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第3827号  7月12日発行




『新世紀の水道』をテーマに/水道技術セミナー/水道技術研究センター
 (財)水道技術研究センターは、9月上旬から11月上旬にかけて『新世紀の水道を考えて』をメインテーマに、神戸市、さいたま市、熊本市の全国3会場で「第11回水道技術セミナー」(後援=厚生労働省水道課)を開催する。地域特性を考慮し、開催地ごとにサブタイトル(神戸会場「より強い水道施設の構築」、埼玉会場「水道管路の今後」、熊本会場「これからの浄水処理技術」)を設定したのが今回の特徴。各会場ともに厚生労働省の担当者が水道法改正を踏まえ、「これからの水道行政」をテーマに基調講演を行う。新世紀における水道整備の方向をめぐる最新の知見と情報の交流が期待される。

技術開発実験センターが完成/日本下水道事業団
 日本下水道事業団(JS)が栃木県真岡市で建設を進めていた「技術開発実験センター」がこのほど一部完成し、27日に開所式が行われた。
 実験センターは、隣接する真岡市水処理センターから供給される分流下水及び汚泥を実験に利用できるJS独自の実験フィールドで、下水道に関するより一層高度な新技術の開発と実用化研究を行うもの。JSの固有研究のほか民間企業、大学、公的研究機関等との共同実験を進めていく。

下水道光ファイバーで情報網/岡山市
 岡山市は下水道光ファイバーを活用し、情報ネットワーク網を整備する「地域情報水道構想」を進めている。高速・大容量・容易かつ安価な情報取得を目指し、平成12年度からは新世代下水道支援モデル事業として、実証実験などを重ねてきた。このほど第1期工事が竣工し、27日、記念式典が挙行された。

給水50年で決意新た/防府市
 半世紀迎え新たな1歩へ-。山口県防府市が今月で給水50周年を迎えた。同市は昭和26年7月に給水開始し、平成12年度末で給水人口10万8746人、1日最大配水量約4万8,002立方メートル、普及率91%。第4期拡張事業第4次変更を実施し、安定水源の確保などを推進している。6月29日には記念式典と併せ、武島繁雄・(株)三水コンサルタント代表取締役会長の講演、上右田水源地の竣工式も行われ、山口県看護研修会館での記念式典には、関係者や局OBら約100名が出席した。

沈砂などを再利用へ/名古屋市宝神下水処理場
 名古屋市上下水道局の宝神下水処理場では沈砂などの洗浄設備が完成し、6月から稼働を始めた。これまで沈砂などは年間約1万トン発生し大半を委託で処分してきたが、同設備によって再利用が可能となり関係者から大きな期待を集めている。
 今回完成した洗浄設備は下水処理場やポンプ場から発生する沈砂や雨水ます及び下水本管清掃土を全量洗浄・分級し、建設用資材などに有効活用するもの。
県水受水拠点が完成/四日市市
 三重県四日市市が建造を進めてきた「水沢北谷配水池」が、このほど供用開始した。配水池は市北西部地域の安定供給を図るため、三重用水系の県営水道を受水する施設で、有効容量は1万立方メートル。屋根工事にはエアードーム工法を採用し、工期の短縮などを図っている。
貯水槽への対応等審議/給衛協
 全国給水衛生検査協会は4日、大田区産業プラザに参加者175名を集め、平成13年度通常総会を行った。
 議題は、会員の動向について、平成12年度事業報告と決算について、平成13年度事業計画と予算について、貯水槽水道等への対応策と今後のあり方について、役員の改選について、その他の8題で、いずれも承認を受けた。なお、注目の貯水槽水道への対応としては、技術力の確保のため、検査員のレベルを高くすることや、検査項目や判定基準を衛生確保のため簡易専用水道と同等にするべき、などが審議された。
ゲーム感覚で管網の水理計算/管網マスター/日本水道設計社
 情報化時代を迎えて水道事業体向けに様々なソフトが開発されている。日本水道設計社(本社東京・神田、秋山茂治社長)が昨年春に販売を開始した配水管網シミュレーションソフト『管網マスター』は、従来専門的な知識が必要といわれていた管網の水理計算がゲーム感覚で誰でも簡単にできるソフトとして高い評価を得ている。特にパソコンが苦手な中高年世代技術者にその操作性の容易さ等が認められ、これまでに十和田市やむつ市、藤枝市、茨城県南水道企業団など着実に実績を伸ばしている。
「栗本細野㈱」を設立/栗本鐵工所・細野鐵工所
 栗本鐵工所は9日、細野鐵工所と合弁で中大口径異形管の生産を行う新会社「栗本細野株式会社」を設立した。
 新会社の資本金は3,000万円で、出資比率は栗本鐵工所51%、細野鐵工所49%。本店所在地は、埼玉県川口市飯塚2丁目1-24(現細野鐵工所内)。また役員は、代表取締役に太田祥隆・栗本鐵工所千島製造部長、取締役会長には細野壽雄・細野鐵工所社長がそれぞれ就任した。
 新会社では、埼玉県伊奈町に建設を予定している新工場の検討も併せて行い、15年4月竣工を目指す。
HHD工法を公開/パイコン協会
 (株)利根とパイコン協会は6月27日、福島県の梁川町でHHD工法の実証施工現場を関係者に公開した。 HHD工法は従来掘削が困難であった岩盤や転石層の推進を可能にしたマルチエアハンマシステムによる推進工法。
 3本の独立したエアハンマを設け、それぞれのエアハンマに対して供給エア圧力を調整することで、360度全方位に任意の方向修正ができるのが大きな特徴。
10月28日に国家試験/給水財団
 給水工事技術振興財団は平成13年度給水装置工事主任技術者試験を全国11会場で10月28日(日)に行う。
 試験地は札幌市、仙台市、横浜市、習志野市、さいたま市、名古屋市、日進市、吹田市、広島市、福岡市、那覇市の11会場。
 受験資格は給水装置工事に関して3年以上の実務の経験を有する者で、受験手数料は16,800円。