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2010年(平成22年)07月08日(第4585号)
- 海外水インフラ協が初会合
- 登録機関に抜き打ち検査も/厚労省・水質検査の信頼性確保
- 2専門委の設置を了承/日水協衛生常設委
- 参院選、各党「水」に注目
- 下水道の品質確保で報告書/国交省下水協
- 地域ビジョン策定上水道の4割超に/厚労省まとめ
- 小冊子「みんなの下水道」を配布/下水協
- 技術職で新卒採用試験/JS
- 新技術を企業と共同開発/東京都下水道局
- 高置水槽への直結給水実施/横浜市水道局、健康福祉局
- 最新技術など34編の報告/東京都水道局技術報告会
- 新規要望項目に国際展開/大都市水道事業管理者会議
- 韓国企業に水面制御の使用許諾/東京都下水道局TGS、日本工営
- 企業と協働で広報発信拠点/横浜市水道局京急百貨店
- 改善や工夫を共有化/東京都水道局
- 料金徴収委託を第一環境に/富士見市水道課
- 万博ボトルを10万本製造/大阪市水道局
- 設計変更ガイドラインの周知を/国土交通省へ提言書/施設協
- 中空糸膜の拡販進む/旭化成ケミカルズ
- 耐震化促進へ啓発活動/ダク異形管工業会総会
- 環境面での優位性PRを/日本レジン製品協会総会
- 10年保証体制へ取り組み/全エポ協総会
- リサイクルの重要性をPR/鋳鉄リサイクル協議会総会
- 需要開発活動の推進を/強プラ管総会
- 情報収集の推進を/全国エバ工業会総会
- 洗浄技能検定に注力/洗浄技能開発協会総会
- 日本アイ・ビー・エム執行役員未来価値創造事業担当 岩野和生氏に聞く
本号の特集
海外水インフラ協が初会合
登録機関に抜き打ち検査も/厚労省・水質検査の信頼性確保
2専門委の設置を了承/日水協衛生常設委
参院選、各党「水」に注目
各党のマニフェストの中で水関連の記述で代表的な事項をみると、民主党は「政府のリーダーシップの下で官民一体となって、高速道路、原発、上下水道の敷設、運営、海水淡水化などの水インフラシステム国際的に展開」、自民党は「原子力発電等の先端的環境エネルギー技術や新幹線等の鉄道技術、上下水道で用いられている膜技術、漏水対策や再生水利用技術、電気・ガスなどのライフライン・システム等、わが国の優れたインフラ関連産業やサービス産業、コンテンツ産業の国際展開を強力に支援」と水分野の国際展開に積極的な方針がうかがえる。
下水道の品質確保で報告書/国交省下水協
地域ビジョン策定上水道の4割超に/厚労省まとめ
事業数ベースでみると、地域ビジョンが策定されているのは上水道の全体で42%。用水供給では56%となった。給水人口ベースでは上水道事業の現在の給水人口の合計は9509万6801人で、全国の上水道の80%。用水供給事業の1日最大給水量の合計は1252万440立方m/日で、用水供給全体の86%となっている。
小冊子「みんなの下水道」を配布/下水協
技術職で新卒採用試験/JS
新技術を企業と共同開発/東京都下水道局
下水汚泥の脱水を効率的に行う技術は、東京都下水道サービスと石垣との共同開発で、凝集した汚泥の大きさなどを画像解析(デジタル処理)することで、凝集剤の最適な注入率を常時確保し、安定的に脱水できる技術。
同技術は、凝集混和槽から脱水機へ汚泥を送る管に分岐管を設置し、分岐管に設けられた検鏡窓からカメラで凝集した汚泥の大きさを画像解析して、凝集剤の注入量を自動制御する仕組みとなっている。
高置水槽への直結給水実施/横浜市水道局、健康福祉局
地下式受水槽は、水槽壁に設けられた貫通穴から雑排水等が混入するなど事故例もあることから、両局は連携して地下式受水槽などから直結給水給水への切替え利用者に呼びかけてきたが、地下式受水槽等が設置されている建築物は古いものが多く、直結給水への切替えを行うためには建物内の大規模な水道管工事が必要な場合もあり、費用負担が大きく切替えが進まない状況にあった。
