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2011年(平成23年)  6月  6日(第4662号)






復旧・復興への支援求める/日水協常任理事会
 日本水道協会は2日、第179回常任理事会を協会会議室で開き、平成24年度水道関係予算についての要望案と、東日本大震災で被災した水道施設の復旧・再構築に対する財政支援強化についての要望案を承認し、終了後には政府や民主党に対して要望活動を実施した。また、来年の全国水道研究発表会の開催地を松江市に決定したほか、被災地を代表して東北地方支部長都市の仙台市、関東地方支部長都市の横浜市から、日水協を中心としたこれまでの支援に対する感謝の挨拶が行われた。

上下水道の電力使用制限緩和について/直嶋正行民主党電力需給問題PT座長に聞く

 経済産業省は5月25日、今夏の電力使用制限の具体的内容を公表し、上下水道については「制限緩和」として削減率5%となり、さらに、降雨による増水を大量に排水する際の下水道・排水機場は「適用除外」として使用制限がかからない措置がなされることになった。これも官民を挙げて上下水道の重要性を訴えてきた関係者の努力によるものだ。本紙では民主党電力需給問題対策プロジェクトチーム座長である直嶋正行・参議院議員(元経済産業大臣)に、電力需給対策の目的や上下水道が制限緩和・適用除外の対象になったことへの評価などを聞いた。
 ―今夏の電力需給対策の目的について。
 直嶋 東日本大震災では、地震や津波による被害はもちろんですが、原発事故の影響もあり東京電力や東北電力の電力供給力が減少しています。東電では施設の復旧などに努めており、現在のところ、今夏の供給力は5520万KW/日から5620万KW/日を見込んでいます。しかし、昨夏の電力需要のピークである約6000万KW/日と比べると少なく、仮に電力使用を控えないと、大停電などの混乱を招くことになります。
 大停電を起こさないため、そして、夏場に計画停電を実施しないためには、電力使用量の15%削減は必要なことなのです。すべての国民の協力を得て進めていきたいと考えています。

水循環基本法案の早期上程を
 水制度改革国民運動推進委員会(代表=稲場紀久雄・大阪経済大学特任教授)は5月20日、水制度改革議員連盟(代表=中川秀直・衆議院議員)や民主党水政策推進議員連盟(会長=川端達夫・衆議院議員)などに対し、水循環基本法案を今国会に速やかに上程するよう緊急要請を行った。

理事長職を初公募/JS
 日本下水道事業団(JS)は、理事長、理事(経営企画担当)、監事(非常勤)を公募する。曽小川久貴理事長などの任期満了によるもので、公募による理事長、監事の選考は、今回が初めて。募集は各1名で、応募の受付期間は22日まで。
 選考は、1次が書類選考、2次は面接審査による。任命手続きは、外部の有識者からなる選考委員会の審議を経て、理事長と監事については、理事会で選任し、評議員会の議決後、国土交通大臣の認可を経て決定する。理事については、選考員会の審議と評議員会の議決後、国土交通大臣の認可を経て、理事長が任命する。

水道工学研修受講者を募集/国立保健医療科学院
 国立保健医療科学院は9月20日から10月28日まで「短期課程水道工学研修」を開催する。現在、受講者を募集している。水道水の安定供給とその安全性・快適性の向上を図るため、水道工学などに関する最新の専門知識と技術を養うことを目的にした研修で、水道界の第一線で活躍している講師陣から指導を受けることができる。

千葉工大が吉村GWJ代表招き14日に講演会
 千葉工業大学は14日、吉村和就・グローバルウォータ・ジャパン代表を講師に迎え講演会を行う。「すべて水の姿となって現れた大震災以後の日本」と題し、大津波による上下水道の被害状況と復興・復旧対策、原発の冷却水喪失による放射能汚染とその汚染水対策、新しい国作りへの提案などが示される予定。
 時間は午後2時30分から4時まで。参加費は無料。問い合わせは同大学工学部の瀧和夫教授(電話・FAX共通047―478―0452、Eメールtaki.kazuo@it‐chiba.ac.jp)まで。

水の海外展開へ連携協定/埼玉県企業局・前澤工業
 埼玉県企業局と、県内に本社を置く前澤工業が水・インフラの海外展開で連携する。官民連携方策を検討したり、調査や助言を行うなど相互協力する。アジアをターゲットにした国際技術協力を通じて県内経済の活性化や、海外で技術を培うという人材開発の面も期待したいという企業局の思惑と、膜を使ったハイブリッドシステムの提供など上下水の水処理分野でこれまでに培った技術の特性を生かした海外展開を図りたい前澤工業、両者の方向性が一致した。

