水道産業新聞社
検索  


水道産業新聞とは新聞購読のお申し込み会員サービスコーナー


今週の紙面
過去の特集一覧
バックナンバー
水の資料館
水の資料館
出版物案内
水道・下水道年鑑
関連書籍
水の広報PR
水の広報PR
水の写真コンテスト
水の写真コンテスト
上下水道製品技術紹介
水道資機材総合事典
下水道資機材・工法総合事典
リンク集
リンク集
健康のため水を飲もう
健康のため水を飲もう
会員のコーナー
意見の玉手箱
会社案内
会社案内
個人情報保護方針
採用情報



バックナンバー

第4087号    8月  5日発行




海外の水問題 国内に影響/平成16年日本の水資源
 国土交通省は平成16年版「日本の水資源」をまとめた。日本は海外から食料として間接的に多量の水資源を輸入しているため、海外の水資源に依存している状況だと報告している。主要な輸入国であるアメリカ、中国で水問題が発生していることを考えると楽観出来ない。また、日本は降水量が多いにも関わらず、一人当たりの水資源量は3,337立方メートル/年と、フランスやイラクと同程度であり、決して水資源に恵まれているとは言えない状況だと指摘している。
断減水状況をHP上で/厚生労働省水道課
 厚生労働省水道課は8月2日より、渇水時における全国の水道断減水の状況をホームページ上で公開している。水道の断減水が発生した場合、各都道府県から情報を収集し、ほぼリアルタイムで情報提供を行う。
 具体的には、都道府県ごとに水道断減水影響人口や影響水道数を表示。県名をクリックすると各県の詳細情報が見られる。
膜分離汚泥法に決定/JS共同研究
 日本下水道事業団(JS)は2日、「膜分離活性汚泥法の最適化研究」(共同研究者=三菱化工機、昭和エンジニアリング)を平成16年度提案型共同研究に決定したと発表した。民間企業からの提案型共同研究制度は、今年から始めたもので今回が第1号。また、従来からの公募型共同研究者として、新たに4課題13者が決定した。
日水協100周年盛大に
 日本水道協会は、前身の「上水協議会」が設立されてから今年で100周年を迎えたことを記念し、4日、ホテルグランドヒル市ヶ谷で記念式典を開いた。
 式典では記念講演が行われ、菊池俊三・日本水道協会顧問(元東京都公営企業管理者)、土橋芳邦・日本水道工業団体連合会会長(前クボタ代表取締役社長)、丹保憲仁・放送大学長(前北海道大学総長)の3氏が講演。日水協が日本の水道界で果たしてきた役割を高く評価し、今後の更なる活躍に期待を寄せた。
 講演終了後は懇談会が開かれ、石原慎太郎会長(東京都知事)をはじめとする水道界関係者が一堂に会し100周年を盛大に祝った。
無害化技術を公募/国交省
 国土交通省は7月20日、河川底質中のダイオキシン類分解無害化技術を公募すると発表した。最終的にはマニュアルにまとめるという。
 公募方法は国交省ホームページに掲載されている。具体的には河川環境管理財団が窓口となる。公募期間は8月31日まで。マニュアルの作成は平成18年3月の予定。
地方支部総会が終了/日水協
 日本水道協会北海道地方支部総会が7月29日に苫小牧市で開催された。これによって、7月1日に九州地方支部総会で幕を開けた、一連の地方支部総会が終了したことになる。各支部総会における会員提出問題は、事務局による調整などを経たのち、10月27日から熊本市で開催される全国総会に集結される。
16年度版環境会計を作成/川崎市水道局
 川崎市水道局はこのほど、平成16年度予算版環境会計を作成した。それによると、16年度は環境保全コスト30億円に対し、経済効果42億円、コスト対経済効果12億円となっている。
 同局の環境対策の主な取り組みは、▽位置エネルギーを利用した取水・送水・配水▽相模貯水池の浚渫による貯水池容量の回復▽水道管浅層埋設▽長沢浄水場でのISO14001認証継続―などがある。
県水お客様センター 開設/千葉県水道局
 千葉県水道局は2日、総合受付サービス窓口となる「県水お客様センター」を開設した。各種届け出や問い合わせの電話窓口を集約し一括処理するワンストップサービスを行う。これまで10カ所の各水道事務所や支所で別々に取り扱っていた事務処理を効率化する、主要事業体では初の総合サービス拠点が誕生した。
