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2026年(令和8年)05月28日(第5920号)
- 強靱化、老朽化対策支援を/地方から中央へ声届ける/地方下水道協会
- 予算の大幅増額求め緊急要望/北村会長が財務省主計官に/簡水協
- 夏期インターンシップの参加者募集/国総研
- 町村初の処理場コンセッション/メタウォーターGを優先交渉権者に/来年4月に事業開始/葉山町
- トップ横顔 横浜市水道事業管理者 鈴木 貴晶氏
- バルブの予防保全を提唱/弁用漏水防止具などで修繕/クボタ建設
- 三井田会長を再任、新専務に小池氏/海外視察を初開催/設備協
- チューブテックス工法の普及へ/ガイドラインの作成に注力/PPR協会
本号の特集
強靱化、老朽化対策支援を/地方から中央へ声届ける/地方下水道協会
地方下水道協会の総会が北海道地方下水道協会を皮切りにはじまった。今月末にかけて、全6地方支部で開催される。下水道事業を取り巻く環境は、施設の老朽化に伴う事故や地震、豪雨などの自然災害が頻発している一方で、人口減少に伴う使用料の収入の減少や物価高騰などにより、経営状況も厳しくなっている。総会では、地域が抱える下水道の課題解決に向け、熱心な討議がなされた。各地方での議論は国等への要望として、6月26日に東京で開催する日本下水道協会の第15回定時総会で集約される。
予算の大幅増額求め緊急要望/北村会長が財務省主計官に/簡水協
全国簡易水道協議会の北村政夫・会長(長野県青木村長)が20日、財務省主計局の山川清徳・主計官のもとを訪れ、「緊急要望」として、2027年度予算の編成にあたり水道関係予算を25年度補正予算と26年度当初を合わせた額よりも大幅に増額し確保すること、簡易水道施設の耐震化を加速するため地方財政措置の大幅な拡充を図ることを求める要望書を提出した。
夏期インターンシップの参加者募集/国総研
国土交通省国土技術政策総合研究所は、大学または高等専門学校の学生を対象に、夏期インターンシップの参加者を募集している。期間は7月27日から9月30日までの8つの期間(1期間5日)から希望期間を選択する。申請締め切りは7月3日17時。コースは▽個別分野(全11課題・5日間)▽分野横断(全5題・5日間)▽専門スキル活用(全7課題・2週間以上)―。実習地は茨城県つくば市の同研究所。応募はホームページから。
町村初の処理場コンセッション/メタウォーターGを優先交渉権者に/来年4月に事業開始/葉山町
神奈川県葉山町は、ウォーターPPP(処理場等施設コンセッション)事業の優先交渉権者を、メタウォーターを代表企業とする「アクアデザイン葉山」に決定した。構成企業は、住友重機械エンバイロメント、不二テクノ、清水建設。町村での処理場コンセッション事業は全国初となる。今後は7月に基本協定を締結し、10月に運営権設定、実施契約締結を行い、11月から引継ぎをし、来年4月から事業を開始する。事業期間は2047年3月31日まで。
トップ横顔 横浜市水道事業管理者 鈴木 貴晶氏
先月1日付で横浜市水道事業管理者に就任した鈴木貴晶氏は、総務局人事部門や区役所、さらには緑政、下水道、環境保全の各部門を所管した環境創造局や消防局など市政の幅広い業務を経験。水道事業に携わるのは初めてだが、これまでの経験を糧にわが国の近代水道で最古の歴史を誇る横浜水道に新風を吹き込むことが期待される。本紙では、鈴木新局長にこれまでのご経歴を振り返っていただくとともに水道事業トップとしての抱負をお聞きした。
バルブの予防保全を提唱/弁用漏水防止具などで修繕/クボタ建設
クボタ建設は独自開発の「弁用漏水防止具」とともに、仕切弁操作機能を回復できる独自工法の「ユニバーサルギア」を活用したバルブの予防保全(補修)を提唱している。バルブ設備の修繕・改良工事などにも対応できるとともに、水管橋の損傷時でも両端のバルブが開閉可能であれば、漏水被害や断水範囲を最小限に抑えることが可能となる。クボタ建設では、これらの技術を活用することにより、水道管と比べて耐用年数が短いバルブの長寿命化を図ることとともに、水道管路全体の長寿命化につなげられるとしている。水道管路機能を確保する新たな解決策として、同社のバルブメンテナンス技術は、今後さらに注目を集めそうだ。
三井田会長を再任、新専務に小池氏/海外視察を初開催/設備協
東京下水道設備協会(会長=三井田健・明電舎会長)は20日、都内で第51回定時総会を開き、2025年度事業報告や財務諸表などを承認した。また、役員の改選を行い、三井田会長を再任したほか、新たに専務理事に小池利和・元東京都下水道局設備調整担当部長が就いた。
チューブテックス工法の普及へ/ガイドラインの作成に注力/PPR協会
圧力管更生工法協会(略称:PPR協会、会長=栗山卓・九州大学特任教授)は4月22日、横浜市内で第5回定時総会を開催した。チューブテックス工法の普及拡大を柱とした今年度の事業計画などを審議、了承した。総会終了後には特別講演会が行われ、第1部では田本典秀・国土交通省上下水道審議官グループ上下水道技術企画官が国土強靱化中期計画を中心に、国の最近の話題について紹介した。第2部では、小野祐輔・鳥取大学工学部教授が「更生管に期待する耐震性能~機能分散の視点から」と題して講演した。
【特集】関西地方の上下水道事業
上下水道事業の持続に向けて経営基盤の強化などを推進
関西地方の上下水道は事業の持続や経営基盤などの強化に向け、施設の耐震化や整備・更新をはじめ、官民連携や新技術などの活用の取り組みを進めている。特に近年は全国的に水質対策のうち、かび臭対策などに注目が集まる中、全国の事業体の参考になり得る事例も見られる。また、今年4月から主要事業体の局長級も異動しており、本紙では対象者のインタビューをはじめ、同地方の特長ある上下水道事業の取り組みや動向などを紹介した。