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第4103号   10月 14日発行




「下水道海外情報センター」運用へ/企業の事業を支援
 下水道分野における企業の海外事業展開を支援する「下水道海外情報センター」が、平成16年度中にスタートする。情報センターは取りあえず、海外実態情報や案件情報、現地企業情報などすぐに提供可能な情報について収集し、HPで情報を提供する。将来的には企業が海外において、人的ネットワークを構築する際の支援なども視野に入れている。企業からは情報センターの早期設置が望まれていることから、既存の組織を活用し出来るだけ早く運用を開始する考えだ。
水道大学基礎講座を開催/簡水協
 全国簡易水道協議会は11月17日・18日の2日間、平成16年度水道大学基礎講座を東京・千代田区の全国町村会館で開催する。
 基調講演では石飛博之・厚生労働省水道課水道計画指導室長が「水道ビジョンとその実現に向けた施策展開」を解説するほか、元オンデオ・デグレモン・パリ本社技術部副部長の氏岡庸士氏が「世界の水道事業民営化の流れ」をテーマに特別講演を行う。
包括的民間委託でセミナー/下水協・全国4箇所で
 日本下水道協会は「包括的民間委託に関する特別セミナー」を札幌市(10月26日)、東京(10月20日)、大阪市(11月5日)、福岡市(11月2日)の4箇所で開催する。セミナーでは、包括的民間委託導入にあたっての留意事項や、標準契約モデル等について解説される。参加費用は正会員5千円、賛助会員7千円。
保健科学院水道工学部・和光市へ/18日から業務開始
 国立保健医療科学院は和光市に建設された新庁舎に移転を進めているが、水道工学部の移転が終わり、10月18日から新庁舎で業務を開始する。交通は東武東上線・東京メトロ有楽町線『和光市』駅南口より徒歩25分、又バス『税務大学校』下車徒歩2分。水道工学部は別館。住所などは次の通り。〒351-0197埼玉県和光市南2-3-6、電話048(458)6111(代表)URL:http//www.niph.go.jp
東京下水道設備協会20周年/講演会を開催
 (社)東京下水道設備協会は設立20周年を記念して、平成16年11月29日(月)16時から17時30分までの日程で、東京都新宿区の京王プラザホテルにおいて、設立記念講演会を開催する。
鉛管布設替で方策検討/日水協
 日本水道協会は9月27日、協会会議室で第1回鉛製給水管布設替促進方策検討委員会を開いた。
 厚生労働省の水道ビジョンでは、5年間で鉛管の総延長を半分にするという目標を打ち出しているが、現在残存している鉛管は需用者の所有部である場合が多く、そうしたことが布設替の障害となっている。委員会ではこうした状況を踏まえ、総合的な布設替計画の策定の方策や末端部分の布設替に対する融資制度の可能性、需用者に対する広報活動を中心に検討を重ねていく。
 最終的には来年3月の第3回委員会で報告書をとりまとめ、布設替促進方策とその運用方針を提示することになる。
専用水道への対応早急に/日水協・事務常設委員会
 日本水道協会は1日、協会会議室で事務常設委員会を開いた。委員長に小川勝彦・札幌市水道局総務部長、副委員長に岡本雅博・大阪市水道局業務部長が互選された。
 この中で、日水協で行ってきた給水区域内の専用水道についてのアンケート結果や地下水利用専用水道の拡大に関する報告書が提出され、専用水道の実態が徐々に明らかになってきた。
「水道ビジョン」でセミナー/水道技術センター
 水道技術研究センターは6・7日の両日、川崎市で第14回水道技術セミナーを開いた。
 今回のテーマは『水道ビジョンを踏まえた水道事業の新たな展開』で、講師として石井健睿・日本水道協会工務部長や、眞柄泰基・北海道大学創成科学研究機構特任教授ら識者が招かれた。なおこのセミナー受講者は水道施設管理技士のポイントが取得できる。
配管技術・技能力で講習会/日水協東北地方支部
 日水協東北地方支部は今月中旬から下旬にかけて同支部管内の各県支部ごとに「配管技術・技能力維持向上講習会」を開催する。同支部で初の試みとなる同講習会は、水道事業体職員の技術・技能力向上を図り、配管工事等の施工管理や監督業務へ反映させることを目的に実施するもの。
