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第3904号  6月10日発行




甲府市で全国大会開く/簡水協
 全国簡易水道協議会の平成14年度全国大会が6日、甲府市の甲府富士屋ホテルで約600名が参加して開催された。大会では水道未普及地域の早期解消と簡易水道の健全な運営へ向け、国庫補助金要望額の満額確保や地方交付税の大幅増額など7議案を採択。現在も全国で434万人が水道の恩恵を受けておらず、特に残された地域は布設条件が悪く多額の建設費が必要だが、簡易水道の使命の重大さと当面する課題の解決に一致団結し、より一層努力していくことが確認された。次期開催地は岐阜県。
15年度予算確保へ始動/日水協
 日本水道協会は6日、協会会議室で常任理事会を開き、平成15年度水道関係予算に対する要望事項を決めた。会議終了後、厚生労働省、総務省に陳情。日水協の来年度予算をめぐる活動が実質的にスタートしたことになる。
経年管一掃へ邁進/東京都水道局
 東京都水道局が経年管更新推進計画として立ち上げた『K0(ケイ・ゼロ)プロジェクト』が今年度から本格始動している。同局はダクタイル鋳鉄管採用以前に布設された管を経年管と位置づけ、これまでも積極的に更新事業を推進してきたが、同プロジェクトは、これらの経年管の中でも断水や渇水による影響の大きい口径400ミリ以上の残存管を対象として、その全廃を目指すもの。残存する経年管は、バックアップ機能がなかったり、河川・鉄道下の横断部など更新が困難な路線が多く、同局の取り組みが注目される。
水処理実験が本格化/横浜市水道局・西谷浄水場
 横浜市水道局西谷浄水場の水処理実験プラントにこのほど、財団法人水道技術研究センターと共同で行うクリプトスポリジウム対策の実験施設が接続された。同浄水場ではすでに4月から横浜市の実験施設が稼働しているが、これにより実験もさらに本格化する。
 同浄水場で横浜市が行っている実験は、相模湖での藻類の異常繁殖に起因する水質障害に対応し、より安定した水処理方法を模索するとともに、新しい凝集剤やろ材、代替消毒剤、排水処理方式など浄水処理技術を総合的に検討していくというもので、平成17年3月までの3年間で知見の収集を行う予定。
各地で水道週間行事
東京都水道局
 東京都水道局では、水道週間を含む6月を「水道ふれあい月間」と位置づけ、56会場で「水道なんでも相談」や「施設見学」などを実施。パネル展やクイズ、節水コマなどのプレゼント配布を行い、利用者との交流を深めた。

神奈川県営水道
 神奈川県営水道は2日、浄水場などの施設開放を行った。開放したのは寒川浄水場、谷ヶ原浄水場、イタリー水源(箱根町の水源地)の3カ所で、随時職員が施設を案内し、水質濁度の実演やビデオ放映、きき水などを行った。

川崎市水道局
 川崎市水道局は1日、川崎駅地下街アゼリアで水道フェアを実施した。会場にはテーマ別に4つのブースを設置。「水とくらし」のコーナーでは水道相談、「水を飲む」にはきき水コーナー、「水の旅」はホームページコーナーやビデオ放映、「水となかよし」には水中輪投げなどといったイベントが行われたが、土曜日とあって大勢の子供や大人が参加した。

横浜市水道局
 横浜市水道局は1日、横浜駅西口で街頭キャンペーンを行った。水源地・山梨県道志村の東富士七里太鼓の演奏やアトラクションラリー、きき水コンテスト、水道事業パネル展などに多くの市民が足を止め、清水助役、清水水道交通委員会委員長、金近局長ほか幹部職員が記念品を配布した。

日水協大阪支所
 日本水道協会大阪支所は2日、大阪市水道局の柴島浄水場一般公開にあわせて水道週間行事を開催した。同支所のマスコット“水道坊や”がブース前でPRするなか、水切りやゴミ袋などエコ関連グッズを配布し、水環境保全の大切さを訴えた。



