今週の紙面

健康診断を年1回に緩和/中環審水道水質・衛生管理小委開く/環境省

 環境省が設置する中央環境審議会水環境・土壌農薬部会水道水質・衛生管理小委員会(第3回、委員長=松井佳彦・早稲田大学ナノ・ライフ創新研究機構規範科学総合研究所研究院客員教授、北海道大学名誉教授)が6日、開催された。議題は「水質基準等の見直し」と「健康診断の頻度の見直し」で、ともに1月の今年度第2回水質基準逐次改正検討会での審議を踏まえてのもの。

上下水道の人材確保へ/「水」道場で若手が提案/国交省

上下水道の人材確保へ/「水」道場で若手が提案/国交省

 国土交通省上下水道企画課が自治体の若手職員と取り組んだ「『水』道場」の成果が報告された。水道と下水道の垣根や組織の枠を超えて上下水道における課題を議論し、若手職員のネットワーク構築を目指す取り組み。今年度は65人の職員が参加し、「持続性向上に向けた人材確保・育成、産業活性化について」をテーマに議論した。昨年10月に第1回を開催、11班に分かれ情報交換を行い、具体的な施策立案に向けた方向性を議論、決定したテーマや方針の中間発表を行った。その後国交省への中間報告やグループ内での検討を進め、1月30日に日本水道会館で開催した第2回で最終発表し、参加者の投票により受賞者を決めた。

検査法告示PFOS・PFOAを追加/標準液調製など留意事項も通知/環境省、国交省

 水道水の水質基準にかかる検査方法、いわゆる「検査法告示」が1月28日付で改正された。PFOS及びPFOAが水質管理目標設定項目から水質基準に引き上げられたことを踏まえ、その検査法を検査告示に追加するなどの改正を行った。関連して資機材等試験方法告示と給水装置試験方法告示も改正した。4月1日から適用される。環境省、国土交通省は検査法告示改正について通知し、併せて、これに伴う留意事項を通知している。

仙台市、宗像市の計画を登録/CNモデル処理場で脱炭素を推進/国交省

仙台市、宗像市の計画を登録/CNモデル処理場で脱炭素を推進/国交省

 国土交通省上下水道審議官グループは、「カーボンニュートラル地域モデル処理場計画」登録制度に新たに仙台市と宗像市の計画を登録した。同制度は下水道の脱炭素化に向け、2022年度に創設したもので、計画に位置付けられた事業に対し、重点的な財政支援が受けられる。これまで8つの処理場が登録されている。

水道36%、下水道37%の改定を/料金制度等のあり方で答申/強固な経営基盤で安定した市民生活へ/川崎市上下水道局 

水道36%、下水道37%の改定を/料金制度等のあり方で答申/強固な経営基盤で安定した市民生活へ/川崎市上下水道局 

 川崎市上下水道局は、「水道事業及び下水道事業の料金制度等のあり方」について審議を重ねてきた川崎市上下水道事業経営審議委員会から答申を受領した。答申は、安定的な経営基盤を構築する観点において、2027年4月に水道料金・下水道使用料の改定を行い、必要な改定率は水道料金が36%、下水道使用料が37%としたほか、口径別料金制への移行(水道)、逓増度の緩和などが盛り込まれている。今回の答申を踏まえ、上下水道局は今後、2027年4月の料金改定を目指し、具体的な改定内容を検討、9月議会に議案の上程を予定している。

東三河の上下水道一本化へ/先頭に立ち全国に発信を/協議会準備会が初会合/愛知県

東三河の上下水道一本化へ/先頭に立ち全国に発信を/協議会準備会が初会合/愛知県

 愛知県建設局上下水道課は、豊川流域を中心とした東三河地域での上下水道の一本化の検討を開始した。豊川流域上下水道広域連携協議会(仮称)準備会を設立し、一本化組織の方向性や期待される効果などを検討していく。▽豊橋市▽豊川市▽蒲郡市▽新城市▽田原市▽設楽町▽東栄町▽豊根村―が参画する。1月29日、第1回準備会を県庁で開催。東三河地域の現状、他県の事例を紹介し、準備会の進め方を確認した。

愛知時計とスマートメーターで実験/新たな価値の創造に向け/東海市

愛知時計とスマートメーターで実験/新たな価値の創造に向け/東海市

 愛知県東海市は1月22日、水道スマートメーター設置による水道事業の効率化や水道使用者の利便性向上などの効果を確認するため、愛知時計電機と「水道スマートメーター設置の実証実験の実施に関する協定」を締結した。市役所で行われた締結式では、花田勝重・東海市長と國島賢治・愛知時計電機社長が協定書を交わした。

【特集】課題を追う チェンジ上下水道 Vol.95 工夫を凝らした水道の広報・PR②

役割や重要性などを効率・効果的に発信

 水道は生活に必要なインフラだが、管路など地下構造物が多い上、「蛇口から水道水が出て当たり前」という意識もあり、その役割や必要性などが、利用者に十分理解されていない状況にある。今後も水道の大切さや魅力などを理解してもらうため、水道の広報やPRを効率的かつ効果的に行うことが不可欠であり、これらの取り組みに共感してもらうことが、水道料金改定などの理解促進にもつながる。今回の「課題を追う」は前回に引き続き、「創意工夫を凝らした水道事業の広報・PR②」と題し、各水道事業体の取り組みを紹介する。