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2008年(平成20年) 11月  6日(第4444号)





専務理事に瀬戸氏を選任/工水協第50回通常総会
 日本工業用水協会は先月28日、都内で節目となる第50回通常総会を開催し、約170人が参加した。日本の産業を支えて半世紀。日本が発展出来たのも工業用水道のおかげと言っても過言ではない。全国的に需要が伸び悩み施設の老朽化など課題が多い工業用水道事業だが、重要なインフラとしての役割は変わらない。総会では専務理事に瀬戸和吉氏が選任されたほか、平成21年度事業計画や収支予算案を承認。また、経済産業大臣賞5名、会長賞112名が表彰された。

豊中市で35都市が参加/下水道研究会議総会
 一般都市の下水道担当部局長で構成される下水道研究会議(代表幹事=金井愼司・横須賀市上下水道局施設部長)の平成20年度分科会・総会が30日、31日、豊中市で35都市が参加して開かれた。会議では国土交通省の岡久宏史・下水道事業課長らを迎えて、各都市共通の課題である1.改築更新・地震対策2.経営の健全化について意見交換が行われ有意義なものとなった。

下水道監視手法など検討/国交省
 国交省下水道部は下水道施設の水系リスクに対する管理のあり方について検討を始めた。公共用水域に排出される多種多様な化学物質などが生態系や人の健康に影響を与えることが懸念されていることから、下水道として策を講じようというもの。検討会を設置して、水系リスク低減に向けた下水道の監視手法や関係部局との連携などを検討していく。年度内に3回の検討会を予定している。

管渠工事 安全対策の説明会/12月に東京と大阪で
 全国上下水道コンサルタント協会と日本下水道管路管理業協会、下水道新技術推進機構は12月に「局地的な大雨に対する下水道管渠内工事等安全対策に関する説明会」を東京と大阪の2会場で開催する。
 東京会場(定員700名)は12月1日に九段会館、大阪会場(定員300名)は12月9日に大阪科学技術センターで、ともに13時から開講する。参加費は無料。
 申し込み方法は、11月20日までに日本下水道管路管理業協会事務局にFAX(03-3865-3463)で。

20年度JS表彰を発表/前田氏ら功労者
 日本下水道事業団(JS)は20年度のJS表彰を発表した。11月1日の創立記念日にあわせて毎年行っているもので、優良工事表彰は13件、優良設計表彰は2件だった。
 JSの事業の発展に貢献した個人・団体に贈られる功労者表彰は田中透氏(前・札幌市水道事業管理者)、前田正博氏(前・東京都下水道局長)、香林仁司氏(前・横浜市環境創造局担当理事)ら19人だった。
 表彰式は7日にJS本社で行われる。

幡掛会長を再任/下水協参与会
 日本下水道協会の第25回賛助会員参与会が10月30日、ルポール麹町で開催された。議事では、会長の選任を行い、幡掛大輔・クボタ社長を再任したほか、参与の改選を行った。また、来賓の松井正樹・国交省下水道部長が来年度の下水道事業の概算要求の重点事項を説明した。
 さらに、協会支部会員の見直しについての検討報告が行われ、賛助会員は本部のみ加入に改める予定となった。

理事会で評議員を選任/下水道機構
 下水道新技術推進機構は10月28日、第34回理事会を開いた。議事では評議員の選定や先般公表された「局地的な大雨に対する下水道管渠内工事等安全対策の手引き(案)」の説明を行った。
 なお、評議員には17名が選任された。

追塩設備導入で残塩濃度低減/東京都水道局
 東京都水道局は「安全でおいしい水プロジェクト」の一環として、カルキ臭の原因の一つである残留塩素の低減に取り組んでおり、給水所への追加塩素注入設備の設置を進めている。今年7月からは第二板橋給水所で同設備の運用を開始しており、その結果、同給水所などから給水する区域で残留塩素が平準化し、同給水所に送水している三園浄水場出口や同浄水場の直配区域の残留塩素を低減することができた。同局では、平成21年度までに同給水所以外の7給水所に同設備を導入する予定だ。

