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2019年(令和1元年)  7月  1日(第5340号)






連携を礎に 新時代へ挑戦/第94回総会に関係者集う/日水協
 日本水道協会の第94回総会が6月27日、東京・平河町の砂防会館別館シェーンバッハ・サボーで開催された。正会員、賛助会員ら、産官学の水道関係者約450人が全国から集い、1年間の協会活動が総括された。議案審議では役員の改選、運営委員会委員の改選、平成30年度会計決算について、すべて事務局の提案通り承認された。多くの課題に直面する水道事業にあって、昨年12月に成立した改正水道法は、水道界が向かうべき方向を示した。元号が変わり水道界も改正水道法とともに新しい時代に入る。水道の基盤強化へ―。その思いを関係者が共有した。

下水道企画課長に梶原氏/国交省
 国土交通省水管理・国土保全局下水道部下水道企画課長に7月1日付で梶原輝昭氏が就任した。前任の山田哲也氏は松戸市副市長に就いた。

システム最適化、連携強化を/アセットや施設再構築構想も/検討委で基本計画骨子案示す/仙台市水道局
 仙台市水道局は6月25日、市役所庁舎で第4回仙台市水道事業基本計画検討委員会(委員長=太田正・作新学院大学名誉教授)を開いた。大きく時代環境が変わる中でも、水道事業の持続性を確保していくため、アセットマネジメントや施設再構築の方針を含めた長期的なグランドデザインを示したうえで、2020年度から10年間の運営方針をとりまとめた基本計画を策定することとしている。今回の委員会では、基本計画の骨子案とともに、80年後を見据えたアセットマネジメントの方向性と30年後までの水道施設のあり方を提示する水道施設再構築基本構想の案も示し、委員が意見を交換した。

マラウイの無収水対策強化へ/長期専門家をリロングウェ市に/横浜市水道局
 横浜市水道局は、マラウイ国リロングウェ市の無収水対策能力強化プロジェクトに取り組む。これまでの同国での支援の取り組みが高く評価されて実現したもので、同局がプロジェクトの総括である長期専門家を派遣、横浜水ビジネス協議会員である協和コンサルタンツ、横浜ウォーターと連携してリロングウェ市水公社の無収水対策能力強化を目指す。期間は2023年6月までの4年間。

水道・電気・都市ガスで共同検針/400区画で10月から/検針結果基に料金徴収も/豊橋市・第一環境・中部電力・中部ガス
 愛知県豊橋市と第一環境、中部電力、中部ガスの4者は、同市内で住宅メーカーが分譲している「コモンステージミラまち」(総区画数約400区画)で、電力スマートメーターの通信技術を利用した水道・電気・都市ガスの共同自動検針を今年10月から実施することで合意した。6月24日には、4者を代表して佐原光一・豊橋市長、岡地雄一・第一環境社長、野田英智・中部電力執行役員事業創造本部副本部長、山田佳弘・中部ガス執行役員豊橋支店長が豊橋市役所で基本合意書に署名した。水道分野では、スマートメーターの実証実験はこれまでも実施されてきたが、今回は検針結果を基に料金徴収まで行う。

ポータブル水質計に新モデル/P40シリーズ「マイラナ」発売/フィールド測定のパートナーに/東亜ディーケーケー
 東亜ディーケーケーは、ポータブル水質計をモデルチェンジしたP40シリーズ「Mylana:マイラナ」を7月1日に発売する。新型デジタルプローブの採用により、1台でpH、ORP(酸化還元電位)、電気伝導率、光学式DO(溶存酸素)計として使用可能。バックライト機能を搭載した見やすい液晶画面、持ちやすいスリムなデザインで、前モデルの省エネ性能はそのままに、卓上計並みの精度と操作性を実現。上下水道をはじめ、調査・研究、工場排水のチェックなど、フィールド測定の身近なパートナーとして活躍する 〝ポータブルでマルチ〟な水質計が誕生した。

函館水道展で新スローガン/ワーキング委で検討/水団連
 日本水道工業団体連合会は「水道展」をより魅力的なものにするべく、水道展ワーキング委員会(委員長=池田安正・クボタパイプシステム事業担当部長)を新たに設置し検討を始めた。同連合会では今年度の事業計画で委員会の活動を活発化させる方針を打ち出しており、その一環。6月26日、日本水道会館で委員会を開いている。
 11月に函館市で開催する今年の水道展では、スローガンを変更する。これまでの「耐震化・更新を実行し、続けよう水道の信頼を!!」は、前回の福岡で、北海道から九州までの7ブロックを一巡した。水道法が改正されるなど水道を取り巻く状況も変化している。ワーキング委員会では、「基盤強化」や「水道新時代」「未来」といったキーワードが並ぶスローガン案の一覧から、3つの候補を選考。正式には広報宣伝委員会で選定されることになる。