繰越欠損金解消実現へ/横浜市水道局
 横浜市水道局は昨年12月に『水道経営改革プラン』を策定して経営の健全化に取り組んできた結果、76億円あった繰越欠損金(平成13年度末)を15年度は6,600万円まで圧縮し、プランの目標通り16年度で一掃できることが確実となった。
 プラン初年度にあたる平成15年度は、61名の人員削減により約5億9千万円、事務事業見直しにより約1億6千万円の削減効果があった。
広域化支援へ要望活動/京都府営水道連絡協
 京都府営水道を受水している10市町で構成する京都府営水道連絡協議会は23日、厚生労働省を訪れ要望活動を行った。
 要望内容は、需要が伸びている京都府南部地域の水道広域化整備事業に対する財政支援の拡充など。
福山市内で実務講習会/下水協中四国地方支部
 日本下水道協会中国四国地方支部の平成16年度第1回下水道実務講習会が8日から2日間、福山市の福山ニューキャッスルホテルで開催された。講習会には会員ら約70名が参加するなか、「下水道事業における住民とのコンセンサスのあり方」など2題の講演が行われた。
下水道台帳情報HPで公開
 大阪市都市環境局は2日から、下水道管の埋設状況を示す「公共下水道台帳情報」を同局ホームページで公開している。従来、公共下水道台帳の閲覧は市役所3階「都市環境局サービスコーナー」と南港WTCコスモタワー33階「都市環境局台帳閲覧室」で行っており、平成15年度は合計約3万6千件の利用があった。
東京都公営企業管理者・水道局長 高橋 功氏/就任インタビュー
 東京都水道局は7月16日付でトップが交代、前・総務局理事の高橋功氏が就任した。高橋氏は、都庁での最初の仕事が水道局の営業部門の現場勤務で、その後、特別区や知事部局で幅広いキャリアを積み、総務局総務部長、住宅局長などの都庁の枢要ポストを歴任してきた。ここでは、高橋新局長にこれまでの経歴と局長としての抱負をお聞きした。
施工企業・現場を表彰/東京都下水道局
 東京都下水道局は7月21日、都庁で「工事施行成績優良業者」及び「工事広報板等イメージアップコンクール」の表彰式を行った。30年間以上成績が優良と認定された北立建設工業㈱など8社を表彰するとともに、工事現場のイメージアップに貢献した11企業を入賞者に選定した。
槽浸漬式膜ろ過施設を受注/クボタ
 クボタはこのほど、北海道猿払村の鬼志別浄水場向けに国内初の既設緩速ろ過池を改造した槽浸漬式膜ろ過施設を受注したことを明らかにした。1日最大給水量は1,460立方メートルで、処理方法は槽浸漬式膜ろ過方式(アルミナ系無機膜)、受注内容は膜処理施設の機械設備工事で受注額は1億6,300万円。供用開始時期は来年4月以降となる。
海外展開を開始/積水化学工業
 積水化学工業環境・ライフラインカンパニーはこのほど、管路更生事業(上水・下水、農業用水等の管路の補強再生)で米国ロサンゼルス市でSPR工法のテスト施工の開始、韓国のリフレッシュ技術㈱にSPR工法の施工実施権と更生材料の製造ノウハウ技術を供与し、同社を通じて韓国での管路更生事業の展開を図るなど、海外での展開を開始したことを明らかにした。
抗菌コンクリート研究会総会開く/副会長に豊島篤氏
 抗菌コンクリート研究会は7月28日、横浜市で第8回定時総会を開き、平成16年度事業計画などを決めた。また、役員の変更が行われ、副会長に三井鉱山の豊島篤建設資材部長が新たに就任した。
第6回総会開く/クリスタルライニング協会
 クリスタルライニング工法協会は7月28日、フォーラムよこはまにおいて第6回定例総会を開催、平成16年度事業計画など決めた。
スイオーテトラ第8号に/水道機工
 水道機工は23日、秋田県大内町から大内第二簡易水道整備事業浄水場機械設備工事を受注したことを明らかにした。特に多孔板付下部集水装置「スイオーテトラブロック」の納入は国内第8号の実績となる。
高機能ダク鉄管をPR/ダク協中部支部
 日本ダクタイル鉄管協会中部支部は7月29日、津市で同協会初の参加募集型の技術説明会を開催した。今回のテーマは「高機能ダクタイル鉄管に関する技術説明会」で、水道ビジョンで東海・東南海地震対象地域での早急な耐震管路整備が求められているため、今回はその対象地域となる三重県で開催し、県内の15水道事業体から約32人が参加した。