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第4331号    7月  2日発行




第44回通常総会を開催/下水協
 日本下水道協会(会長=篠田昭・新潟市長)の第44回通常総会が6月29日、東京千代田区のグランドプリンスホテル赤坂で開かれた。正会員、賛助会員合わせ約400人が出席。各地方支部からの提出問題を集約、議論して「国民的要請である下水道整備を早期に計画的に推進し、21世紀の望ましい社会を創設するために」と9項目からなる総会要望を決議した。下水協はこれら要望を関係省庁に強く訴えていく。
御園氏が講演/水道サロン
 6月27日に行われた水道技術研究センターの「水道サロン」に前・東京都水道局長の御園良彦氏が登場。5月にニューヨークで開かれた「世界大都市気候変動サミット」に石原知事らと出席したことについて話した。
粘り強く要望活動を/簡水協
 全国簡易水道協議会(会長=堀次郎・北海道佐呂間町長)は6月28日に今年度第1回役員会を開催。会議後、平成20年度の政府予算編成に向けた要望活動を関係省庁に対して行った。要望事項は先の全国簡易水道大会(徳島市で開催)で決議された7項目。
大阪市水道局・大阪市水道おいしい水計画/大阪市水道局
 大阪市水道局はこのほど、「大阪市水道おいしい水計画(スマイルウォータープロジェクト)アクションプラン」(以下「アクションプラン」)を策定した。「大阪市水道おいしい水計画基本プラン」(以下「基本プラン」)の基本理念や諸施策に基づき、PR・コミュニケーションと技術の2戦略について、具体的な取り組みや実施手法を合計30項目取りまとめた。今後は全局的な推進体制を構築し、PDCA(Plan→Do→Check→Act)サイクルによる持続的な計画の推進を図るとしている。
水のミスト散布を推進/大阪市水道局
 大阪市水道局は「ヒートアイランド対策モデル事業(愛称:大阪市ミスト作戦2007)」を推進している。水道水のミスト散布により、周辺気温を低減させるもので、今年度は公共空間での普及促進に取り組んでいる。将来的には面的拡大を図り、夏場の気象環境の改善などに貢献していく。
高度浄水施設の建設進む/奈良県水道局桜井浄水場
 奈良県水道局桜井浄水場の高度浄水施設建設工事が順調に進んでいる。従来の浄水過程に生物接触ろ過を付加するもので、マンガンやアンモニア性窒素の除去、トリハロメタンやカビ臭物質の低減などを図る。平成18年1月から着工し、工期は平成21年1月までの3年間で、総事業費は約38億円。生物接触ろ過池や生物処理棟、ろ過洗浄槽・洗浄排水池などを整備し、ろ過池の敷地確保に向けた原水貯留池の改築として、原水貯水池1号池(容量9,600立方メートル)が3月末に完成した。
 なお、原水貯水池2号池(容量10,600立方メートル)は10月完成予定で、その後、生物接触ろ過池の建設に着手する。また、生物接触ろ過洗浄排水池は7月、生物接触ろ過洗浄排水池は8月から着工する。
まちかど水道相談所を開設/千葉県水道局
 千葉県水道局は6月23日、新浦安駅前で行われた浦安市環境フェアで「まちかど水道相談所」を開設した。
 この取り組みは以前から行っていたものだが、今年3月に策定した「おいしい水づくり計画」の取り組みの一環として今回から「浄水場出来たての水道水の利き水体験」を実施した。試飲に使われた水は柏井浄水場で高度浄水処理された水(残塩濃度1.05ミリグラム/リットル)。
海の見える公園が完成/横浜市環境創造局
 横浜市環境創造局が整備をすすめていた磯子第二ポンプ場雨水滞水池とその屋上を有効利用した磯子・海の見える公園がこのほど完成した。
 下部の雨水滞水池は合流式下水道を改善するための施設で、貯留量は約60,000立方メートル(幅約60メートル×長さ約100メートル×深さ約18メートル。南部処理区約2,000haに降った初期降雨3ミリ相当分を貯留する。上部の公園は面積8,300平方メートル(幅約60メートル×長さ約100メートル、地上高さは約6メートル)。また、磯子第二ポンプ場では、上部公園だけでなく、場内通路の一部をも公園として一般開放している。
尾﨑勝東京都水道局技監に聞く/就任インタビュー
 6月1日付発令の人事異動で、東京都水道局技監に尾﨑勝氏が就任した。各事業体が拡張から維持管理の時代への移行、経験豊富なベテラン技術職員の大量退職、環境問題などの課題に直面する中、本紙では尾﨑技監の就任インタビューとして、水道技術者としての思いとともに、東京水道の技術のトップとしてこれらの課題に対する考えを伺った。
フエ水道公社から研修生/横浜市水道局
 横浜市水道局は、ベトナムのフエ水道公社への技術協力の一環として、同公社から研修生4人を受け入れており、初日の6月25日には、研修生が大谷幸二郎・水道局長を表敬訪問した。
新型内視鏡カメラを開発/日本水機調査
 日本水機調査はこのほど、口径20ミリのサドル分水栓から挿入できる「サドル分水栓用不断水内視鏡カメラ」を開発、11月から販売を開始することを明らかにした。究極の軽量・コンパクト化を実現しており、調査したい箇所にサドル分水栓を設置するだけで、極めて容易に短時間に管内を調査することができる。しかも低コストを実現しており、管路維持管理の充実に貢献するツールとして普及拡大を目指す。
砺波市の浄水場にUV装置/荏原環境エンジ
 荏原環境エンジニアリングはこのほど、砺波市建設水道部湯山配水池の紫外線滅菌(UV処理)装置工事を受注した。同装置はクリプトスポリジウム対策として設置されるもので、耐塩素性病原生物対策として紫外線処理を新たに位置付けた今年3月の厚生労働省令改正、並びに今年4月より適用されている「水道におけるクリプトスポリジウム等対策指針」に沿ったUV処理装置導入の初の事例となる。
札幌市で全国初の採用/マグマロック工法NGJ型
 日本スナップロック協会が展開している、下水道管きょとマンホールの接合部分を保護するレベル2地震動対応の耐震技術「マグマロック工法NGJ型」が注目を集めている。先般、札幌市で全国で初めて採用され、同市担当者もその効果に期待を寄せている。
塩ビ管12%以上値上げ/三菱樹脂
 三菱樹脂は7月23日出荷分より塩化ビニル管及び関連製品の価格を改定すると発表した。
 改定幅は塩化ビニル管が平均12~15%以上。継手、マス、接着剤等関連製品が平均8%以上。
修繕マニュアル案で説明会/管診協
 管路診断コンサルタント協会(会長=村岡基・極東技工コンサルタント社長)は27日、大阪市西区の大阪科学技術センターに会員ら約100人を集め『下水道管路施設改築・修繕に関するコンサルティング・マニュアル(案)』説明会を開催した。
総会フラッシュ
全国管工事業協同組合連合会
 全国管工事業協同組合連合会(金子利会長)は岐阜市で第47回通常総会・全国大会を開いた。総会では役員改選が行われ、新会長に埼玉県管工事業協同組合連合会会長で全管連副会長の大澤規郎氏が就任した。
 総会後の全国大会では1.全国の組織力で前進しよう2.伝えよう、育てよう、未来につながる技能と技術3.守れ、社会のライフライン―のスローガンを採択した。