高置水槽への直結給水のメリットとしては、水道水が地下式受水槽等の維持管理上問題のある受水槽を経由しないため、より安全でおいしい水を供給することができほか、建物内の大規模な水道管工事が不要なため、費用負担が軽減される。
最新技術など34編の報告/東京都水道局技術報告会
冒頭、今井茂樹・建設部長は「今年から東京水道サービスの発表もあり、内容もバラエティに富んだものとなっている。広く他分野にも興味を持って欲しい」とあいさつした。
新規要望項目に国際展開/大都市水道事業管理者会議
韓国企業に水面制御の使用許諾/東京都下水道局TGS、日本工営
企業と協働で広報発信拠点/横浜市水道局京急百貨店
ランチボックスに「はまっ子どうしThe Water」を入れるなど市民「横浜の水」のおいしさを全面的にPRする。企業と協働で広報発信拠点を確保する初の試みとして注目される。
1日のオープンの日には、K―1ヘビー級チャンピオンの京太郎氏がゲストとして来場し「自分もおいしい水を守るために協力する」と力強く表明した。
改善や工夫を共有化/東京都水道局
料金徴収委託を第一環境に/富士見市水道課
委託期間は、平成22年10月1日から平成27年9月30日までの5年間で、同市給水区全域が対象。
委託業務の範囲は、1.受付に関する業務 2.水道料金及び下水道使用料の収納に関する業務 3.開栓及び閉栓等に関する業務 4.給水停止措置に関する業務 5.検針に関する業務 6.電子計算機の端末処理に関する業務⑦その他の関連業務―となっている。
万博ボトルを10万本製造/大阪市水道局
1日の販売記念セレモニー(市役所正面玄関前)では、平松邦夫市長が「7月28日(なにわの日)に、432(良い水)ケース分の『ほんまや』記念ボトル(約1万本)を、万博会場で無料配布し、おいしい水道水をPRへ」と挨拶した。
続いて、山根和夫・同局理事が、殷達奇・中国総領事館領事に、記念ボトル480本を贈呈。一般市民らにも同数が無料配布された。
設計変更ガイドラインの周知を/国土交通省へ提言書/施設協
中空糸膜の拡販進む/旭化成ケミカルズ
浄水用膜市場は、世界的な水環境の悪化や水不足などを背景に、世界で年率約10%で成長している。また、MBR用膜市場はそれ以上の伸び率が期待されているという。
今回マイクローザが採用された杭州市の浄水場では、銭塘江の河川水を凝集沈殿処理した後、膜処理を行い杭州市民に高品質の水道水を供給する。同社は以前より同市でマイクローザのテストを行っており、その有効性を実証している。
耐震化促進へ啓発活動/ダク異形管工業会総会
環境面での優位性PRを/日本レジン製品協会総会
10年保証体制へ取り組み/全エポ協総会
22年度事業計画として、業務委員会では、防食管理専門技術者の認定講習および認定既得者の再教育を実施するほか、国家技能検定「強化プラスチック成形エポキシ樹脂積層防食作業」の業務支援、日本コンクリート防食協会業務支援および各支部実技試験への参画などを図る。また、技術委員会では、JWWAK143規格改定作業(溶出性・浸出性の統合など)を実施するほか、下水道施設の耐久性に関する各市町村および日本下水道事業団との共同研究、バイオマス関連コンクリート防食に関する東京工業大学との共同研究、エポキシ樹脂ライニングの耐酸性に関する長期耐久性測定などを行う。10年保証体制への取り組み(保険制度の導入など)は、両委員会共同作業になる。
リサイクルの重要性をPR/鋳鉄リサイクル協議会総会
22年度は、リサイクル鋳鉄製品受入から、切断選別、溶解原料、再溶解鋳鉄製品といった鋳鉄製品のリサイクルに関するPRを行うほか、会員会社工場のリサイクルへの取組視察を検討する。
需要開発活動の推進を/強プラ管総会
22年度の事業方針には「広報活動の推進」と「技術の向上」を掲げる。宮﨑会長は「農水市場では、農業水利施設の効率的な保全と管理体制の整備・強化に重きをおくと発表されている。また下水道市場では、下水道施設の長寿命化、地震対策および浸水被害対策を重点課題として取り上げられている。強プラ管はこれらのニーズに則したもの」とし、「鞘管工法、曲げ配管工法および砕石C40の適用などを基に需要開発活動を推進していく必要がある。また従来からの技術・工法開発に加えて、更なる長期性能に関する技術データの蓄積を進めてほしい」と挨拶した。