指定製品製造業社申請受付/横浜市下水道局
 横浜市下水道局は、平成17年度の指定製品製造業者申請受付を行う。受付期間は10月1日から29日まで。今回から機械設備の「集砂装置(ノズル式集砂装置)」と「移床式上向流ろ過装置」を指定製品に加えている。なお、既に選定された企業で申請資格要件に該当しなくなった場合は、解除届出書の提出が必要になる。
貯水槽点検が始動/東京都水道局
 東京都水道局は9月30日、「クリーンアップ!貯水槽」を開始した。これは、都内に約22万件設置されている貯水槽水道を対象に設置環境や管理状況、水質検査などの点検調査を行い、併せて貯水槽水道から直結給水への切り替えに関するPRを実施するもので、今後、平成20年度までの5ヵ年で全ての貯水槽水道の点検調査を行なう方針だ。改正水道法によって示された新たな役割を睨み、集合住宅での抜本的な水質管理向上策に乗り出したことを象徴するこの取り組みへの注目度は高い。
ポリシリカ鉄凝集剤活用へ/NPO法人PSI協会
 NPO法人PSI協会(特定非営利活動法人ポリシリカ鉄凝集剤普及協会)は8日、東京中央区のホテル・マリナーズコート東京でNPO法人設立記念イベント「PSI環境フォーラム」を開き、関係者約150名が参集した。PSI(ポリシリカ鉄凝集剤)は、その主成分から、人体や水環境への影響がなく安全性が高いと注目を集めている。同協会では、NPO法人設立を機にPSIの普及・促進を図っていく。
大阪で公共システム研開く/三菱電機
 平成16年度(第22回)の三菱公共システム研究会が8日、大阪市北区のホテルグランヴィア大阪に関西地区の上下水道関係者など約150名を集めて開催され、「ITと環境テクノロジーが生み出す“水環境ソリューション”」をテーマに維持管理、危機管理、環境分野の多様な発表が行われた。また、テーマに沿った展示実演も行われた。
安全管理研修会開く/設備協
 東京下水道設備協会は7日、東京・西新宿のモノリス29において会員、東京都下水道局職員など約60名の関係者が参加して安全管理研修会を開催、建設業労働災害防止協会(建災防)の小森薫副所長が「建設業労働安全衛生マネジメントシステム=COHSMS)」について講演した。
活性炭5~10%値上げ/クラレケミカル
 クラレケミカルは、11月1日出荷分から活性炭製品全般の価格を5~10%値上げする。
 今回の値上げの決め手となったのは、大幅な原油価格高による灯油、重油などの燃料価格の高騰。また近年、国内外で活性炭や主要原料の石炭、ヤシ殻の需給バランスが逼迫している。
盛大に創立30周年祝う/全国鑿井協会
 全国鑿井協会は7日、東京港区の虎ノ門パストラルで平成16年度臨時総会を開くと共に、同協会創立30周年記念式典、講演会、祝賀会を行った。
 記念講演会ではプロスキーヤーでクラーク記念国際高等学校校長の三浦雄一郎氏が「高く遠い夢~70歳、エベレスト登頂」をテーマに講演し、65歳でエベレスト登頂を目標にし、5年間かけて世界の最高峰へ挑んだ経験談を披露した。
水道分野でフィルトマット拡販へ/アルテックアルト
 機械商社アルテック(株)の100%出資会社で水処理機器、濾過装置を輸入販売しているアルテックアルト(株)(本社・東京、梅木義則社長)は浄水場の緩速濾過や急速濾過の前処理、下水処理場の最終放流段階で使用されている「フィルトマット」の販売を強化している。フィルトマットはイスラエル国のフィルトレーション社で開発された独創的な濾過装置で、抜群の洗浄力と高い濾過精度が特徴で、世界約60カ国に3万5千台、我が国でも約700台の実績をもつ自動洗浄濾過装置である。
既設管を新管に入替/エコセラミック管入替工法研究会
 エコセラミック管入替工法協会(山岡礼三会長)は7日、さいたま市南区でエコセラミック管入替工法の新工法である「EC―Jスーパー工法」(エクスパンディット)の実証実験を行い、良好な結果を示した。
 エコセラミック管入替工法は、管内径200ミリから600ミリ、最終的には1,000ミリまでの劣化既設管を、位置を変えずに非開削で、径を落とさずに布設替えする工法だ。昨年度は、内径200・250・300ミリの管について、1号マンホールから完全非開削で布設替えを行う「EC―ミニ工法」を開発。到達人孔から牽引する力で劣化管を破砕するもので、京都府で約80メートル施工している。