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2009年(平成21年)  9月  3日(第4513号)





受託建設事業費1,605億円/22年度概算要求時事業計画案/JS
 日本下水道事業団(JS)は先月31日、平成22年度予算概算要求時の事業計画案を公表した。予算額の合計は1,671億2,900万円(対前年度比1億8,800万円増)となり、ほぼ今年度並みとなっている。22年度も引き続き、地方公共団体の代行・支援機関としての役割を果たすとしている。また、研修・試験研究等に必要な補助金として、今年度と同額の8億1,300万円(国、地方公共団体2分の1ずつ)を要求した。

協力して災害への備えを/八都県市合同防災訓練
 1日の防災の日を中心に各地で大規模災害を想定した防災訓練が行われた中、関東地方の八都県市(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、横浜市、川崎市、千葉市、さいたま市)は1日、第30回合同訓練を実施した。今年度の中央会場となった川崎市の東扇島東公園には、麻生太郎首相をはじめとする政府関係者も来場し訓練を見守った。

水道管路の応急復旧訓練

麻生首相

(財)水道技術研究センター常務理事 武内辰夫/神戸・国際シンポを振り返って(4)
水道におけるアセットマネージメント
 オーストラリア連邦科学産業研究機構・上席主任研究員のスチュワート・バーン氏から、「戦略的アセットマネージメントにおける残存するサービス寿命の予測とその役割について」と題して報告があった。資産の有効的な管理の視点に立って、残存するサービス寿命の考え方の整理やモデルアプローチによる水道施設のアセットマネージメントについて解説するものである。以下にその概要を紹介する。

新規採択は名古屋市など/国交省・新世代下水道支援事業
 国土交通省は、今年度第2回の新世代下水道支援事業として3箇所を新規採択した。平成11年度の制度創設以来の採択箇所は合計278箇所となった。同制度は、良好な水環境の維持・回復、リサイクル社会構築への貢献、情報化社会への対応等の新たな下水道の役割を積極的に果たす先導的な取り組みを支援する。

ダク鉄管へ布設替え進む/日水協事務常設委
 日本水道協会は先月27日、第130回事務常設調査委員会(委員長=川副英二・横浜市水道局副局長、副委員長=楞川議郎・大阪市水道局総務部長)を開き、11月の堺総会での委員長報告などについて審議した。また、▽平成19年度水道統計経年分析▽新型インフルエンザ対策▽新JISメータの導入に伴う水道料金等への影響▽広報用リーフレットの発行―について事務局から報告された。7月の人事異動に伴って、副委員長に森祐二郎・東京都水道局総務部長が互選された。

下水道機構藤木所長が講演/水道サロン
 水道技術研究センターは先月25日、第98回水道サロンを東京都港区の虎ノ門電気ビルで開き、藤木修・下水道新技術推進機構下水道新技術研究所長が「下水道のアセットマネジメント」と題して講演した。

“安全でおいしい”継続/日水協
 日本水道協会は平成18年10月から今年3月まで行った「安全でおいしい水道水推進運動」で設けていた協会ウエブサイト内の専用ページをリニューアルする方針だ。運動自体は昨年度末で終わったが、運動の趣旨は水道界を挙げて今後も訴えていくべきとの考えがある。また、マスコミや事業体からの問い合わせも多く、運動終了後もホームページの更新は続けていた。

迅速に水道管を応急復旧/都の合同防災訓練
 8月30日、東京都・世田谷区・調布市合同総合防災訓練が行われた。訓練のテーマは発災時における「連携」の強化と「地域防災力」の向上。
 調布会場では、東京都水道局と調布市水道工務課が、破損により漏水した水道管の応急復旧作業を行った。また東京都水道局は給水車による応急給水訓練などを行った。応急給水訓練に参加した市民の多くはその水を飲み「本当においしい」と局職員に語った。それに対し、局職員は給水車に積んだ水は普通の水道水であること、また高度浄水処理を行っていることを説明すると「水道水も変わったわね」と顔をほころばせていた。さらに耐震管(NS管)模型を展示し、耐震管の仕組みを紹介したほか、給水袋の配布などを行った。

