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2014年(平成26年)03月31日(第4898号)
- 下水汚泥から水素創出/B―DASHプロジェクト/国交省
- 水循環基本法が成立/内閣に水循環政策本部も/全会一致
- 激甚で復旧費嵩上げ/2/3に交付要綱改正/厚労省
- ポスターのデザイン・活用法に新風/健康のため水を飲もう
- 信頼される組織に向け企画室を新設/日水協
- 創設施設改修で「持続」をPR/鍋屋上野、緩速系が概成/関係者集め通水式開く/名古屋市上下水道局
- 主要事業体新年度予算
- 東北最大級のセラ膜ろ過施設/大沢第二浄水場竣工式/横手市上下水道部
- 早期復旧へ災害時協力/フジ地中、管組合と協定/尾道市
- 民間初、ISO55001取得/国内の上下水道施設で展開/官民連携でアセット推進/海外展開も視野に/水ing
- 滝沢浄水場更新事業に着手/セラ膜で高濁度対応も万全/メタグループ、会津若松アクアパートナー
- 企業人事・代表取締役専務に串田氏/栗本鐵工所
本号の特集
下水汚泥から水素創出/B―DASHプロジェクト/国交省
水循環基本法が成立/内閣に水循環政策本部も/全会一致
激甚で復旧費嵩上げ/2/3に交付要綱改正/厚労省
ポスターのデザイン・活用法に新風/健康のため水を飲もう
信頼される組織に向け企画室を新設/日水協
創設施設改修で「持続」をPR/鍋屋上野、緩速系が概成/関係者集め通水式開く/名古屋市上下水道局
主要事業体新年度予算
札幌市水道局の平成26年度予算は、資本的支出に対前年度14・5%増の279億6800万円を計上し、収益的支出378億3300万円(対前年度比3・7%増)と合わせて658億100万円の積極予算となった。
主要事業となる施設整備事業には108億1200万円を計上し、25年度補正予算と合わせると128億8100万円となる。同事業の主な内容を施設別に見てみると、導・浄水施設の整備では、豊平川水源水質保全事業に3億8500万円、浄水施設の耐震化に9億6000万円を計上。豊平川の上流部における自然由来の水質汚染や非常時のリスク対応を見据えてバイパス管を整備する豊平川水源水質保全事業はシールド工事等の関連施設整備がいよいよ着工となる見通しだ。
安全・安心で積極姿勢/事業規模前年度18・6%増/札幌市下水道事業
札幌市建設局が明らかにした平成26年度下水道事業予算によると、建設事業費に155億2000万円(対前年度当初予算比3・7%増)を計上。管理的経費・公債費(元償還金)等と合わせた事業規模は888億7900万円(同18・6%増)と積極予算を組んだ。
下水道建設事業費の主な内訳を見ると、施設別では▽管路68億円▽ポンプ場17億5500万円▽処理場69億6500万円―。施策別では1.一般整備30億2300万円(構成比19・5%) 2.改築・更新67億2200万円(43・3%) 3.浸水対策29億300万円(18・7%) 4.水質改善8億9500万円(5・8%) 5.地震対策17億8100万円(11・5%) 6.有効利用1億9600万円(1・2%)―となり、改築・更新に加え、浸水対策や地震対策などの安全・安心に関わる事業費を増やして積極姿勢を強めている。
災害対策・環境施策を推進/中期経営計画が最終年度/仙台市水道局
仙台市水道局は平成26年度当初予算を公表した。資本的支出は147億8801万円(対前年度比8・3%増)で、このうち建設改良費に95億6101万円(同10・2%増)を計上した。仙台市水道事業中期経営計画(22~26年度)の最終年度にあたり、震災復興計画に掲げる「新次元の防災・環境都市づくり」に向けた災害対策と環境施策の推進に重点を置いた。
建設改良費の内訳は、配水管整備事業費が46億8353万円、施設整備事業費が43億974万円、受託等工事費が5億6774万円となっている。
地域再生、減災対策に全力/管きょ災害復旧が終了見込み/仙台市下水道事業
