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第3911号  7月8日発行




ISO規格化へ上下水道が連携/京才下水道委員長に聞く
 上下水道サービスのISO(国際標準化機構)規格化に対応するため、国内の動きが活発化している。下水道サイドでは既に国内対策協議会(会長=佐々木誠造下水協会長・青森市長)を立ち上げ、3日には作業の中心となる委員会の初会合が行われた。また、水道サイドでもパネルを開催することが決定している。そこで、京才俊則・下水道国内対策委員長に今後の日本の方向性等について伺った。
水道課長に谷津龍太郎氏
 厚生労働省は10日付けで、健康局水道課長に谷津龍太郎氏(環境省大臣官房付・前兵庫県県民生活部参事・アジア太平洋地球変動ネットワークセンター長)を任命する。
 三本木徹・水道課長は(財)廃棄物研究財団へ。
フィリピンでASPAC会議IWA・2003年に
 第13回国際水協会アジア太平洋地域(IWA-ASPAC)会議・展示会が、2003年10月13日から18日まで、フィリピンのセブ市で開催される。会議では、(1)新たなビジョンと戦略(2)適用技術(3)情報技術の活用(4)上下水道プロジェクトの財源(5)人材-等をめぐり意見を交換する。
日水協地方支部総会始まる/気仙沼市で東北支部総会
 日本水道協会地方支部総会のトップを切って、第71回東北地方支部総会が4日、宮城県気仙沼市の「サンマリン気仙沼ホテル」で開催された。約400名が出席し、今年度予算案や事業計画案などを審議した。
 開会では、開催地を代表して鈴木昇・気仙沼市長が挨拶に立ち、市の概要などを紹介したあと、「施設整備を効果的に進め、多様化する消費者のニーズに応えたい」と熱く語った。
炭酸ガス注入の実証実験開始/川崎市水道局・潮見台浄水場
 川崎市水道局はこのほど、潮見台浄水場で炭酸ガス注入によるpH調整の実証実験を開始した。これは、濁度管理を徹底させるため、より効率的な浄水処理方法を確立する目的で行うもので、注入する薬品としては、安全性の高い炭酸ガスを選択した。これまで西日本の事業体を中心に消石灰と炭酸ガスを併用するものや小規模施設での実績はあったが、20万トンクラスの浄水場で炭酸ガス単独は初めて。実験は6月から8月にかけて行われる予定だが、クリプトスポリジウム暫定対策指針にある、ろ過水濁度0.1度以下の管理と原水水質の悪化に全国の水道事業体が苦労する中、実験の結果が注目される。
マッピングシステム運用開始/山形市水道部
 山形市水道部は1日、水道管路情報システムの運用開始式を水道施設管理センター内で開催した。同システムは、東京ガス・エンジニアリング(株)が構築を担当したマッピングシステム。「検索」はもちろんのこと、「管網解析」や「設計用下図作成」など8種類の機能を備えており、今後の機能拡充も容易に可能なため、システムに寄せる同部の期待は高い。
自動水質計器を積極配備/東京都水道局
 東京都水道局は平成13、14年度の2ヵ年で多摩地区78ヵ所に自動水質計器の配備を進めている。同局は既に区部の45ヵ所に7項目(濁度、色度、残留塩素、pH値、電気伝導率、水温、水圧)の水質情報をリアルタイムで連続・自動測定できる水質計器を設置しているが、今回、多摩地区においてもこの自動計器を配備することで、より一層の緻密な水質管理体制の実現と水質検査の省力化を図る意向だ。
 多摩地区で配備が進められている自動水質計器は、7項目型と3項目型(濁度、色度、残留塩素)の2種類。平成3年度から7年度にかけて区部に設置されたものと比べてサイズがコンパクトで、また、計測した水質データをデータ通信システム上の携帯電話で親局の多摩水道改革推進本部内の監視室と多摩水質試験室に送信する機能を持つのが大きな特長となっている。既に13年度は7項目型が7、3項目型が31の合計38台が設置されており、今年度中に前者が8、後者が32の計40台を配備する予定だ。
水系一丸で水質保全を/淀水協
 淀川下流から取水している水道事業10団体で構成する淀川水質協議会(会長=神尾雅也・大阪府水道企業管理者)の第38回委員会がこのほど、大阪市都島区の水桜会館で開催された。委員会では水源水質調査など4小委員会による平成13年度の事業経過報告をはじめ、同年度会計決算、同14年度事業計画案並びに予算案の承認などが行われた。
国内最大級のスクリュープレスを受注/石垣
 石垣(石垣真社長)はこのほど、青森市(佐々木誠造市長)下水道部から八重田浄化センター向けに国内最大級、スクリーン口径1,100ミリの圧入式外筒回転型スクリュープレス脱水機2台を受注したことを明らかにした。
 今回石垣が受注した八重田浄化センター汚泥脱水機棟機械工事は、圧入式外筒回転型スクリュープレスISGKⅢ-1105型(スクリーン口径1,100ミリ)2台で、設計条件では含水率79%以下、回収率95%以上。工期は平成16年3月20日。
パートライナーB、BS工法を開発/オールライナー協会
 オールライナー協会はこのほど、光硬化による管渠部分補修工法パートライナーB工法及び光硬化による本管・取付け管接続部分補修工法パートライナーBS工法を開発したことを明らかにした。
 同協会では従来から同様の用途として、熱硬化性樹脂を使用したパートライナー工法とパートライナーS工法で実績を伸ばしてきたが、パートライナーB工法、パートライナーBS工法は従来工法に比べて著しく施工時間が短縮可能となったことが最大の特徴だ。この結果、パートライナーB工法は1日当たりの施工箇所数で10箇所、パートライナーBS工法では7箇所とすることが可能になった。
初任者研修会開く/下水道施設協
 日本下水道施設業協会は6月21日、東京都下水道局の有明処理場を舞台に、約100近い会員会社の新人や新規配属者の出席のもと、「下水道初任者研修会・施設見学会」を催した。
技能検定試験場建設へ/東管協組
 東京都管工事工業協同組合(今井海記理事長)が10年来要望してきた技能検定実技試験場建設に関する請願が6月26日の都議会本会議で採択、可決された。
 同組合は東京都職業能力開発協会の協力団体として配管などの職種で検定実施に協力してきたが、都内に大規模な検定施設がなく、千葉市のポリテクセンターを借用し実施してきた。
受注実績500枚を突破/超微細気泡散気装置/月島機械
 月島機械が、省エネルギーに大いに貢献できる効率的ばっ気装置として拡販している「TSKエアレーションパネル(超微細気泡散気装置)」が平成9年に北海道標津町に第一号を納入以来、着実に実績を伸ばし、平成13年度の受注でパネル数が500枚をクリア、地球温暖化対策としての下水処理場の消費電力削減への有力な装置として注目を集めている。
第17回総会開く/エポ工法協会
 全国エポ工法協会(椿森信一会長)は6月20日、東京港区の虎ノ門パストラルで第17回定時総会を開き、平成14年度事業計画などを決めた。
 エポ工法、ハネックス工法による維持修繕工事、道路舗装人孔鉄蓋後付工法の昨年度の実績は1万2,200箇所と順調に実績を伸ばしており、平成14年度は1万3,800箇所の施工を見込んでいる。