今週の紙面

分散型水道の導入検討を後押し/「手引き」骨子案示す/国交省

 国土交通省上下水道審議官グループは、水道事業の「分散型システム」導入に向けた検討を加速させる。有識者らによる検討委員会で導入の〝手引き〟の作成を進めており、9日に開催した第2回委員会で骨子案を示し了承を得た。3月の次回委員会で手引き案を提示する。中山間地域や過疎地域等で用いられる分散型システム。今後、人口減少が進行するなかで適地が増えていくことが考えられている。手引きは、地域における分散型システムの検討のきっかけに期待される。

人口減少下の持続的な下水道経営を支援/AB―Cross施設が稼働/メタ・JS・宮城県

人口減少下の持続的な下水道経営を支援/AB―Cross施設が稼働/メタ・JS・宮城県

 国土交通省が公募した2025年度上下水道一体革新的技術実証事業(AB―Crossプロジェクト)に採択された「好気性グラニュールによるダウンサイジング可能な下水処理技術実証研究」の施設が完成し、宮城県阿武隈川下流流域下水道の県南浄化センターで10日から稼働を開始した。国土技術政策総合研究所からの委託研究として、メタウォ―ター・日本下水道事業団(JS)・宮城県の共同研究体が事業を実施。窒素・りんの同時除去が可能な汚泥を用い、コンパクトな施設で効率的な高度処理の実現を目指す。

上下水道管の効率的な維持管理へ/漏水等判定の実証実験開始/車載用赤外線センサーを活用/豊田市上下水道局

 豊田市上下水道局は、上下水道管の維持管理を効率的に行うため、車載用赤外線センサーから取得した路面温度をAIにより解析することで、漏水等を判定する実証実験を、モビリティを活用した社会インフラ維持管理ソリューションなどを展開するEssenと協定を締結して実施する。豊田市つながる社会実証推進協議会の取り組みの一環で、期間は今月3日から来年2月末を予定している。

効果的・効率的な情報取得へ/水道技術研修会で10社発表/札幌市水道局

効果的・効率的な情報取得へ/水道技術研修会で10社発表/札幌市水道局

 札幌市水道局は1月27日、水道局本庁舎で「水道技術研修会」を開催した。効率的かつ効果的に技術情報を取得し、技術職員としての資質向上を図ることを目的として開催するもので、10社が技術情報を発表した。水道局のほか、近隣水道事業体やさっぽろ水道サービス協会などから約40人が参加した。

国内外水道DX事例など紹介/水インフラセミナーを開催/水みらい広島

国内外水道DX事例など紹介/水インフラセミナーを開催/水みらい広島

 水みらい広島はさきごろ、「水道×DX×海外で切り拓く、水インフラ最前線セミナー」を、会場(広島大学東千田キャンパス)とオンライン併用で開催した。国内外の水道DX事例紹介やウォーターPPPの説明、パネルディスカッションなどが行われ、会場とオンライン合計で260人が聴講した。

〝挑戦〟で多様な事業に貢献/合同で新規開発プロジェクト/OECグループ

〝挑戦〟で多様な事業に貢献/合同で新規開発プロジェクト/OECグループ

 オリジナル設計を中心に構成するOECグループはこのほど、合同プロジェクトのイノベーションミーティングを大阪市内で開催した。同社は2025年1月にクラックスシステム、7月に日本技術サービスを子会社化。各社の特性を踏まえ、地域に対応した新技術活用などにより、上下水道を中心に多様な事業に貢献するとしている。