情報収集の推進を/全国エバ工業会総会
22年度は「支部活動の支援強化」「製品コストダウンの推進」「新製品開発に関わる情報収集」「中央官庁、関係諸団体へのPR」の4点に注力していく方針。
斉藤会長は「先の見通しが立てにくい状況にある。当協会では、資源循環や安全安心といったキーワードのもと新製品の開発などに取り組んでいる。引き続き、情報収集などを進めていきたい」と挨拶した。
洗浄技能検定に注力/洗浄技能開発協会総会
日本アイ・ビー・エム執行役員未来価値創造事業担当 岩野和生氏に聞く
国内水道事業では昨年、福岡地区水道企業団が施設のアセットマネジメントシステムに同社の資産管理ソフト「Maximo」を採用した。
【特集】日水協北海道支部総会特集
第81回日本水道協会北海道地方支部総会が7月15日、北空知広域水道企業団の担当で滝川市において開催される。道内の水道事業体が一堂に会するこの総会では、それぞれの水道事業体が抱える課題や共通の課題を解決し、より安全で信頼性の高い水道システム構築に向けた活発な議論が期待されている。本紙では、開催地の中本隆之・北空知広域水道企業団企業局長のインタビューをはじめ、北海道が道内水道のあるべき将来像やその実施方策を示すために今年度策定する「北海道水道ビジョン」を紹介する。
【特集】全国水道研究発表会を振り返る
日本水道協会主催の全国水道研究発表会が5月19日から3日間、新潟市において開催され、1500人を超す産官学の水道関係者による活発な議論と相まって成功裡に終了した。その中で、事業体関係者、学識者はもとより、企業関係者からも水道事業の諸課題克服に向けて、多くの知見が明らかにされたことはとりわけ意義深く、課題が山積する昨今の情勢からしても同発表会の意義が再確認された格好だ。本紙では、同発表会を振り返る特集号を企画、フォーラム詳報をはじめ、座長コメント、注目された発表の紹介記事等を掲載した。
【特集】大阪府・高度浄水処理全量稼動から10年
大阪府水道部では平成10年7月に高度浄水処理施設が全量稼動し、今年で10年の節目を迎える。そこで10年の成果や今後の課題などを『高度浄水処理10年の軌跡~課題の総括と今後の展望』としてまとめ、さらに報告会を実施するなど、水道関係者からの反応も大きい。そこで大阪府水道部の吉田八左右・水道部長、片山隆文・村野浄水場長、林良政・庭窪浄水場長に高度浄水処理10年を巡って経緯や課題、今後の在り方などを語り合って頂いた。
【特集】日本一おいしい水を目指す名古屋市
名古屋市上下水道局では、昭和50年代の〝うまい研究会〟に象徴されるようにかねてよりおいしい水づくりに向けた積極姿勢を堅持しており、それが同局の事業展開のダイナミズムにも繋がっている。そして、昨年度から新たな取り組みとして「日本一おいしい水なごや」を打ち出し、全庁的に多様な視点で取り組みを強化したことに注目が集まっている。本紙では、「日本一おいしい水なごや」を軸にした同局の施策展開にスポットを当てた特集を企画、三宅局長をはじめとする同局幹部と長岡教授との座談会を実施したのをはじめ、この分野に関する取り組みの最新動向を紹介した。
【特集】水コン協・木下新体制
全国上下水道コンサルタント協会は今年5月の通常総会で新会長に木下哲日本上下水道設計社長、副会長に齋須和夫オリジナル設計社長、亀田宏東京設計事務所社長、堂々功日本水工設計社長(留任)を選任した。同協会では「上下水道コンサルタントの要望と提案」をまとめると共に、アセットマネジメントへの対応、法人関連法の施行を受けた「今後のあり方検討委員会」をまとめるなど各種課題に対応してきた。今後は技術力・マネジメント力を高める活動、コンサルタントの存在意義を高める活動、社会貢献への活動、公益法人改革への活動などを通じて更なる発展や協会会員の経営基盤の強化が求められる。そこで、木下新会長をはじめ、齋須、亀田、堂々の3副会長に、今後の展望などについて伺った。