石巻市で緊急用セラ膜装置稼動/メタウォーター
 緊急水処理用として石巻市内に設置されたメタウォーターのセラミック膜ろ過浄水装置が、5月31日、本格稼動を開始した。水道技術研究センターの仲介により石巻地方広域水道企業団に提供されたもの。同企業団の給水区域は東日本大震災で津波により大きな被害を受けたが、水道システムの早期復旧に大きく貢献する動きとして、地元から歓迎の声があがっている。

復旧方針検討委員会を設置/仙台市建設局
 仙台市建設局は東日本大震災により壊滅的な被害を受けた南蒲生浄化センターの復旧方針を検討するため、学識経験者による委員会を設置する。第1回目の会合を14日に開く。8月末ごろまでに3回程度の開催を予定しており、施設の改築や津波対策のあり方などについて検討する。

監視映像を無線送信/岩田エレクトリック
 セキュリティ機器メーカーの岩田エレクトリック(本社=東京台東区、岩澤正幸社長)は無線監視カメラ「ナイトウォッチャーPRO」を7月後半から販売する。カメラから約200m離れたモニターに映像を無線送信することが可能だ。カメラとモニター間のケーブルが不要なことから、機器が入り組む上下水道施設内でも、設置に手間がかからず工事費用を大幅に低減できる。

節電対策率先して/東京都下水道局
 毎年6月を「浸水対策強化月間」と定め施設の点検や浸水対策の重要性を訴える住民PRなどを重点的に行うことにしている東京都下水道局は1日の始業時間、強化月間スタートにあたり“出陣式”を開いた。

交付金の直接交付を/全国水企関東総会
 全国水道企業団協議会関東地区協議会の第18回総会が1日、東京のホテルルポール麹町で18団体、約40名が参加して開催された。注目の会員提出問題は「地域自主戦略交付金の一部事務組合への直接交付について」。全会一致で全国総会に上程されることになった。

大震災で本社を移転/中川ヒューム管工業
 中川ヒューム管工業は5月16日、東日本大震災により本社を茨城県土浦市真鍋1―16―11延増第三ビル8階に移転した。電話(029―821―3611)・FAX(029―821―3620)はこれまで通り。
 また、中川ヒューム管工業社屋内にあった全国CSB工業会も移転に伴い、同社新社屋に移転した。工業会の電話番号は、029―821―3611で、FAX番号は029―824―7035。

本部を下水協のビルに移転/日本SPR工法協会
日本SPR工法協会は、本部を東京都千代田区の日本下水道協会本部ビル内に移転する。業務開始日は6月27日。
 〒101―0047東京都千代田区内神田2―10―12内神田すいすいビル4F、TEL03―5209―0130、FAX03―5209―0131

人事/クボタ6月1日
 ▽執行役員久保田(中国)投資有限公司総経理、久保田環保科技(上海)有限公司総経理、上井傑

業界団体総会
来年4月に一般社団法人へ/日本ダクタイル鉄管協会
 日本ダクタイル鉄管協会(会長=幡掛大輔・クボタ相談役)は1日、東京都千代田区のスクワール麹町で平成23年度定時総会を開いた。22年度の事業報告や23年度事業計画案など承認したほか、来年4月1日設立を目標に一般社団法人への移行手続きを進めていくことを決めた。

販促と技術革新で積極展開/日本HL上水道会
 日本ホースライニング協会上水道会の第28回定時総会が20日、大阪市淀川区の新大阪ワシントンホテルプラザで開催された。一昨年度に一旦落ち込んだ施工実績がV字回復し、さらなる普及拡大に向けた販促活動や技術研修会などに取組んでいく。

一般社団移行で、設立総会/管カメ協
 全国水道管内カメラ調査協会(略称=管カメ協、杉戸大作会長)は5月24日、東京都港区のホテルニューオータニ東京で第6回通常総会を開いた。今年4月で一般社団法人への移行が完了したことから、任意団体管カメ協の解散を決議し、現会員を新法人の社員として移行した。

目標は2000基/ハットリング工法研究会
 ハットリング工法研究会(会長=杉山好司・ライト工業取締役)は5月20日、東京都千代田区のライト工業本社で第5回定時総会を開いた。
 議事では平成23年度事業計画や収支予算などを決めた。また、役員改選が行われ、杉山会長が再選された。

7月末に管工機材展を開催/東京都管工機材商業協同組合
 東京都管工機材商業協同組合(理事長=小泉久則・コーザイ社長)は23日、東京都港区の明治記念館で第64回通常総会を開いた。

住友金属鉱山の家守氏が新会長に/銅センター
 日本銅センター(会長仙田貞雄・三井金属鉱業代表取締役社長)は5月31日、東京千代田区のホテルグランドパレスで通常総会を開き、役員改選が行われ、家守伸正・住友金属鉱山代表取締役社長(日本鉱業協会会長)を新たに会長に選任した。