今週の紙面

震度6強に耐えた強靭性確認/宮島金沢大名誉教授が現地調査/青森東方沖地震

震度6強に耐えた強靭性確認/宮島金沢大名誉教授が現地調査/青森東方沖地震

 宮島昌克・金沢大学名誉教授は19日、青森県東方沖で8日深夜に発生した地震により給水区域が震度6強を記録した八戸圏域水道企業団を訪問し、同企業団幹部からのヒアリングと現地調査を実施した。本紙既報の通り、マグニチュード7・5を記録した大規模地震に見舞われていたにもかかわらず、配水管の被害は僅かな件数にとどまったことは、51年前にわが国で初めて耐震管を採用以来、積極的に水道管路の耐震化を進めてきた同企業団の取り組み内容の妥当性が確認された格好。宮島名誉教授はその確認と併せ、僅かながら被災した事例の検証にも臨んだ。

「重要管路」更新・複線化へ個別補助/大臣折衝で認められる/26年度予算案/国交省

 23日、2026年度予算編成に向けた大臣折衝が行われ、国土交通省が要求した上下水道の重要管路の更新のための個別補助事業の創設が財務大臣より認められた。大口径の管路や緊急輸送道路に埋設された管路など、事故発生時に多数の地域住民に重大な影響を及ぼす重要管路の計画的・集中的な更新や複線化等を実施する。予算額は320億円。

来年6月1日に経営統合/「前澤ホールディングス」設立へ/持続的成長と企業価値の向上を/前澤工業・前澤化成工業

 前澤工業と前澤化成工業は、来年6月1日に共同株式移転により両社の完全親会社となる前澤ホールディングスを設立し、両社の経営統合を行うことに合意した。16日には両社間で経営統合契約書を締結するとともに、株式移転計画を共同で作成した。経営統合によって、上下水道施設老朽化への更新需要における対応強化、バイオガスプラント・産業排水処理向けの提案価値向上、汚水処理の提案価値向上、経営基盤の強化・効率化を図り、持続的成長と企業価値のさらなる向上を実現し、「水のマエザワ」として総合水ソリューション企業グループを目指していく。

「東京水道の日」記念式典開く/女性の活躍テーマにシンポも/東京水道

「東京水道の日」記念式典開く/女性の活躍テーマにシンポも/東京水道

 東京水道(株)は1日、都内で「東京水道の日」記念式典を開いた。野田数・社長のあいさつにはじまり、東京都水道局や東京都の水道を支える団体関係者が来賓として登壇。水道事業の持続へ向けた思いを共有した。さらに、第二部では女性の活躍をテーマとしたシンポジウムを実施した。

 「東京水道の日」は、東京の近代水道の始まりを記念し、東京の水道の歴史や意義、魅力を広く社会に伝える日として2019年に日本記念日協会から認定を受けたもので、淀橋浄水場から神田・日本橋地区に給水を開始した1898年12月1日を由来としている。式典で野田社長は「東京の水道のすばらしさをもっと多くの人に知ってもらいたいという思いから発案し、水道局に提案させていただいたものであり、非常に特別で思い入れのある日」と話すとともに、式典に集まった関係者への感謝を伝えた。

1月29日に特別講演会/ウェブで山村教授ら講師に/スマート水道推進協会

 スマート水道推進協会(会長=坂本弘道・元厚生省水道環境部長)は1月29日14時から「第10回特別講習会」をウェブ方式で開催する。