新潟東港水道事業を民営化/募集要領は6日に公表
 新潟県と新潟市、聖籠町、3自治体が構成団体となっている新潟東港臨海水道企業団は、新潟東港臨海水道事業の民営化に向けて、民間事業者から民営化事業計画を募集する。提案者の中から最も優れた提案をした事業者を優先交渉権者として選定し、官民協働で詳細な事業計画を策定し、東港水道事業を民営化する。募集要領は6日に公表する。

福島 正 光市水道事業管理者に聞く
 山口県光市の水道事業は昭和23年11月に給水開始し、現在は第4次拡張事業を推進している。最近では24年振りの料金改定、自前での「ひかりかがやく水のまち~光市水道光合成プラン~」(光市地域水道ビジョン)の策定など、その取り組みに注目が集まっている。そこで、本紙では福島正・同市水道事業管理者に水道事業の現状、「光合成プラン」の概要などを聞いた。

合同研修会を開催/企業団協広水協
 全国水道企業団協議会と広域水道事業推進連絡協議会はさきごろ、東京・市ヶ谷の水道会館で合同研修会を開催した。日本水道協会の松明淳・調査部長や西野二郎・水質課長が講演を行ったほか、総務省公営企業経営企画室の森弘樹・課長補佐が「水道事業の現状と課題」と題して講演した。

ダイエットレシピ審査/東京都下水道局
 東京都下水道局はこのほど、東京駒込の香川栄養専門学校で、オイルボールの原因となる油を減らした「ダイエットレシピコンテスト」の2次審査を行った。書類選考を通過した11レシピをおいしさや見た目、普及性の観点から審査した。
 今回で2度目となる同コンテストだが、都区だけでなく、全国からレシピを募集したことから2,935件(昨年は112件)の応募があった。入賞者は今月中旬に発表し、12月6日に表彰式を行う。

局長が管工機材展を視察/東京都水道局 東京都下水道局
 10月24日、東京都の水道局長、下水道局長が管工機材・設備総合展(東京都管工事工業協同組合主催)を視察した。
 展示会には、給排水設備機器やバルブ、パイプポンプなどのメーカー・商社(166社)とともに両局もブースを出展。両局長は各社の各種製品の説明を受けるとともに、局職員を激励した。

高知市内で事務講習会/日水協中国四国地方支部
 平成20年度日本水道協会中国四国地方支部事務講習会が10月2日から2日間、高知市の高知県市町村職員共済会館で開催された。今回は「水の世紀」など3題の講演が行われ、会員事業体から約60名が出席した。

秋まつりに1000人来場し賑わう/横浜市水道局菊名ウォータープラザ
 横浜市水道局は10月4日、同局菊名ウォータープラザで「秋の菊名ウォータープラザまつり」を開き、家族連れなど約1千人が来場した。小学生が参加した「水」をテーマにした絵画展の展示や、水道管の修繕実演、ミニバス・ミニパト乗車会、消防服試着会、水まわり品の販売、各種水道ゲームなど、数多くの企画が行われた。

水源涵養事業が10周年/広島市水道局
 広島市水道局の水源涵養モデル事業が今年で10周年を迎えた。水道創設100周年を記念するシンボル事業として、水源の太田川源流域の森林を取得し、平成10年度から森林保全活動や自然体験学習などを行ってきた。
 10月12日には「太田川源流の森10周年記念事業」が現地で行われ、同市の給水区域内(3市町)および上流域の住民、同市水道局職員ボランティアら約120名が参加し、植林活動に取り組んだ。

みずがめだより/水資源機構
 吉野川水系では、渇水が続いています。香川用水に建設中である調整池の試験湛水が延期されていましたが、台風や前線等で降雨があり、9月19日より3回の取水制限一次解除がありました。この取水制限一次解除期間と10月24日以降、取水制限中に試験湛水を実施し、10月29日に、貯水率75.8%に到達しました。ご心配をおかけいたしましたが、11月中旬には満水の72.7メートルに達する見込みです。今後も来春の運用開始に向けて試験湛水を継続してまいります。

包括委託業務へ本格参入/フジ地中情報
 フジ地中情報(柳瀬隆三社長)はこのほど、創業以来約40年にわたり蓄積した管網維持管理の技術をベースに、水源から蛇口までの水道事業全般にわたる包括的な委託業務の受託に参入することを明らかにした。