仙台市は平成26年度当初の下水道事業予算を公表した。資本的支出には508億1136万円(対前年度比44・2%増)を計上。このうち、建設改良費は329億5764万円(同73・5%増)で、引き続き南蒲生浄化センターや管きょ施設などの災害復旧を進めるとともに、防災集団移転先の整備に合わせた施設整備、改築・更新に合わせた耐震化など、地域再生と減災対策に全力を挙げる。管きょ施設については、26年度内で全ての災害復旧工事が終了する見込み。
建設改良費が61・3%増/効率的施設整備など重点/阪神水道(企)
阪神水道企業団の平成26年度予算は、資本的支出125億2800万円(対前年度当初予算比17・7%増)、建設改良費54億3600万円(同61・3%増)を計上。財政計画(24~27年度)に基づき、効率的・効果的な施設整備や危機管理体制の充実・強化などに重点を置いている。
東北最大級のセラ膜ろ過施設/大沢第二浄水場竣工式/横手市上下水道部
早期復旧へ災害時協力/フジ地中、管組合と協定/尾道市
同社とは▽委託業務以外の受付窓口▽漏水調査▽応急給水の補助、同組合とは▽水道施設の応急処置▽緊急作業―などを連携して実施する。
民間初、ISO55001取得/国内の上下水道施設で展開/官民連携でアセット推進/海外展開も視野に/水ing
滝沢浄水場更新事業に着手/セラ膜で高濁度対応も万全/メタグループ、会津若松アクアパートナー
滝沢浄水場の更新については、将来予想される原水の悪化への対応やクリプトスポリジウムへの対策を図るとともに、高濁度発生時でも安定した浄水処理を行うため、敷地内に施設能力2万7000立方m/日のセラミック膜ろ過方式の浄水施設を新たに建設する。耐久性や省スペース性に優れ、原水水質の変動にも強いセラミック膜を採用することで浄水処理の安定性を確保する。また、
取水口から配水池までの水位差エネルギー(9・91m)を最大限活用するとともに、敷地面積を有効利用し太陽光発電設備を導入するなど、環境負荷の低減を図る。
企業人事・代表取締役専務に串田氏/栗本鐵工所
【特集】平成26年度東京都下水道局の取り組み
東京都下水道局は昨年2月に「経営計画2013」を策定した。経営計画の2年目となる平成26年度予算はお客さまの安全・安心を支える施策を強化・スピードアップするとともに、快適な水環境の創出とエネルギー対策の両立に取り組むことを基本方針にしている。本紙では例年同様、同局の事業計画特集を企画、都議会公営企業委員会における松浦局長の新年度事業計画方針を採録するとともに、石原次長のインタビューを実施した。
【特集】高度浄水処理導入20年を迎えた阪神水道(企)
阪神水道企業団では、平成5年に猪名川浄水場で高度浄水施設が稼働して20年が経過した。関西地区で先んじて高度浄水導入に踏み切った同企業団のこの節目を機に本紙では技術特集を企画。滝沢東大教授と同企業団関係幹部とで座談会を実施したのをはじめ、教授による猪名川浄水場視察随行レポート、さらには去る26日に同企業団が主催した〝品質保証プログラム会議講演会〟の取材記事を掲載した。
【特集】厚労省・管路の耐震化に関する検討会詳報
厚労省の宇仁菅伸介・水道課長が設置した『平成25年度管路の耐震化に関する検討会』(座長=伊藤雅喜・国立保健医療科学院上席主任研究官)の第3回検討会が20日、東京・溜池の東京設計事務所内で開催された。昨年10月9日に第1回目の検討会が開かれ、先月5日の第2回検討会を経て、今回の最終会合をもって報告書の取りまとめ作業がいよいよ仕上げ段階に入っている。平成18年度の同趣旨の検討会による報告書が出された後に東日本大震災が発生し、液状化地盤や人口改変地区での管路被害に象徴される新たな知見を盛り込むことと、18年度検討会では評価が保留になっていた事項について検討することを目的とした同検討会の報告書の内容が年度明け早々にも明らかになる見通しだ。ここでは、これまでの検討会の議論を改めて振り返ってみた。
【特集】東京水道を支えるTSSの役割と技術・ノウハウ
東京水道サービスが我が国水道界をリードする東京都水道局の業務を根底から支えることに加え、局が積極的に推進する国際貢献のビジネスパートナーとしても重要な役割を果たしていることは多くの水道関係者の共通認識になりつつある。本紙では、近年の業域拡大に伴い、水道界で一層存在感を増している同社の現況を紹介する対談特集を企画、同社の増子社長と首都大学東京の小泉特任教授とで語り合っていただいた。