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2019年(令和元年)  8月 26日(第5352号)






強靭化へ新制度や予算の確保を/関係国会議員・各省へ提言活動/下水協
 日本下水道協会は21日、与党や財務省、総務省、国土交通省に対して、令和2年度下水道関係予算の確保等に向けた提言を行った。提言内容は▽下水道事業関係予算の要望額確保▽国土強靭化の推進に向けた制度の充実▽老朽施設の改築に係る国費支援の継続および充実▽未普及解消に向けた制度の充実▽下水道事業の経営基盤強化に向けた支援▽地方財政支援措置の充実▽下水道技術の国際展開に向けた支援―の7題で、6月28日に開催された第8回定時総会で決議されたもの。







官民連携の優良事例を発信/“マッチング”今年度も開催/厚労省など
 厚生労働省が経済産業省、日本水道協会、日本工業用水協会と連携し、水道事業者と民間事業者のマッチングを目的に平成22年度から実施している「水道分野における官民連携推進協議会」が今年度も開催される。9月27日の神奈川県(横浜市水道局菊名ウォータープラザ)での開催を皮切りに、大阪府(11月1日、近畿経済産業局)、長野県(12月13日、会場未定)、福岡県(2月14日、会場未定)の計4回の開催を予定している。

世界へ向けた発信のきっかけに/首都大との連携研究など報告/東京都水道局
 東京都水道局はさきごろ、研修・開発センターで研究開発報告会を開いた。同局が行っている分科会活動や研究開発、首都大学東京との共同研究について報告するもので、約100人が聴講に訪れた。
 冒頭、相場淳司・技監があいさつに立ち、「今年はラグビーワールドカップ、来年は東京オリンピック・パラリンピックと世界から注目される機会が続く。この報告会が世界に向けた発信や水道技術発展のきっかけとなる実りのあるものとなれば」と期待を語った。
 研究開発の報告では、▽天然林の機能低下要因の特定と将来的な予測▽粒状活性炭の品質向上に関する調査・研究▽NF膜処理システム構築のための調査・実験▽複合電源システムの水道施設導入に向けた仕様検討―の4題を発表した。



マンホールポンプをAIで監視/業務効率化、トラブル防止へ/クボタ
 クボタは、マンホールポンプのクラウド監視システムに新たにAI(人工知能)を導入した「マンホールポンプAIサポートシステム」のサービスを今年10月から開始する予定。AIが人に代わって運転データを分析し、通常時とは異なる運転状態を早期に検知・通知することで、設備監視業務効率化と設備トラブル防止を図る。
 AIが水位と電流値のデータを監視し、人がマンホールポンプ場ごとに入念に運転データを確認しないと判別できないような運転変化を自動検知する。また、マンホールポンプ場ごとに通常運転の範囲を自動設定し、通常時と異なる運転をしていた場合は1日に1回、監視画面上で通知する。緊急対応が必要になる前に異常運転を把握することで、効率的な維持管理が可能になる。

新社名は「クボタ建設」/総合管路ソリューション事業に取り組む/10月1日にクボタ工建から変更
 クボタは23日、同社の100%子会社で、国内外で上下水道事業にかかわる土木工事、施設工事、建築工事を手掛けるクボタ工建(本社:大阪市、荒川範行社長)の社名を10月1日に「クボタ建設」に変更すると発表した。
 クボタのパイプインフラ事業との連携をさらに強化するとともに、来年1月に予定している他のグループ企業との再編により、上下水道事業での業務拡大を図ることから、社名を変更することにした。
 改正水道法が10月1日に施行されることを踏まえ、来年度以降PPP案件やDB案件が増加すると見込まれている。このため、グループ企業に分散している管路工事部門や管路調査診断業務、維持管理業務にかかわる人的資源を「クボタ建設」に集約することで経営の効率化を図る。