漏水した水道管を応急復旧

予算概算要求額は2394億円/水資源機構
 水資源機構は8月31日、平成22年度予算概算要求を発表した。
 予算概算要求額は、対前年度比4.1%増の2,394億円。そのうち、ダム等建設事業は、429億円(対前年度比15.9%増)で、用水路等建設事業は244億円(対前年度比16.3%増)を要求。またダム等の特定施設31施設の管理業務は、253億円(対前年度比1.5%減)で、水路等施設20施設の管理業務は151億(対前年度比5.3%増)となった。事業別実施内容をみてみるとダム等建設事業では、思川開発では、転流工工事、導水路工事、付替道路工事を行うとともに、ダム本体工事に着手する。滝沢ダムでは、貯水池斜面対策工事を完成させるほか、必要な観測等を実施する。

JR駅前に水飲み場設置/岡山市水道局
 岡山市水道局が6月から設置工事を進めていたウォーターステーション(水飲み場)がこのほど、JR岡山駅東口広場に完成した。1級河川・旭川(表流水・伏流水)と地下水のブレンド水を三野浄水場で処理し、電動式冷水器で水温5度に設定。同市では同駅西口広場にも設置を予定しており、総事業費は約850万円となっている。
髙谷市長や酒井管理者らが除幕

排水管を雨水管に誤接続/JR東日本幕張車両センター
 JR東日本千葉支社の幕張車両センターのトイレ等の排水管が公共下水道(雨水管)に誤接続されていたことがわかった。
 同社は、管内の建物排水設備を自主的に調査実施したところ、8月27日に誤接続を確認。8月28日に千葉市下水道局に連絡し、是正工事について協議を行い、28日から誤接続していた排水設備の排水を汚水の排水系統に接続する工事を行った。30日には改善工事を完了したという。

元気!岩手紫波地区水道事業協議会/ルポ
 岩手紫波地区水道事業協議会は8月27日、28日に平成21年度第4回研究会を開催した。過去にも同協議会に招かれ講師を務めたことがある国立保健医療科学院の伊藤雅喜・水道計画室長が今回は膜ろ過について講演。また紫波町、滝沢村の水道施設を視察し、伊藤室長が2日間にわたり技術アドバイスを行うなど内容の濃い研究会となった。本紙では以前からこの協議会を追っており今回もみっちり取材した。
紫波町の赤沢浄水場

横浜中華街で打ち水/横浜市
 横浜市水道局、地球温暖化対策事業本部、安全管理局、中区役所は8月13、14日の2日間、横浜中華街発展会協同組合と協力し、横浜を代表する観光スポットである横浜中華街の中華街大通りと関帝廟通りで打ち水を行った。市の職員や浴衣を着た中華街の組合員、飛び入り参加の観光客が柄杓で水を撒くと地表面の温度は約5度低下し、辺りに涼風が吹いてきた。
 なお、打ち水に使用した水は、中区内で湧き出ている「打越の湧き水」や賞味期限切れの災害対策備蓄用水缶詰で、2日間で約800リットルを使用した。

水道あしすとが実地研修/大阪府水道部
 大阪府水道部はさきごろ、同府和泉市の南部水道事業所で大阪府水道部災害時支援協力員制度(水道あしすと)の実地研修会を実施した。
 水道あしすとは、水道事業体での知識や経験を有するOBを中心に平成16年に発足。大阪府内で震度6以上の地震が発生したり、大規模漏水事故などで府の要請があれば、浄水場や水道事業所に参集し、被害状況の情報収集や応急給水活動などを行う。現在の登録人数は71人となっている。

JICAの水道技術研修を受入/仙台市水道局
 仙台市水道局は平成21年JICA集団研修「水道技術者」コースの受け入れを行った。研修は、札幌市水道局が受け入れる水道技術研修の一環として、仙台市水道局の水道施設で浄水処理実習を行った。

下水道科学館でこども教室/大阪市
 大阪市建設局は8月19日から2日間、「2009年下水道科学館夏休みこども教室」を開催した。下水道が果たす役割を学ぶ参加体験型の催しで、親子連れを中心に両日合計で約720名が来館した。水質実験教室では模型による下水処理の仕組みの説明をはじめ、活性汚泥中の微生物観察、活性炭や凝集剤を用いた水質実験などが行われた。

処理場見学や水質実験/堺市上下水道局
 堺市上下水道局は8月8日、第4回夏休み親子下水道探検隊を同市中区の泉北下水処理場で開催した。講演「下水道のしくみと役割」や処理場見学、水質実験などが行われ、親子連れら約50名が参加した。
 見学は下水処理工程と中央監視システムで、施設の役割や集中監視の重要性などへの理解を求めた。