FFT工法協会
 FFT工法協会の第16回定時総会が、金沢市のホテル日航金沢で開催され、19年度事業計画などを決定するとともに、任期満了に伴う役員改選で大田祐之会長を再任した。
 このうち19年度事業計画では▽工法普及活動▽技術の研究改良と施工体制の充実―ほかの活動を積極的に実施していくことになった。また、役員改選では、大田会長のほか、益田、豊嶋副会長を再任、新理事に高野俊明・東北ターボ常務取締役が選任された。

全国さく井協会
 全国さく井協会は、東京・中央区の鉄鋼会館で第33回通常総会を開き、平成19年度事業計画などを決めた。
 平成19年度事業計画では、地下水の保全・開発並びにさく井技術の向上に関する調査・研究・開発・指導、さく井業の健全な発展及び地位向上に関する研究・指導、地下水の保全・開発に関する情報の収集及び公開、組織の拡充、ボーリングマシン取扱いなどの労働安全衛生活動の実施、会員PR・情報連絡などのためのホームページの活用、いい井戸の日(11月10日)の全国PRなどを行う。

日本インシチュフォーム協会
 日本インシチュフォーム協会(湯浅彰会長)は東京新宿区の新宿ワシントンホテルで第21回定例総会を開き、平成19年度事業計画などを決めた。また役員改選が行われ、湯浅会長が再選された。
 平成19年度事業計画では下水道分野で新商品(外圧対応型炭素繊維強化タイプ)のPR、上工水道農水分野でも新商品(内圧対応型炭素繊維強化タイプ)をPRするほか、INS―LLの改良にも取り組む。

全国LB工法協会
 全国LB工法協会の第10回総会が大阪市北区の新阪急ホテルに会員各社の代表らを集め開催された。今年度もLB、LBフラット工法の普及拡大に向けた取組みを強化することなどを確認した。
 19年度活動方針は、技術レベルの向上を図る取組みとして▽技術講習会の充実▽施工効率、多面的なコストダウンの追求―など。また、営業面では▽下水道以外の市場への拡販▽支部会の結成▽事務局と協会員間の情報連絡体制の強化▽高付加価値商品の提案、検討―などに取組むことを審議、了承した。

日本スナップロック協会
 日本スナップロック協会は、東京・麹町のスクワール麹町において第18回定例総会を開催、平成19年度事業計画など決めた。
 平成19年度事業計画では、レベル2地震動に対応できるマグマロック工法NGJ型の需要拡大をめざし、技術・営業研修会の開催、施工技能士制度の見直しなど施工技術の向上を図ることとしている。また、役員の選任では喜多島会長が再選された。

日本非開削技術協会
 日本非開削技術協会(松井大悟会長)は東京永田町の海運倶楽部で第18回通常総会を開き、平成19年度事業計画などを決めた。また、役員改選が行われ、松井会長が再選された。
 平成19年度事業計画では、地下パイプラインに関する非開削技術の発展に資するため、我が国の電力・ガス・通信・水道・下水道など関係事業部門の技術交流を促進する。また、国際非開削技術協会の加盟会員として加盟各国との技術交流を進める。そのほか、技術講演会、技術研究発表会、技術研修見学会の開催やNo-Dig2007ローマ国際会議に参加する。