間、徳山市市民交流センターで催した。
水道1,015億、下水道1,670億/東京都来年度事業計画案
 東京都はこのほど、平成15年度の事業計画案を発表した。水道局は資本的支出に1,827億400万円(対前年度比289億8,000万円増)、建設改良費に1,015億8,000万円(同31億8,800万円増)、主要施設整備事業に900億円(同50億円減)を見込み、高度浄水施設の建設やろ過池の覆蓋化などを進める。一方、下水道局は区部の下水道事業の資本的支出に4,279億4,700万円(同262億7,500万円増)、下水道建設改良費1,670億円(同110億円減)、下水道建設費1,400億円(同100億円減)で、王子ポンプ所、新田ポンプ所の設備再構築、小菅処理場高速凝集処理施設の建設などに着手する。また、流域下水道事業では資本的支出に224億9,100万円(同6億6,600万円減)、流域下水道改良費17億9,000万円(前年度同額)、流域下水道建設費148億円(対前年度比17億円減)を見込み、小平雨水幹線と多摩川上流処理場・八王子処理場間連絡管の建設などを行う。
30周年記念祝賀会開く/水コン協関西支部
 全国上下水道コンサルタント協会関西支部(関水コン)の平成14年度全員協議会及び関水コン発足30周年期念事業の掉尾を飾る記念講演会、同祝賀会が1日、大阪市北区の東洋ホテルで開催された。また、会場前にはやはり記念事業の一環として実施された写真コンテストの入賞作品が展示され祝賀会で各賞受賞者の表彰が行われた。
あらゆるパイプにワンタッチ接続/タブチ
 タブチ(本社・大阪市、田渕宏政社長)はこのほど、日本で初めて、あらゆるパイプに完全ワンタッチで接続できる給水給湯樹脂配管用継手「アレスフィット」の販売を開始した。施工性、安全性に優れ、しかも鉛の新水質基準にも適合しているため、今後、注目を集めそうである。
 「アレスフィット」はJIS規格の樹脂パイプ(XPE・PB)であればパイプメーカや管種にこだわることなく、あらゆるパイプに接続できるのが最大の特長。さらにコアの挿入が不要であり完全なワンタッチ継手である。
JICA研修生が視察/大成機工三田工場
 平成14年度JICA中南米特設「上水道漏水対策コース」の研修生が21日、大成機工三田工場を視察し、不断水穿孔工事など同社の誇る最先端の技術・工法を学んだ。
 一行は、ボリヴィア、ホンデュラス、メキシコの3カ国8名。
秋の褒章・叙勲/徳平淳氏勲三瑞
 政府はこのほど平成15年秋の褒章・勲章受章者を明かにした。本紙関連では東大名誉教授の徳平淳氏が勲三等瑞宝章に、日本空調衛生工事業協会の菅谷節会長と三菱樹脂の菅澤武彦社長が藍綬褒章に、園部重工業の正木章三社長が黄綬褒章に輝いた。
水道クイズ当選者
 本紙主催の第71回日本水道協会総会協賛の『水道クイズ』に次の方が当選されました。
【1等】(3万円)=宮崎純均氏(伊予三島市)
【2等】(2万円)=小出茂利氏(名古屋市)▽高橋康夫氏(守口市)
【3等】(4千円)=尾形英明氏(岩手県山田町)▽小田浩輝氏(仙台市)▽伊藤秀男氏(八街市)▽藤沢和美氏(東村山市)▽佐藤亜希氏(東京都)▽中地安孝氏(相模原市)▽小野博氏(相模原市)▽嶋野光雄氏(静岡市)▽小林宣夫氏(安城市)▽川口信介氏(名古屋市)▽八神悠氏(名古屋市)▽小川宗治氏(岐阜市)▽野瀬井大樹氏(京都市)▽山崎岩男氏(桜井市)▽吉本正和氏(大阪市)▽辻宏美氏(茨木市)▽池上剛氏(神戸市)▽不破功雄氏(神戸市)▽山内光晴氏(姫路市)▽西岡英紀氏(福岡市)。