水道産業新聞社
検索  


水道産業新聞とは新聞購読のお申し込み会員サービスコーナー


今週の紙面
過去の特集一覧
バックナンバー
水の資料館
水の資料館
出版物案内
水道・下水道年鑑
関連書籍
水の広報PR
水の広報PR
水の写真コンテスト
水の写真コンテスト
上下水道製品技術紹介
水道資機材総合事典
下水道資機材・工法総合事典
リンク集
リンク集
健康のため水を飲もう
健康のため水を飲もう
会員のコーナー
意見の玉手箱
会社案内
会社案内
個人情報保護方針
採用情報



バックナンバー

第3968号    3月 17日発行




新世代の下水道へ政策転換/国交省
 国土交通省の社会資本整備審議会下水道・流域管理小委員会は12日、第5回会合を開き「今後の下水道の整備と管理及び流域管理のあり方」についてまとめた。今後の下水道政策についてこれまでの普及拡大の考えから大きく転換し、1.流域管理のアプローチ2.効率性の追求3.潜在的なポテンシャルの引き出し4.国際化への対応といった方向に進むよう提言。また、都市の再生が緊急の課題となっているため、災害や環境など様々な分野で貢献できる下水道からの積極的な関与を求めている。
水道水質基準で意見募集/厚労省
 水道水質基準等の見直しを進めている厚生労働省は14日、「水質管理専門委員会報告案」(水質基準の見直し等について案)をホームページに掲載。意見募集を始めた。
 報告案は、11日開かれた厚生科学審議会生活環境水道部会での意見交換を踏まえ修正を加えたもので、1.地域性・効率性を踏まえた水質基準の柔軟な運用2.水質基準の全面的な見直し3.病原性微生物対策の強化4.水質検査の質の確保5.効率的・合理的な水質検査―からなっている。
 募集期間は3月14日(金)から4月13日(日)までの一箇月間。意見の提出は郵送か電子メール(ファイルはテキスト形式)、またはFAXで。電子メールアドレスはsuisitu@mhlw.go.jp。FAXは03-3595-2368(健康局水道課水道水質管理室)。
上下工、簡水債を配分/総務省
 総務省は4日、平成14年度公営企業債許可予定額の枠配分を明らかにした。
 本紙関係分は、1.上水道事業債137億1,800万円、2.工業用水道事業39億200万円、3.簡易水道事業44億4,700万円、4.下水道事業は1,224億7,500万円―となっている。今回は追加分と補正分が含まれている。
鉛の規格改正を承認/日水協
 日本水道協会は13日、第145回工務常設調査委員会を開催し、鉛基準値の改正に伴う日本水道協会規格の一部改正を承認した。
 今回の規格改正では、品質規定の浸出性で鉛を規定している27規格のうち、基準値を変更する必要がある24規格を、厚生労働省令第138号と第139号の規定値に合わせた。
計画策定へPI実施/新潟市下水道部
 新潟市都市整備局下水道部は平成15年度からの下水道整備5か年計画を策定するにあたり、計画案を公表して住民からの意見を募るPI(パブリック・インボルブメント)を実施している。実施期間は3月5日から31日まで。国土交通省によると、把握している限りで下水道事業体が主体となって実施するPIは初めてだという。
 PIとは、施策の立案や事業の計画などを作成する過程で、関係する住民や利用者に情報を公開した上で広く意見を聴取して反映させる方式。市役所や関係出先機関、HPなどで新計画案の概要を公開して、それに対する意見を備え付けのアンケート用紙やEメールで募っている。

水源監視にOB“出勤”/桐生市
 桐生市水道局から委託を受け、桐生川ダム上流域の監視をしている「桐生市水源監視員」が、このほど昨年1年間の活動報告を行った。監視員は計21回出動し、川沿いでのポイ捨て注意など213件の啓発活動を行った。
 この水源監視員は、桐生市が平成12年に制定した「桐生市の清流を守る条例」で組織された。前・水道局長の高橋正氏をはじめ同局OBら22人で構成されている。3月から10月の間の休日を利用して出動し合計84袋分のゴミ収集や、観光客が多く集まるゴールデンウィークや夏休み期間中にゴミの持ち帰りなどを呼びかけた。
函館市で実務発表会/日水協北海道地方支部
 日水協北海道地方支部は2月13日、第42回水道実務発表会を開催した。会場となった函館市の函館パークビューホテルには実務担当者ら約100名が集まり、全18題の発表課題を討議し活発な情報・意見交換を行った。
配水池耐震補強で新工法/白石
 白石(本社・東京、白石孝誼社長)はこのほど、鉄筋コンクリート製(RC)の矩形配水池・配水槽を耐震補強・補修する「エコ・リフレ工法」を開発した。
 エコ・リフレ工法は既設コンクリート製の配水池・配水槽を補修補強する工法である。構造物(配水池の外壁)の水平方向、鉛直方向に外ケーブル方式で緊張部材を配置し、2次元的にプレストレスを導入して耐震補強を行う。プレストレス導入装置の効果的な配置により、必要部分のみに応力が付与され、他は相殺することで不必要な偏応力を残留させないようにした。
省エネロガーを開発/東光精機
 東光精機(本社・大阪府摂津市)は、電気やガス、水道などの各種エネルギー使用量を測定し、パソコンのブラウザ画面から使用量・金額の推移や目標値との比較等や電力負荷の監視・制御を行う省エネシステム「省エネロガー」を開発、このほど東京・有明の東京ビッグサイトで開かれた省エネ展“ENEX2003”に出展、注目を集めた。
活性炭事業を子会社に/武田薬品工業
 武田薬品工業は4月1日付で、同社の活性炭・保存剤事業を手がけている生活環境カンパニーを武田薬品工業の子会社である日本エンバイロケミカルズ株式会社に移行し、新会社として発足する。新会社の事業内容は活性炭・保存剤のほか、環境汚染診断薬等の製造・販売等を行う。
出展者説明会を開催/下水協
 日本下水道協会は7日、東京・千代田区の千代田区公会堂で「下水道展03東京」出展者説明会を開いた。
今回の下水道展は、7月22日から25日の4日間、東京・有明の東京ビッグサイトで行われる。出展会社・団体は387社、出展小間数は1,430小間。
雨水テーマに定例会/日本下水文化研究会
 日本下水文化研究会は7日、東京・市ヶ谷の日本水道協会で「都市生活者は雨と生活の関わりをどう考えているのか」をテーマに第27回定例研究会を開いた。
 今回の講師は同研究会代表の酒井彰・流通科学大学教授が務めた。雨水問題は行政に任され市民の関心の高いとは言えなが、定例研究会ではNPOとして、都市雨水問題の解消に向けた市民の役割とNPOを含めた協働の姿を議論した。
ISO9001取得/東京水道サービス
 東京水道サービス(株)(川北和徳・代表取締役社長)はこのほど、ISO9001を認証取得、11日に審査機関の(社)日本能率協会審査登録センターで審査登録証授与式が行われた。