連続脱水システムを開発/奥村組
 奥村組は「奥村式スラリー連続脱水システム」(以下「連続脱水システム」)を開発し、大阪府流域下水道の下水管渠築造工事に採用した。泥水式シールド工法の2次処理として、下水道に初めて適用。設置面積の縮小化や余剰泥水の減容化・再生利用が促進でき、低コストかつ効率的な脱水処理方法として注目を集めそうだ。

下水汚泥からリン回収を/循環のみち研究会
 日本下水道施設業協会・下水道循環のみち研究会は4日、東京新川の馬事畜産会館で第6回セミナー「地域に根ざした下水汚泥からのリン回収システムの構築(講師=後藤幸造・岐阜市水道事業及び下水道事業管理者)」を開いた。

鉄管類の値下げも検討/クボタ
 クボタは5日、鉄管類(直管・異形管・接合部品)について、値下げも視野に価格改定の検討を開始したことを明らかにした。
 中国やインド経済の急成長による世界的な鉄鋼製品の需要増加の影響を受け、ダクタイル鉄管の主原料である鉄スクラップ及びコークス価格が急騰。これを受けて同社は今年度に入り6月と8月の二度にわたり値上げを実施してきた。
 しかし、昨年から過去に例がないペースで上昇を続けてきた鉄スクラップ価格は、ここ数カ月で大きく下落している。

清水氏に藍綬褒章/秋の叙勲褒章
 政府は08年秋の叙勲・褒章の受章者を発表した。叙勲は元東京都管工事業協同組合連合会副会長の荒木嘉男氏が旭日双光章を受章したのをはじめ、合計4,030名が受章。また褒章は元キッツ社長の清水雄輔氏が藍綬褒章を受章したのをはじめ761人・28団体が受章した。

新型スキャナー発売/キヤノンMJ
 キヤノンマーケティングジャパンは、企業や官公庁を対象にキヤノン電子製のドキュメントスキャナー「イメージフォーミュラシリーズ」の新製品として、両面原稿を高速で読み取ることができるフラットベッドモデル「キヤノンイメージフォーミュラDR―7090C」と、堅牢性を高めたコンパクトモデル「キヤノンイメージフォーミュラDR―3010C」を10月下旬より発売する。

賛助会員の管材値上げ動向/東京管工機材商業協同組合
 東京管工機材商業協同組合はこのほど、管工機材関係の製品値上げ情報を組合員に伝えるサービスを開始した。賛助会員であるメーカーに通知してもらった製品値上げに関する文書を全組合員と東京都管工事工業協同組合事務局にFAXで送付する。7月上旬から現在まで21社が値上げを通知している。メーカーによっては製品種目、値上げ幅を公表していないところもある。

ブレーカの販売強化/ハスクバーナ・ゼノア
 ハスクバーナ・ゼノア(本社=川越市、青柳一博社長)は、上下水道工事分野に対してエンジン式コンクリートブレーカ「ビーカンCB4410」の販売を強化する。
 同製品は、独自のフリーピストン方式と空気圧縮により強力な打撃力を実現。動力源の必要がなく、ホースやコードなどの延長の必要がないため、高い機動性を発揮する。

初の技術セミナー開く/伊藤鉄工
 排水用鋳鉄製品メーカーの伊藤鉄工(本社・埼玉県川口市、伊藤光男社長)はこのほど、東京千代田区の東京商工会議所で第1回IGS技術セミナーを開いた。
 同セミナーはユーザーに対する技術提案や交流を深めるのが目的で、今後も定期的に実施していく方針だ。

原・支社長ら3氏が講演/リサイクル推進機構
 特定非営利活動法人地域リサイクル推進機構の第6回講演会が9月26日、大阪市淀川区のチサンホテル新大阪で開催された。今回は3氏が「省エネ」などについて講演し、関係者ら約80名が出席した。

12月にポンプ講座/省エネセンター
 省エネルギーセンターは、12月12日10時30分から東京都中央区のベルサール八重洲で省エネルギー技術講座「ポンプ設備の省エネルギー」を開く。
 同講座では、ポンプ用途や省エネルギー設計のポイントなどを紹介する。参加費は賛助会員15,750円、非賛助会員26,250円。問い合せ申込みは事務局(TEL03-5543-3182)まで。