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2012年(平成24年)  1月 30日(第4716号)






原発事故による損害補償/東電が上水・工水の手続き示す
 厚生労働省水道課と経済産業省産業施設課は、福島第一・第二原発の事故により、原子力関連の損害を被った水道事業体、工業用水道事業体に対する補償に向けた請求手続について、東京電力(東電)から連絡を受けたことを踏まえ、事業体、都道府県の担当部局などに対し、25日付で事務連絡を行った。今後、対象事業体は、東電に「事前協議申出書兼賠償金ご請求書」を提出し、個別の事前協議などを経て賠償額を確定させることになる。26日の日本水道協会理事会で石飛博之・厚労省水道課長は「(手続きが)長期間にならないと信じている」と述べたが、速やかに事業体へ賠償金が支払われるように、東電には迅速な対応が求められる。

全国水道会議は現行持ち回りで/日水協理事会
 日本水道協会は26日、第271回理事会を協会会議室で開いた。平成25年度以降、公益社団法人として秋に開催する「全国水道会議(仮称)」の地方支部輪番順、第81回総会の開催期日と会場などについて事務局案を審議し、理事の間で了承した。全国水道会議の開催地は、現行の総会における7地方支部による持ち回り順を維持し、25年度は東北地方支部で開催する。また、現行制度で最後の総会となる第81回総会は旭川市の旭川大雪アリーナで、10月17日から19日に開催する。このほかの審議事項は、前専務理事の退職手当、23年度日水協会計補正予算案について。

耐震化・更新の広報戦略/水道研発フォーラムのテーマ決まる
 26日に開かれた日本水道協会理事会では、松江市で開催する第63回全国水道研究発表会で行う水道フォーラムの企画案について報告された。題名は、「水道施設の耐震化・更新に向けての広報の在り方を考える」(仮題)。水道事業者と水道使用者の信頼関係を築くため、料金やリスク管理に関する情報を公開しコスト意識を高める必要性や、施設の耐震化率などのリスクも含めた情報を積極的に公開する必要性を踏まえ、これまでよりも踏み込んだ広報戦略の取り組みについて議論する。

技術委員会を開く/下水道機構
 下水道新技術推進機構はさきごろ、今年度第2回の技術委員会(委員長=松井三郎・京都大学名誉教授)を同機構会議室で開き、新規研究案件や継続研究案件を審議した。
 新規研究案件は、神鋼環境ソリューションと同機構による「トータルエネルギーシステムとしての汚泥減量化技術に関する共同研究」で、研究期間は今年12月まで。汚泥焼却炉やガス発電の廃熱などを汚泥減量化設備に利用した場合のシステム全体のエネルギーと費用の削減効果をケーススタディで検証し、エネルギー回収技術と汚泥減量化技術を組み合わせて自治体が導入を検討する際に参考となる事項などを整理する。研究成果は技術マニュアルとしてとりまとめる予定。

BOPビジネスをテーマに
 日本水フォーラムが事務局を務めるBOPビジネス実行委員会(委員長=山田雅雄・中部大学客員教授、中部フォーラム顧問)は、3月12~17日にフランス・マルセイユで開催される第6回世界水フォーラムの公式行事の一つとして、BOPビジネスに関するサイドイベントを開催する。

安全管理に規格必要/下水再生水利用の北東アジア協力会議
 国土交通省と中国紫外線消毒協会、韓国上下水道協会は11日、北九州市小倉北区の北九州国際会議場で「第3回都市における再生水利用に関する北東アジア協力会議」を開いた。前日に開催されたワークショップでは、3国の専門家らが下水再生水の安全管理の重要性について認識を深めた。続く同会議では、食品の安全管理の考え方をもとにした下水再生水利用の安全管理システムと、下水再生水の処理ランクごとの水質表示規格に関する国際規格について日本側から提案を行い、水質を含む安全管理規格作成の必要性について3国間で認識を共有した。次回会合に向け、さらに具体的な検討を進める。

水道創設100周年式典開く/京都市上下水道局
 京都市上下水道局は22日、京都市左京区の京都会館で水道創設100周年記念式典を行った。同式典には水道関係者や市民ら約1600人が出席し、100周年ロゴマークの発表や、さかなクンのトークショーなどを行い、100年の節目を盛大に祝った。

ガスロック対策など充実/タクミナ
 タクミナは2月2日、次亜塩素酸ナトリウム注入専用ポンプ『DCLPW』『CLPW』の両シリーズ、および同ポンプと多機能タンクを組み合わせた薬注システム『PTSシリーズ』を発売する。次亜注入専用機の抜本的なリニューアルは10数年ぶりで、ガスロック対策が強化されたほか、消費電力を最大55%削減するECOモードが搭載されるなど、ユーザビリティが大幅に改善した。

250人が集い盛大に/赤川正和氏の叙勲祝賀会
 元・東京都水道局長、元・日本水道協会専務理事の赤川正和氏の叙勲(瑞宝中綬章)を祝う会が24日、東京都内で開催された。
 会には東京都や日水協関係者をはじめとする約250人が出席し、水道界を中心に活躍した赤川氏の功績を再確認した。

汚泥処理方式を民間公募に/京都府流域下水道
 京都府文化環境部水環境対策課・京都府流域下水道事務所は、桂川右岸流域下水道洛西浄化センターの汚泥処理方式に関し、民間提案を募集する。
 京都府では洛西浄化センターの更新にあたり、委員会を設置して検討を進めてきた。汚泥処理技術については、技術革新が著しい分野であるため、今回、広く民間からの汚泥有効利用に関する提案を公募することにした。

参加募集を開始/水道人囲碁大会
 第37回関東全水道人囲碁大会(主催=日本水道工業団体連合会、後援=日本水道協会・水道産業新聞社ほか)が2月25日(土)10時30分から、東京・市ヶ谷の日本棋院で開催される。参加費は4000円(昼食費含む)。申込締切は2月13日(月)。
 申し込み・問い合わせは、関東全水道人囲碁同好会事務局(日本水道工業団体連合会内)TEL03―3264―1654、FAX03―3239―6369まで。

2月24日に講演会/WETシステム研究会
 生物を用いた排水管理手法である「全排水毒性試験(WET)」の具体的・効率的な運用方法などを調査・研究しているWETシステム研究会は、2月24日に東京都新宿区の日水コン本社で講演会を開く。全体テーマは「生物を用いた排水管理手法に関する最新事情」で、国立環境研究所環境リスク研究センターの鑪迫典久氏が「WETに関する国内外動向と技術的知見」、三菱化学メディエンスの新野竜大氏が「生物毒性試験方法の概要と結果」と題して講演する。

企業長に前濱氏/長浜水道企業団
 長浜水道企業団では清水新一・企業長が任期満了で退任し、1月29日から新企業長に前濱直樹・局長が就任した。
 前濱氏は昭和51年に長浜水道企業団に採用され、工務課参事、工務課長、局長を歴任した。昭和29年2月1日生まれ。