水コン協・アセットマネジメント講習会スタート/厚労省の手引き策定受け
 全国上下水道コンサルタント協会本部・各地方支部は「水道のアセットマネジメントに関する講習会」を全国7会場で展開している(厚生労働省健康局水道課、日本水道協会後援)。厚労省が「水道事業におけるアセットマネジメントに関する手引き」を策定したことを受けてのもので、先陣を切った8月26日の大阪会場(大阪市北区・天満研修センター)、翌27日の東京会場(東京都港区・麻布区民センター)には周辺地域の水道事業体職員を中心にそれぞれ定員一杯の250名、230名が出席し、アセットマネジメントに対する水道界全体の関心の高さをうかがわせた。

液状化浮上抑制に期待/全国プレホール工業会
 富山県高岡市発注の木舟汚水枝線第6号工事で、全国プレホール工業会が開発を進めていた液状化浮上抑制型マンホールFCプレホール(FCはFloat Cutの意)が採用され、同製品における第1号がこのほど施工された。
 現場は、高岡市福岡町木舟地区で、立山連峰からの伏流水が豊富で地下水位は約1~1.8メートルと非常に高い。そのため、深さ3.5メートルのウェルポイントを約1メートル間隔に設置して地下水を汲み上げている。それにより掘削したマンホールの設置箇所はドライな状態で、通常のマンホール設置と施工状況とほとんど変わらず施工が終了することができた。

水道産業界も環境対策を/マンホール蓋関連3団体合同夏期研修会
 日本グラウンドマンホール工業会、水道用鉄蓋工業会、日本レジン製品協会は24日、東京都台東区の東天紅で3団体合同夏期研修会を開いた。前厚生労働省水道課長で日本環境協会専務理事代行、全国地球温暖化防止活動推進センター事務局長の山村尊房氏、下水道新技術推進機構研究第一部長の森田弘昭氏が講師を務め、それぞれ「環境問題を考える」「まちづくりと下水道」と題して講演した。

塩ビライニング鋼管リサイクル協会会長(WSP小径管部会長) 佐藤知道氏に聞く
 今年4月に塩ビライニング鋼管リサイクル協会会長、日本水道鋼管協会(WSP)小径管部会長に就任した佐藤知道氏(JFEスチール鋼管営業部長)に、協会の活動状況と展望、さらにWSP小径管部会を取り巻く市場動向などを聞いた。

SZ工法で研修会行う/パルテム技術協会
 パルテム技術協会は24、25日の両日、埼玉県川口市の芦森エンジニアリング東京事業所で「パルテムSZ工法技能研修会」を開き、工事を施工する実務担当者が穿孔作業などを行った。また、日本下水道協会や他工法団体の担当者なども研修会を見学した。

相談業務を開始/ 小水力開発支援協会
 小水力開発支援協会は、環境省委託業務の一環として、小水力発電技術や発電所建設に関する手続きなどの相談業務を開始した。相談窓口はTEL(03-6310-2122)、FAX(03-5940-2374)、電子メールinfo@jasha.jpまで。

武島常務が社長に/三水コンサルタント
 三水コンサルタントは26日、役員人事を行い代表取締役社長に武島一典・常務取締役総務部長が就任した。また、山内廣司・執行役員西日本事業本部長兼大阪支社長、山﨑義広・執行役員東日本事業本部長はそれぞれ取締役に就任した。なお、中村葵・代表取締役社長は顧問に就いた。
 【武島社長略歴】昭和47年関西学院大学法学部卒業後、メーカーを経て平成7年3月三水コンサルタントへ。中部事務所所長、東京支社営業部長、本社総務部長、取締役総務部長、常務取締役総務部長を歴任。昭和23年7月生まれ、61歳。

カナダで技能五輪始まる/配管は小田孝久氏が出場
 第40回技能五輪国際大会が1日から6日までカナダ・カルガリーで開かれている。これに先立ち、8月28日には東京で日本代表選手出発前記者会見が行われ、青木豊団長(中央職業能力開発協会理事長)が意気込みを語った。日本からは40職種45名が出場。配管職種では新潟市・千代田設備第5事業課所属の小田孝久氏(21歳)が日本代表として出場する。

日本ノリット/8月3日
 ▽代表取締役社長兼CEO北東アジアパシフィック代表(GE Water&Process technologies日本代表)森一
 【森社長略歴】昭和31年生まれ、京都大学法学部卒。伊藤忠商事、日本ポールなどでエネルギー、水ビジネスに携わる。

東京営業所を移転/角田鉄工
 角田鉄工は8月31日付で、東京営業所を左記の住所に移転した。
 〒101-0047東京都千代田区内神田1丁目5番6号、TEL03-5577-6604、FAX03-5577-6605