大都市下水道主務者会議
 第98回大都市下水道(主務者)会議が20日、13大都市の主務者と国土交通省の増田・企画専門官、西・計画調整係長、総務省の齋藤・下水道事業係長兼下水道経営係長が出席して東京都・アジュール竹芝で開かれた。
(1)雨水浸透施設の計画上の位置付け(千葉市提案)と(2)汚泥焼却灰の資源化を進めるための取り組み(東京都提案)を討議した。
終了後に8万トン増/W杯日本戦
 熱戦が続くサッカー・ワールドカップは4日、日本が1次リーグ初戦に登場し埼玉でベルギーと対戦した。東京都水道局では、日本中がテレビの前に釘付けになった当日と前日の配水量(区部と多摩25市町、約530万世帯)を調査した。
 17時からの1時間では、当日の配水量は前日と比較してプラス1万5,000立方メートルの21万立方メートル前後を横ばい。18時のキックオフ後も目立った増減は見られず、一方、緩やかな増加を続けていた前日に試合開始と同時に並ばれ、その後は前半の時間帯を通じて遅れを取った。
 ハーフタイムに入ると25万立方メートルに急上昇し、前日の給水量24万立方メートルを抜いた。
 19時の試合再開後は下降線を描き、同15分には21万立方メートルに逆戻り。再び前日の後塵を拝することになった。同45分の試合終了直前には、日本中の興奮は最高潮に達したが、配水量はキックオフ後最低の20万立方メートルまで落ち込む。しかし終了の笛が鳴ると再び急上昇し、20時には前日を再逆転。その後は28万立方メートルの高水準を維持し、前日を2から3万立方メートルリードし続けた。
光硬化工法協会が発足/設立総会開く
 光(紫外線)照射による下水管更生三工法協会活動の一本化を目的に、5月31日東京・新橋の第一ホテルにおいて全国から356社が参加して「光硬化工法協会」の設立総会が開催された。会長に大岡伸吉東亜グラウト工業社長、副会長に原田康孝大林道路専務大阪支店長が選任され、インパイプ工法(Ⅰ型・Ⅱ型)、シームレスシステム工法の普及発展と技術の向上を目指すことになった。
 下水道管更生工法のうち光(紫外線)照射による更生工法はインパイプ工法とシームレスシステム工法の2工法のみがあり、工法普及は日本SPR工法協会、インパイプ工法Ⅱ型研究会及びシームレスシステム協会の3協会に分かれて展開、自治体、コンサルタント及び各協会会員から混乱と戸惑いが指摘されていた。そこで昨年来より3協会で「光」の優位性を一体化し、統一して普及活動すべく検討を重ねた末、日本SPR工法協会はインパイプ工法Ⅰ型の分離、インパイプ工法Ⅱ型研究会とシームレスシステム協会は新協会への移行を決議、このほど「光硬化工法協会」として新発足したもの。
次期計画で政策提言へ/施設協総会開く
 日本下水道施設業協会は5月29日、東京・赤坂のホテルにおいて第21回通常総会を開き、国の次期長期計画策定を視野に入れた積極的な政策提言や普及啓発活動など、今年度の事業計画などを承認した。また、役員の改選を行い小島啓示会長(明電舎)、小原敏人(日本ガイシ)・土橋芳邦(クボタ)副会長、西口泰夫専務理事を再選、依田正稔副会長(荏原)ら6名の理事を新任した。
ポリシリカ鉄凝集剤PSI/水道機工
 水道機工はこのほど、日本水道協会品質認証センターから同社の次期水処理薬品として期待の高い「ポリシリカ鉄凝集剤・PSI」が水道用薬品の認証を取得したことを明らかにした。
 同薬品の技術的基準の区分は「水道用薬品等」で、品種が「その他の薬品」に属する鉄系凝集剤としては同センターの認証登録上初めてとなる。
支部体制を決定/ダンビー協会総会開く
 ダンビー協会は五月三十日、東京高輪のホテルパシフイック東京で平成十四年度定例総会を開き、北海道から九州まで七支部を設けることを決めるとともに新会長に小西克郎クボタ建設社長を選出した。
水道展出展者を募集/水団連
 日本水道工業団体連合会は日本水道協会全国総会で併催される「神戸水道展」の出展を募集している。